貸出

千葉市図書館、マイナンバーカードで図書の貸出が可能に 暗証番号の入力などは不要

2017年6月1日、千葉市図書館は、マイナンバーカードで図書の貸出が可能となったことを発表しました。

システム開発業者によると、マイナンバーカード内の利用者証明用電子証明書の発行番号のみを抜き出し、図書館の利用者番号と紐付けて登録する方式の利用者認証を採用しており、マイナンバーカードを図書館カードとして利用する際の、利用者による暗証番号の入力や、外部ネットワークとの接続などが不要となっています。このシステムでは、マイナンバー、氏名、住所などマイナンバーカードの個人情報は利用しないとのことです。

マイナンバーカードを利用するには、事前の手続きが必要です。

マイナンバーカードで図書館が利用できるようになりました(千葉市図書館, 2017/6/1)
http://www.library.city.chiba.jp/news/news1125.html

静岡県立中央図書館、県主催のセミナーにあわせ、若年性認知症関連本による出張図書館を開催

2017年2月17日、静岡県立中央図書館が、ホテルアソシア静岡において、若年性認知症関連本による出張図書館を開催します。

静岡県が同日同会場で開催する若年性認知症セミナーにあわせて関連本の展示を行なうもので、展示本の貸出も可能です。貸出に必要な貸し出しカードの作成もその場で可能となっています。

出張図書館のお知らせ(静岡県立中央図書館)
http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/contents/info/2017/201701_syuttyou.html

平成28年度 若年性認知症セミナーの開催について(静岡県)
https://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-210/28jyakunenseminar.html

参考:
直方市立図書館(福岡県)、「認知症カフェ図書館」を毎月開催へ
Posted 2017年1月23日
http://current.ndl.go.jp/node/33302

指宿市立図書館(鹿児島県)、地域包括支援センターと連携して認知症等に関する展示、講座等を開催
Posted 2016年8月30日
http://current.ndl.go.jp/node/32423

福井市立図書館で、今夏、子ども向け認知症講座が開催される

図書館利用者がインターネット経由で書店に書籍を注文し、図書館がその代金を支払って蔵書にするサービス(中国)

上海図書館によると、図書館利用者が書店で書籍を購入し、その代金を図書館が支払って蔵書にするサービスに、最近、新しいモデルが加わったようです。

これは、このサービス向けに構築されたインターネットシステムを利用するモデルで、利用者がネット端末で書店へ書籍を注文するとその情報が図書館に通知され、図書館はその情報を基に代金を支払い、注文者に書籍が配達されるというものです。青島市(青島新華書店と青島市南区図書館)や杭州市の公共図書館の事例が紹介されています。

「あなたが借りた本を図書館が買い取ります」サービスにインターネットプラスモデルが登場(上海図書館, 2016/12/30)
http://www.library.sh.cn/Web/www/shtsg/20161230/n82082737.html

関連:
「図書館+」―他業種と連携して提供する新サービスで全民読書の新モデルを実現(上海図書館, 2016/5/18)
http://www.library.sh.cn/Web/www/shtsg/2016518/n14852594.html

参考:
韓国・烏山市中央図書館(京畿道)、「希望図書即時提供サービス」を開始:地元書店の活性化も目的
Posted 2016年7月11日
http://current.ndl.go.jp/node/32051

韓国・文化体育観光部、24時間貸出・返却が可能な「U-図書館サービス」事業を推進

2016年12月22日、韓国・文化体育観光部は、全国9つの地方公共団体(仁川広域市西区、光州広域市光山区、世宗特別自治市、京畿道広山市・東豆川市、全羅北道清州市、全羅南道麗水市、慶尚北道浦項市、済州特別自治道済州市)において、2017年から、24時間貸出・返却が可能な「U-図書館サービス」事業を推進すると発表しています。

国民の読書振興や情報へのアクセス強化のため、生活に密着した図書館サービスを実施することが目的で、地下鉄の駅など、人がたくさん集まる公共の場所に、無人の貸出し・返却機器が設置されます。

2010年に開始し、2012年に予算の問題で中断した同種のサービスでは、本を借りるために事前の予約が必要でしたが、今回は、予約なしで借りることが出来るとのことです。

米・キング郡図書館システム、シアトル・タコマ国際空港に電子書籍等の貸出が可能なキオスク端末を設置

米・ワシントン州のキング郡図書館システム(KCLS)が、シアトル・タコマ国際空港内に、電子書籍・オーディオブックの貸出が可能なOverDrive社のキオスク端末2台を設置したと発表しています。

地元紙の報道によれば、電子書籍の利用可能期間は7日間で、図書館カードを所持していなくても2タイトルまでは貸出し可能とのことです。また、この事業は2017年12月31日まで実施されるとのことです。

Top Ten Ways to Make KCLS a Part of Your Holiday Celebrations(King County Library System,2016/11/28)
http://kcls.org/blogs/post/top-ten-ways-to-make-kcls-a-part-of-your-holiday-celebrations/

Facebook(King County Library System Foundation,2016/12/2)
https://www.facebook.com/kclsfoundation/photos/a.10150278022635527.550773.447376115526/10157753315485527/?type=3&theater

米・シカゴ公共図書館、交通局と連携し、車内で電子書籍等を提供

2016年11月27日、米・シカゴ公共図書館は“CPL on CTA”の実施を発表しています。

シカゴ交通局(CTA)が運行する車内で、CTAの4G回線を用いて電子書籍やオーディオブック、映画、音楽、雑誌を提供するものです。

コンテンツは、シカゴの作家などシカゴに焦点をあてたものとなっており、図書館カードがあれば無料で利用できます。

Facebook(Chicago Public Library,2016/11/27)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=10154998875352454&id=35447572453

CTA, Chicago Public Library Partner To Offer Free Content For Riders(CBS Chicago,2016/11/27)
http://chicago.cbslocal.com/2016/11/27/cta-chicago-public-library-partner-to-offer-free-content-for-riders/

参考:
シンガポールで、書籍のジャンルにあわせてラッピングされた列車が運行:QRコードを用いた電子書籍の提供も
Posted 2016年10月25日

姫路市、マイナンバーカードによる本の貸出サービスを開始

姫路市が2016年11月27日から、マイナンバーカードを利用して本の貸出ができるサービスを開始すると発表しています。

対象となる利用者は利用者証明用電子証明書の搭載されたマイナンバーカードを所有する、姫路市内居住者や通勤・通学利用者、あるいは播磨連携中枢都市圏内居住者とのことです。マイナンバーカードの利用には事前の登録が必要になります。実際に本を借りる際には、マイナンバーカードをICカードリーダにセットした状態で、利用者証明用電子証明書の暗証番号(数字4桁)を入力することが必要になります。

なお、サービスにおいて利用されるのはICチップ内の利用者証明用電子証明書登録番号のみで、ICチップ内に含まれるそのほかのデータについては、マイナンバーはもちろん、氏名・住所等の個人情報も利用しないとのことです。

マイナンバーカードによる図書館利用サービスを開始します(姫路市)
http://www.city.himeji.lg.jp/koho/press/_35595/_37722/_37861.html

※本文を一部修正しました。(2016/11/15)

シンガポールで、書籍のジャンルにあわせてラッピングされた列車が運行:QRコードを用いた電子書籍の提供も

シンガポールの陸上交通庁と国立図書館委員会が連携し、2016年10月24日から11月20日まで、MRT(マス・ラピッド・トランジット)の北東線及びダウンタウン線で、ミステリー、ファンタジー、セルフヘルプ、自伝といったジャンルにあわせてラッピングされた列車を走らせます。

列車内には、本の内容を短く紹介する読書推奨ウェブサイトにリンクするQRコードも用意されており、そこから専用のアプリ(Android、iOS)を用いて電子書籍をダウンロードすることができます。ダウンロードした電子書籍は3か月間無制限でアクセスできます。

Facebook(National Library Board, Singapore,2016/10/24)
https://www.facebook.com/nlbsg/posts/10153960367250924

Facebook(Land Transport Authority,2016/10/24)
https://www.facebook.com/WeKeepYourWorldMoving/posts/1214221741981393

参考:
ニューヨーク市地下鉄、乗客に電子書籍を提供
Posted 2016年8月30日
http://current.ndl.go.jp/node/32422

台北市立図書館、台湾内のコンビニエンスストア約1万店舗での本の受取・返却サービスを開始

2016年10月17日、台湾の台北市立図書館が、利用者カードを所持し、かつ、同サービスのオンライン登録をした住民を対象に、台湾のコンビニエンスストア約1万店舗での本の受取及び返却が可能なサービスを開始しました。

2015年2月にファミリーマートと連携して始めた事業を拡大したもので、セブンイレブン、ハイ・ライフの店舗も対象となりました。

1回5冊まで借りることができますが、登録時に補償金として200台湾元、配送代として50台湾元が必要です。

三大超商就是我的圖書館(台北市立図書館,2016/10/17)
http://www.tpml.edu.tw/ct.asp?xItem=233242313&ctNode=57686&mp=104021

Taipei library expands services through convenience stores(Focus Taiwan,2016/10/17)
http://focustaiwan.tw/news/aedu/201610170019.aspx

参考:
E1357 - ただいま増殖中,台湾の知恵図書館
カレントアウェアネス-E No.226 2012.11.15
http://current.ndl.go.jp/e1357

米フィラデルフィア自由図書館システムのパークウェイ中央図書館、ギター等の楽器の貸出プログラムを試行開始

2016年9月21日、米国ペンシルベニア州にあるフィラデルフィア自由図書館は、同館のパークウェイ中央図書館の音楽部門が楽器の貸出を9月26日から試行開始することを発表しています。

エレキギター、エレキベース、エレクトリック・アコースティックギター、マンドリン、バンジョー、ウクレレなどの楽器とチューナー、ストラップ、小型アンプ、ケーブルなどのキットも貸し出されます。

貸出期間は3週間で、今回は試行プログラムのため、貸出延長はできず、一度に借りられる楽器は1つに限るというサービス内容で、18歳未満の子どもは、親または保護者の同伴があれば借りることが可能です。

ウェブサイトでは、それぞれの楽器ごとにお勧めの教則本などについて、フィラデルフィア自由図書館の所蔵資料検索サイトへのリンクも掲載されています。また、寄付も募集されています。

Opening Notes of Instrument Lending at the Free Library(Free Library of Philadelphia, 2016/9/21)
https://libwww.freelibrary.org/blog/post/2640

参考:
カナダの公共図書館における楽器の貸出(記事紹介)
Posted 2016年9月2日

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