読書

松田町(神奈川県)と講談社、「学校教育環境の充実に関する包括連携協定」を締結

2017年8月17日、神奈川県の松田町と講談社が、「学校教育環境の充実に関する包括連携協定」を締結したと発表されています。

松田町では、小・中学生に一人一台タブレット端末が支給されており、協定に関する取組の第一弾として、講談社が、同社運営のクラウド書店「じぶん書店」の仕組みを活用して、町内の小学生(5・6年生)および中学生(全学年)を対象に、「朝の読書の時間」に毎月10冊程度の電子書籍を、月替わりブッククラブ形式で提供します。

松田町と「学校教育環境の充実に関する包括連携協定」を締結(講談社,2017/8/17)
http://www.kodansha.co.jp/upload/pr.kodansha.co.jp/files/pdf/20170817matsudamachiHP.pdf

【イベント】図書館総合展2017 フォーラム in 安城(9/23・安城)

2017年9月23日、安城市中心市街地拠点施設(アンフォーレ)の安城市図書情報館において、「図書館総合展2017 フォーラム in 安城」が開催されます。

作家の荒俣宏氏による読書文化をテーマにした基調講演が行なわれます。またパネル討論では安城市の神谷学市長が登壇し、図書館施設を中心に据えた安城市の中心市街地の整備計画について討論します。

フォーラムは3部構成で、以下のようになっています。

[第1部]基調講演「つながる読書──読書は自然に類を呼ぶ(仮)」ほか
13:00~14:10
講師:荒俣 宏(作家)

[第2部]プレゼンテーション「図書館業界の最新情報」
14:40~15:30
発表者:協賛各社

[第3部]パネル討論「まちづくりと図書館」
16:00~17:30
講師:神谷 学(安城市長)/荒俣 宏(作家)/益子一彦(三上建築事務所 代表取締役所長)
司会:野末俊比古(青山学院大学准教授)

協賛企業・団体によるブース展示、2017年6月に開館した図書館を中心とした複合施設アンフォーレの見学会、近隣図書館見学バスツアー等も実施されます。

New Zealand Book Council、読書調査の結果を公表

2017年7月28日、New Zealand Book Councilが、同団体の2017年の調査として、ニュージーランドにおける読書に関する調査の報告書“Book Reading in New Zealand”を公開しました。

Horizon Researchが担当した調査で、同国では、年平均20.6冊の本を読むこと、成人のほぼ半分が過去1年の間に同国の作家による本を少なくとも1冊は読んだと回答していること、大半がレクリエーション・娯楽目的で読書し、フィクションにおける好まれる分野は犯罪・スリラー・冒険であるなどの結果が紹介されています。

一方で、39万4,000人の成人が過去1年間読書しなかったこと、その理由として、31%が読書のための時間がないこと、24%が読書は楽しくないこと、16%が書籍を基にした映画を見るのが楽だと回答していることも紹介されています。

@nzbookcouncil(twitter,2017/7/28)
https://twitter.com/nzbookcouncil/status/890773811762573312

カルチュア・コンンビニエンス・クラブ、『親子関係と本に関するアンケート調査』の結果を公開 学生や社会人になった子どもへ本を贈りたいと思う親は3割

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が、2017年7月18日付けでTカード利用者中の登録モニターを対象とするオンライン調査、Tアンケートで実施した『親子関係と本に関するアンケート調査』の結果を公開しています。調査は2017年6月2日から7日にかけて、40~69歳の登録者を対象に実施され、800人から回答を得たとのことです。

同調査では学生や社会人になった子ども(40代まで)との関係や、本を贈りたいと思ったことがあるか、その動機、自身が親から本を贈られたことがあるか等を尋ねたものです。集計の結果、大人になってから親に本を贈られたことがある回答者は全体の5%にとどまった一方で、子どもへ本を贈りたいと思う親は3割存在したとのことです。また、子どもに本を贈る場合、子どもが男性であれば「学んでほしい」、「新しい発見をしてほしい」といった動機で本を選ぶ回答者が多いのに対し、子どもが女性の場合には「幸せになってほしい」、「悩んだときに読んでほしい」といった動機をあげる回答者が多かったとされています。

文部科学省、次期「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」策定に向けて「子供の読書活動推進に関する有識者会議」を設置

概ね5年に一度策定する「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」の現行基本計画策定から2017年度で5年を迎えることから、2017年7月13日、文部科学省は、次期基本計画策定にむけて、各分野における有識者からの意見を継続的に伺う会議として「子供の読書活動推進に関する有識者会議」を設置しました。

検討事項は以下の3点で、会議の実施期間は2017年7月13日から2018年3月31日までとなっています。

(1) 発達段階に応じた読書習慣の形成
(2) 高校生が読書をするようになるきっかけづくり
(3) その他子供の読書活動推進のために検討することが必要な事項

第1回会議が2017年8月1日に開催されます。

子供の読書活動推進に関する有識者会議設置要綱(文部科学省,2017/7/13)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/040/gaiyou/1388287.htm

韓国・ソウル特別市松坡区、区内の水遊び場で「避暑地文庫」を運営

韓国・ソウル特別市松坡区が、区内を流れる城内川の河川敷にある水遊び場で、2017年7月24日から7月30日まで「避暑地文庫」を運営することが報じられています。

記事によると、セマウル文庫の松坡区支部の会員が運営を担当するもので、童話、偉人伝、文学など約2,000冊の図書が用意されるほか、絵本の読み聞かせや、水遊びのための遊具の貸出も行われます。

성내천에 놀러온 어린이들 발 담그고 책읽기(헤럴드경제,2017/7/20)
http://biz.heraldcorp.com/view.php?ud=20170720000352

関連:
城内川(ソンネチョン)(松坡区)
http://japanese.songpa.go.kr/jpn/m2/m2_1_3.jsp

近畿大学、SNSの投稿内容から性格を分析し、その人の潜在的興味に最も合致する本を紹介するサービスを開始

2017年6月28日、近畿大学は、SNSの投稿内容から性格を分析し、その人の潜在的興味に最も合致する本を紹介するサービスを開始したことを発表しました。

これは、TwitterまたはFacebookのアカウントと連携して、その投稿内容を分析し、開放性、誠実性、外向性、調和性、神経症傾向の5つの特性のスコアを算出します。一方、近畿大学の新たな学術拠点「ACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)」内の図書館「BIBLIOTHEATER(ビブリオシアター)」の蔵書7万冊の書評を分析して同様にスコアを算出し、スコアが最も近い本を紹介します。

投稿が少ない場合やSNSのアカウントを持っていない場合でも、キャラクター診断シートの回答結果から分析することができます。

SNS投稿から潜在的ニーズに合った本を紹介!近畿大学、AIを使った本のマッチングサービス提供へ(近畿大学, 2017/6/28)
http://kindaipicks.com/article/001172

絵本文化推進協会の設立総会が開催

2017年6月22日に、絵本文化推進協会の設立総会が開催されたことが報じられています。

絵本文化・読書推進にかかわる事業を行なうとされており、絵本作家・児童作家・朗読者などの活動を支援するために、絵本専門士や朗読指導者を講師として登録管理し、企業や地域、学校、図書館などへ派遣する活動を行なうとのことです。

2017年度は、絵本専門士や朗読指導者の技能を磨く再研修、出版社・書店と連携した「絵本を贈る」キャンペーンなどを実施すると報じられています。

絵本文化推進協会
http://www.ehon-bunka.jp/

子供たちに読書の習慣を 絵本文化推進協会設立総会(教育新聞,2017/6/22)
https://www.kyobun.co.jp/news/20170622_05/

米・ワシントンD.C.公共図書館、5か年の戦略計画“Know Your Neighborhood”を発表:26分館が各コミュニティにあわせたサービスを実施

2017年6月5日、米国のワシントンD.C.公共図書館が、5か年の戦略計画“Know Your Neighborhood”を発表しました。

計画では、包摂と公平を重視し、地区住民の生活や福祉を改善させるために、住民の読書振興(リテラシー)、デジタル・シチズンシップの推進(ICTへのアクセスとトレーニング)、強固なコミュニティの構築(学習と市民参加の拠点)、郷土愛の涵養(地域の歴史や文化へのアクセス等への支援)の4つを優先事項として定めています。

一方で、地域により、図書館サービスへの住民のニーズが異なる事から、例えば、コンピュータ利用へのニーズが多い地域の分館では、設置台数や関連講座を増やす対応を行なうなど、26の分館が、各々のコミュニティのニーズに合わせてカスタマイズした図書館サービスを実施することとしています。

これらの計画により、住民の満足度を向上させ、図書館カード保持率75%、年間来館者数500万人、年間500万点の貸出し、を目指すとしています。

米・ペンシルベニア州立大学、短編小説の無料プリンターを図書館に設置

2017年5月18日、米・ペンシルベニア州立大学は、同大学図書館とフランスの出版社Short Editionが提携し、同大学の図書館に4台、同大学が立地するステートカレッジ内の公共図書館に1台、短編小説が無料で印刷される機械(short story dispensers)を設置したと発表しています。

同大学の教員・職員・学生が投稿した短編小説を、1分・3分・5分という話の長さにあわせて、レシートと同じような紙にプリントアウトすることができるようになっており、専用のウェブサイトに作品への感想を書き込むことを通じて、キャンパス内のコミュニケーションを促進させることを目的としています。

Short Edition社が大学と提携するのは初めてで、南北アメリカ全体でも、設置は2例目とのことです。

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