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当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。

カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧 (⇒タイトルのみ表示

落雷による火災で被害を受けた諫早市立森山図書館(長崎県)の図書館ボランティア団体が、完全復旧のための支援を呼びかけ中

2016年8月の落雷により火災が発生した、長崎県の諫早市立森山図書館の図書館ボランティアグループが、完全復旧に必要な備品を寄贈するための寄付を呼びかけていることが地元紙で紹介されています。

また、すすが被るなどの被害を受けた書籍4万冊の修復作業への協力も呼びかけていることも報じられています。

火災の森山図書館 完全復旧へ 募金や本の修理の協力を 利用者グループ呼び掛け(YAHOO!JAPAN ニュース<長崎新聞>,2017/1/18)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170118-00010000-nagasaki-l42

参考:
落雷による火災で休館していた諫早市立森山図書館(長崎県)が2016年11月4日から部分開館
Posted 2016年11月4日
http://current.ndl.go.jp/node/32871

諫早市立森山図書館(長崎県)、火災により休館中:所蔵資料に被害
Posted 2016年8月10日
http://current.ndl.go.jp/node/32292

日本写真家協会、「日本写真保存センター」セミナー「時代を記録した写真原板に光を!―眠っていた写真原板を目覚めさせ、活用しよう―」を開催(2/8・東京)

2017年2月8日13時30分から16時30分まで、日本写真家協会による、page2017オープンイベント・「日本写真保存センター」セミナー「時代を記録した写真原板に光を!―眠っていた写真原板を目覚めさせ、活用しよう―」が開催されます。

以下の講演や、保存に適した包材のデモンストレーションが予定されています。参加費は無料ですが、事前申込が必要です(定員100名、申込締切1/31)

1 :「日本写真保存センターの役割」
 松本徳彦氏(日本写真家協会)
2 :「写真原板の適切な保存」
 中川裕美氏(日本写真保存センター)
3 :「写真原板のデータベース」
 河原健一郎氏(日本写真保存センター)
4 :「写真原板データベースの価値について」(仮題)
 丸川雄三氏(国立民族学博物館、日本写真保存センター)

page2017オープンイベント・「日本写真保存センター」セミナー開催のお知らせ(2月8日)(日本写真家協会、2016/12/31)
http://www.jps.gr.jp/page-2017/
http://www.jps.gr.jp/wp-content/uploads/2017/01/20170208.pdf

page2017オープンイベント セミナー開催のお知らせ(2月8日)(日本写真家協会日本写真保存センター、2017/1/6)

ふくしま震災遺産保全プロジェクト アウトリーチ事業「震災遺産を考えるⅢ」明治大学セッション 震災遺産展「我暦(が)→ガレキ(れ)→我歴(き)」が開催中

2017年1月8日から2月5日まで、ふくしま震災遺産保全プロジェクト アウトリーチ事業「震災遺産を考えるⅢ」明治大学セッション 震災遺産展「我暦(が)→ガレキ(れ)→我歴(き)」が、明治大学駿河台キャンパスアカデミーコモン地階の明治大学博物館特別展示室で開催されています。

2014年から同プロジェクトで調査・保全を開始した、震災が産み出したモノやバショからなる「震災遺産」を展示するものです。

期間中には、多様な「震災遺産」を、最新技術MRによる3次元バーチャル映像で体験し、震災遺構が持つ意味やバショの記憶を考える機会とする「3Dデジタル震災遺構アーカイブ体験展示」(1月21日、22日、28日、29日、2月4日、5日)や、1月22日には、語り・アーカイブ・震災遺産等それぞれの立場で「ふくしまの経験」の継承に取り組む方を迎えて、活動や実践の意味や課題について検討するシンポジウム「ふくしまの経験を語る・伝える」が開催されます。

震災遺産展「「我暦(が)→ガレキ(れ)→我歴(き)」を開催(明治大学博物館)
https://www.meiji.ac.jp/museum/news/2016/6t5h7p00000mj0e3.html

震災遺産展にて「3Dデジタル震災遺構アーカイブ体験」展示を実施します(明治大学博物館)

京都大学総合博物館で、平成28年度特別展「日本の表装-紙と絹の文化を支える」を開催中

京都大学総合博物館が、2017年1月11日から2月12日まで、平成28年度特別展「日本の表装-紙と絹の文化を支える」を開催しています。

表装の美しさと歩みをたどり、表装の技術と、技術の進歩を支えた修理をめぐる思想の到達点を紹介し、表装を用いた文化財修理の最前線を展示するものとされています。

また、共同開催として、京都文化博物館でも、総合展示「日本の表装ー掛軸の歴史と装い」が2月19日まで開催されています。

平成28年度特別展 「日本の表装-紙と絹の文化を支える」(京都大学総合博物館)
http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/modules/special/content0060.html

関連:
日本の表装 ―掛軸の歴史と装い―(京都文化博物館)
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_shibun_post/soukou2016/

参考:
新潟県立図書館、「誰でもできる掛け軸の取扱い ~保存と鑑賞のポイント」を開催
Posted 2016年6月28日
http://current.ndl.go.jp/node/31910

【イベント】平成28年度大阪府立中之島図書館講演会「装こう師の私が出会った国宝たち」(7/30・大阪)
Posted 2016年7月1日

小諸市(長野県)、小諸市古文書調査室を開設

2017年1月4日、長野県の小諸市は、小諸市古文書調査室を開設したと発表しています。

調査室は、郷土の貴重な歴史資料である市内の古文書が散逸することがないよう、収集・整理・展示・保管・調査・研究を一体的に行う拠点としての役割を担っており、現在の市立小諸図書館建築にあたり臨時的に使われた旧臨時図書館内に開設されました。

小諸市古文書(こもんじょ)調査室を開設しました(小諸市,2017/1/4)
http://www.city.komoro.lg.jp/news-institution/2016122700016

小諸市古文書調査室 旧臨時図書館内に開設 市民の研究拠点に /長野(毎日新聞,2017/1/7)
http://mainichi.jp/articles/20170107/ddl/k20/040/051000c

米国の公共放送の歴史的コレクションデータベース“American Archive of Public Broadcasting ”の収録作品数が1万7千点に

2017年1月3日、米国議会図書館(LC)とボストンの公共放送局であるWGBHが共同で運営する、米国の公共放送の歴史的コレクションを提供するデータベース“American Archive of Public Broadcasting ”(AAPB)が、新年を迎えて新しいデータを追加した事により、収録作品数が1万7千点に到達したと、ブログで発表しています。

同日付のブログ記事では新たに追加した目玉コンテンツが紹介されるとともに、新しいコンテンツの提供元の23の放送局のリストを公開しています。

17k for 2017(AAPB,2017/1/3)
https://americanarchivepb.wordpress.com/2017/01/03/17k-for-2017/

参考:
米国における公共放送の歴史的コレクションを提供する“American Archive of Public Broadcasting”が音声映像資料の提供を開始
Posted 2015年10月28日
http://current.ndl.go.jp/node/29799

米国議会図書館とWGBH、公共放送の歴史的コレクションを長期保存へ
Posted 2013年11月15日
http://current.ndl.go.jp/node/24861

NPO法人歴史資料継承機構じゃんぴん及び茨城史料ネット、茨城県北部を震源とする地震に伴う歴史資料保全について声明

2016年12月28日に発生した茨城県北部を震源とする地震に伴い、NPO法人歴史資料継承機構じゃんぴんが、12月30日付で「12月28日茨城県北部を震源域とする地震に伴う歴史資料保全について(お願い)」を発表しています。

被害を受けた写真・民具・文書などの歴史資料について、救済のためのサポートを行うとのことです。

また、歴史資料ネットワークによると、茨城史料ネットも文化財・歴史資料の保全に関するお願いを発表しています。

12月28日茨城県北部を震源域とする地震に伴う歴史資料保全について(お願い)(NPO法人歴史資料継承機構じゃんぴん、2016/12/30付け)
http://rekishishiryo.com/html/other/20161230.html

NPO法人歴史資料継承機構じゃんぴんが歴史資料保全についてのお願いを発表しました(歴史資料ネットワーク、2016/12/31付け)
http://siryo-net.jp/disaster/201612-ibaragi-jumpin/

茨城史料ネットが文化財・歴史資料の保全に関するお願いを発表しました(歴史資料ネットワーク、2016/12/30付け)
http://siryo-net.jp/disaster/201612-ibaragi/

新潟資料ネット、「糸魚川大火で被災された皆様へ」を発表

2016年12月22日に新潟県糸魚川市で発生した「糸魚川大火」を受け、新潟資料ネットが、「糸魚川大火で被災された皆様へ」を発表し、瓦礫の下敷きになったり、雨雪や放水に濡れたりして扱いに迷った歴史資料に関して、市の文化財担当係や新潟資料ネットに相談するよう呼びかけています。

また、2016年12月28日に行った、糸魚川市内の現地調査についての報告記事がウェブサイトに掲載されています。

新潟資料ネット
http://www33.atpages.jp/resniigata/
※「糸魚川大火で被災された皆様へ」とあります。

糸魚川の様子について(新潟資料ネット,2016/12/29)
http://www33.atpages.jp/resniigata/modules/news/article.php?storyid=87

韓国国立中央図書館、大量脱酸処理室を開室

韓国国立中央図書館(NLK)が、2016年12月26日に、資料保存館内に、大量脱酸処理室を開室すると発表しています。

ブックキーパー法により、年間8万冊から10万冊の処理が可能で、国内の国立、公共、大学、専門図書館で所蔵する貴重資料に関する第一次調査の結果、ソウル大学図書館など11の図書館から脱酸処理の申請が行われたとのことで、今後も、調査対象を拡大し、段階的に対象資料を選定し、脱酸処理を行なっていく予定とのことです。

국립중앙도서관, 국내 최초 대량 탈산처리실 개실 (NLK,2016/12/23)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=8888&notice_type_code=3&cate_no=0

参考:
韓国国立中央図書館、米・Preservation technologies社製の大量脱酸性化処理装置を購入:同館に資料保存研究センターを設置し資料の委託保存・復元処理を実施
Posted 2016年7月6日
http://current.ndl.go.jp/node/32016

米国現代言語協会の印刷物の未来に関するワーキンググループが、印刷物の管理に関するホワイトペーパーの作業草案を公開

2016年12月16日、米国現代言語協会(MLA)の印刷物の未来に関するワーキンググループが、ホワイトペーパー“Concerted Thought, Collaborative Action, and the Future of the Print Record”の作業草案を公開しました。

要約によると、本ホワイトペーパーは、(1)図書館で所蔵されている多くの印刷物に含まれる文化遺産は、保存され、将来にわたって利用できるようにする必要がある(2)文化遺産を維持するための必要な解決策は単一の機関や既存の組織では難しく、高等教育のコミュニティー全体での一致団結した集団行動が必要である、という2つの関連する結論を説得的に示すために作成されたものです。

ホワイトペーパーでは、学術研究と教育に対して情報を提供する時間を超えた公共財という中核的価値から導き出された印刷物の管理のための国家的システムを構築するための課題と方向性を提案しており、その提案は、政策や運営体制への提言、戦略的な建設による既存の高密所蔵施設の合理化、一貫したシステムとして運営される新しい施設の管理を兼ね備えたものとのことです。

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