読書

筑波大学知識情報・図書館学類、平成30年11月の推薦入試から「ビブリオバトル」方式の面接を導入

筑波大学情報学群知識情報・図書館学類が、学類パンフレットにおいて、平成30年11月の推薦入試から「ビブリオバトル」方式の面接を導入すると発表しています。

同パンフレットによれば、思考力・判断力・表現力などの能力を多面的に評価することが目的とのことです。チャンプ本に選ばれるか否かは面接の評価とは無関係とし、「志望動機や高校での活動といったありきたりな話題ではなく、その人がこれだと思った本を紹介してもらうことで、表現力、説得力、質問力を見る」とのことです。紹介する本は漫画でも電子書籍でもよいとされています。

また、面接の改革とあわせて、推薦入試の募集人員を40名に拡大するとともに、従来は現役生のみとしていた要件を緩和し既卒者も出願可能とする(出身学校長の推薦は必要)、1校あたりの推薦し得る人数の制限を撤廃する、等の推薦入試の要件緩和も行われるとのことです。

なお、推薦入試では面接(ビブリオバトル)のほかに小論文も課されます。

2018年国際アンデルセン賞の作家賞を角野栄子氏が受賞

2018年3月26日、国際児童図書評議会 (IBBY) は、『魔女の宅急便』や『トンネルの森 1945』等の作品で知られる角野栄子氏を2018年国際アンデルセン賞(Hans Christian Andersen Awards)の作家賞に選出したと発表しています。

画家賞にはロシアのイゴール・オライノコフ(Igor Oleynikov)氏が選ばれています。

日本人の作家賞受賞者は3人目で、画家賞を含めると5人目となります。

IBBY Announces Winners of the 2018 Hans Christian Andersen Award(IBBY,2018/3/26)
http://www.ibby.org/news-calendar/media-releases/2018-hcaa-winners/

韓国国立中央図書館(NLK)、読書振興を目的に作成した動画4本を順次オンラインで公開

韓国国立中央図書館(NLK)が、読書振興を目的とした動画「読書、国立中央図書館司書と読む」を作成し、2018年3月23日から、同館ウェブサイトや公式Facebook・Youtubeチャンネルで公開しています。

2018年2月に公開された読書調査で成人の10人中4人が1年間で1冊も本を読んでいなかったことが明らかになったことや、NLKでは2018年を「本の年」としていることから、読書振興を目的に作成されたものです。

NLKの司書と読書家でもある元・韓国MBCアナウンサーが、NLKの司書が紹介する人文科学・文学・社会科学・自然科学に関する本の話をしたり、NLKのサービスや書庫等の紹介を行なう内容となっています。動画は4本作成されており、4月13日までの毎週金曜日に1本づつ公開されます。

米国公共図書館協会(PLA)、フランスの企業と連携し、4つの公共図書館に短編小説の無料プリンターを設置

2018年3月22日、米国公共図書館協会(PLA)が、ナイト財団(Knight Foundation)の助成を受け、フランスのShort Edition社と連携し、米国の4つの公共図書館に短編小説の無料プリンターを設置すると発表しました。

選ばれた図書館は、アクロン・サミット郡公共図書館(オハイオ州)、フィラデルフィア公共図書館(ペンシルバニア州)、リッチランド図書館(サウスカロライナ州)、ウィチタ公共図書館(カンザス州)の4館です。

同プリンターは、短編小説を、1分・3分・5分という話の長さにあわせて紙にプリントアウトすることができるようになっており、同事業は、公共図書館を通じた読書の楽しみの推進や多くの作家が自身の作品を共有できるようにすることを目的としています。

LibraryThingが読書家向けモバイルアプリLitsyを買収

2018年3月19日、バーチャル本棚を作成・共有できるソーシャルブックサイト“LibraryThing”を提供するLibraryThing社が、読書家向けのモバイルSNSアプリ”Litsy”を買収したことを発表しました。

Litsyは「本好きのためのInstagram」と称されることもある、写真等を通じて自身の読んだ本等に関する話題を友人と共有できるアプリです。買収後も当面、LibraryThingとLitsyは独立して運営されるとされています。

LibraryThing Acquires Litsy(The LibraryThing Blog、2018/3/19付け)
http://blog.librarything.com/main/2018/03/librarything-acquires-litsy/

文部科学省、「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画(第四次)」(案)へのパブリック・コメントを開始

2018年3月20日、文部科学省が、「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画(第四次)」(案)へのパブリック・コメントを開始しています。

締切は2018年4月2日です。

「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画(第四次)」(案)に関するパブリック・コメント(意見公募手続)の実施について(文部科学省,2018/3/20)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/03/1402691.htm

「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画(第四次)」(案)に関する意見募集(e-Gov)
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185000968&Mode=0

文部科学省、子供の読書活動推進に関する有識者会議の論点まとめを公表

2018年3月20日、文部科学省は、子供の読書活動推進に関する有識者会議が取りまとめた論点まとめを公表しました。

2017年7月に設置された子供の読書活動推進に関する有識者会議は、次期の子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画の策定に向け、子供の読書活動の更なる推進方策について検討してきました。論点まとめでは、1か月に1冊も本を読まない子供の割合を下げるため、発達段階に応じた取組による読書習慣の形成、読書への関心を高める取組の充実が必要であるとして、求められる具体的な取組を挙げており、また国の役割として、情報環境の変化が子供の読書環境に与える影響に関する実態把握・分析を挙げています。

子供の読書活動推進に関する有識者会議論点まとめの公表について(文部科学省, 2018/3/20)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/03/1402579.htm

國學院大學「みちのきち」プロジェクト、イベント「109冊図書館」を開催

國學院大學の、学生に「紙の本」を読んでもらうためのプロジェクト「みちのきち」が、“大人になる君に”というテーマのもと製作した、著名人109人が推薦する1冊を集めた書籍『私の一冊』が完成したことを記念し、2018年3月15日、東京都渋谷区の渋谷ヒカリエ8階の「8/COURT」にて、イベント「109冊図書館」を開催します。

『私の一冊』内で紹介された109冊の本を展示するもので、来場者は展示されている本を無料で自由に読めるようになっています。

同プロジェクトは、同大学が実施した「学生リアル調査」で、マンガや雑誌を除く1週間の読書時間が0時間の学生が3割を超すという結果が出たことを受けて結成されたもので、2017年4月には、同大学の渋谷キャンパス学術メディアセンター1階に本棚兼読書スペース「みちのきち」を開設しています。

【 3/15 】イベント「109冊図書館」を開催します!(國學院大學みちのきち)
http://michinokichi.kokugakuin.ac.jp/310

中央教育審議会、「第3期教育振興基本計画について(答申)」を公表

2018年3月8日、中央教育審議会(中教審)が、「第3期教育振興基本計画について(答申)」をとりまとめ、文部科学大臣に手交するとともに、文部科学省のウェブサイトで公表しました。

2018年度から2022年度の計画期間における、5つの基本的な方針と21の教育政策の目標及び施策群を取りまとめたものです。

図書館関係では、基本的な方針1「夢と志を持ち、可能性に挑戦するために必要となる力を育成する」の目標(2)「豊かな心の育成」において、読書活動の充実が、基本的な方針3「生涯学び、活躍できる環境を整える」の目標(11)「人々の暮らしの向上と社会の持続的発展のための学びの推進」において、施設の複合化や多様な資金調達等も活用した持続可能な社会教育施設(公民館、博物館、図書館)の運営が、同じく目標(13)「障害者の生涯学習の推進」において、障害者スポーツ・障害者の文化芸術活動の振興等として図書館などの環境整備が、基本的な方針5「教育政策推進のための基盤を整備する」の目標(18)「安全・安心で質の高い教育研究環境の整備」として学校図書館の整備充実に言及されています。

米・Pew Research Center、2018年の米国民の読書状況について結果を公表:オーディオブックでの読書が増加

2018年3月8日、米国の調査機関Pew Research Centerが、同年1月3日から1月10日にかけて米国の18歳以上の成人2002人を対象に電話インタビューにより実施した読書調査の結果を発表しました。

過去1年間に読書したと回答したのは74%で、媒体別の割合では、冊子体(67%)、電子書籍(26%)、オーディオブック(18%)と続くが、オーディオブックでの読書の割合が2016年の調査より統計的に有意に増加していること等が指摘されています。

Nearly one-in-five Americans now listen to audiobooks(Pew Research Center,2018/3/8)
http://www.pewresearch.org/fact-tank/2018/03/08/nearly-one-in-five-americans-now-listen-to-audiobooks/

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