読書

CA1354 - 英国読書年をふりかえって / 高橋美保子

日本では2000年の今年が子ども読書年であったが,英国では一足早い1998年9月から1999年8月までがNational Year of Reading(NYR)であった(CA1241参照)。NYRは読み書き能力の向上を主な目的として政府によって立案され,大きな予算がついた。実際の活動は,教育雇用省の委託を受けたNational Literacy Trustを中心…

CA1242 - 電子環境下の子どもの本 / 木藤淳子

タプスコット(Don Tapscott)の『デジタルチルドレン』は,デジタルメディア(特にインターネット環境における)を自由に駆使する子どもたち(ネットジェネレーション)を肯定的に論じている。この本のプロローグに,「今では誰も,図書館で調べものはしない。インターネットで,最新情報…

CA1241 - National Year of Reading−英国のリテラシー向上への取組み / 嶋田真智恵

リテラシー(読み書き理解する力)が不十分なまま学校を出た生徒達は社会の周辺に押しやられてしまう。最近の調査で英国は,リテラシーに関して,先進8カ国の下から3番目に位置するという。英国は保守党政権時代から教育水準の低下に危機を感じていた。1988年の教育改革では「全国共通カ…

E387 - 韓国,読書運動加熱の一方で

韓国では,1994年に図書館及び読書振興法(CA1018参照)が制定・施行されて以後,毎年9月は「読書の月」として,地域ごとに読書感想文の表彰や読書会,シンポジウムなどが開催されてきた。特に2001年からは,大韓出版文化協会や韓国図書館協会を含む多数の団体による「本を読む社会づくり国…

CA1080 - ドイツの図書館と読書文化 / 小関達也

人々が本を読まなくなった,とよく言われる。そして,読書文化の衰退を危惧する声がある。本当に読書がはやらなくなったかどうか一概にはいえないが,メディアの多様化や本の値上がりなど,人が本から遠ざかる環境になってきたのも事実である。スイッチを入れておけば情報が流れてくる…

E432 - 親と子の読書活動等に関する調査 <文献紹介>

財団法人日本経済研究所. 親と子の読書活動等に関する調査:平成16年度文部科学省委託事業 図書館の情報拠点化に関する調査研究. [2005], 97p. (オンライン), 入手先<http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/tosho/houkoku/05111601.htm>, (参照2006-01-06). 文部科学省は,子どもの活字離れ(CA969参照)や読解力の低下が…

E429 - 読書の振興に関する法律案も相次ぐ(韓国)

E376およびCA1578で既報のとおり,韓国の国会では「図書館および読書振興法」の改正作業が行われている。この改正作業においては,現行法を分割し,図書館に関する法律とは別に読書振興に関する法律を制定する方向で検討されている。これを受ける形で,2005年10月から11月にかけて,読書振興…

CA1018 - 韓国の「図書館および読書振興法」 / 大口里子

韓国では昨1994年3月3日,図書館および読書振興法が国会を通過し,同年3月24日に公布されて,7月から施行された。同法が制定されたのは,図書館が決定的に不足している現在,国家的次元で図書館を設置し,国民一般に読書の機会をより多く提供するためである。これにより1991年に制定された…

E358 - 中国国家図書館の読書サロン

中国では毎年12月を「全民読書月(全国民読書月間)」に定めている。中国国家図書館は,第5回目を迎えた「全民読書月」活動の一環として,「『文津読書沙龍』公益性読書倶楽部」を2004年12月に開始した。「文津」とは,国家図書館が所蔵している清朝時代の大型叢書である『文津閣四庫全書…

E290 - 公共図書館と学校の協働をめぐる動き(英国)

一方,ラフバラ大学の図書館情報統計部門(LISU)が2004年12月に発表した『英国における学校および子どもに対する図書館サービス調査2003-04』によれば,全英の図書館行政庁のうち,68%が子どもたちのための読書クラブを設け,99%が学級訪問を行っている。また,97%が休日のイベントを開催,65%…

ページ