読書

E2032 - ビブリオバトル方式の推薦入試

筑波大学情報学群知識情報・図書館学類は,2018年11月実施の推薦入試から,基礎的な知識の習得に加えて,思考力・判断力・表現力等の能力を多面的に評価することを目指して,ビブリオバトル方式の面接を導入する。ビブリオバトルは,「人を通して本を知る。本を通して人を知る」をキャッチコピーとして全国に広がっている本の紹介コミュニケーションゲームである(CA1830参照)。2018年4月に公表された第四次「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画」でもビブリオバトルが取り上げられるなど,本に関わる活動として定着した感がある。一方,大学入試では,京都大学の特色入試,大阪大学の世界適塾入試,お茶の水女子大学の新フンボルト入試(E1717参照),早稲田大学の新思考入試,中京大学の高大接続入試など,新しい入学者選抜方式が模索されている。高大接続改革の中で高等学校教育・大学教育の改革と併せて,大学入学者選抜の改革が焦点となっていることが背景にあるが,基礎的な知識・技能,思考力・判断力・表現力等の能力,主体性・多様性・協働性という学力の三要素を多面的・総合的に評価することを社会から求められるようになった各大学が,それぞれの特徴をアピールするような個性的な入試を改革の目玉に据えようとしているようでもある。

【イベント】北海道ブックシェアリング10周年記念事業「北の読書環境シンポジウム」(6/24・札幌)

2018年6月24日、札幌市の札幌エルプラザにおいて、北海道ブックシェアリング10周年記念事業「北の読書環境シンポジウム」が開催されます。

読書に関する格差をなくそうとの理念のもと、2008年から北海道の読書環境整備に関する活動を進めているNPO北海道ブックシェアリングが主催するもので、北海道の読書環境の現状報告・意見交換や、情報共有のための分科会が開催されます。

定員は80人で、事前の申し込みが必要です。また参加費として1,000円が必要です。

内容は以下の通りです。

・第1部 北海道の読書環境の現状報告とパネルディスカッション

公共図書館の現状報告:鈴木浩一氏(市立小樽図書館館長)

学校図書館の現状報告:大久保雅人氏(北海道学校図書館協会事務局次長)

書店の現状報告:佐藤優子氏(ライター)

コーディネーター:荒井宏明氏(本会代表理事)

・第2部 交流分科会 

分科会(1)「本と出会う」 乳幼児と本の関係について考える

分科会(2)「本に親しみ、本で学ぶ」 小中学生の読書について考える

分科会(3)「本と生きる」 大学生以上の読書について考える

米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)、ケーブルテレビ局HBOと連携した夏休み読書推進プログラム“#ReadingIsLit”の実施を発表

2018年5月30日、米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)と米国のケーブルテレビ局HBOが連携し、書かれた言葉・物語の力を称賛し、人々が文学を読み・語り・楽しむ読書推進プログラム“#ReadingIsLit”の今夏の実施を発表しました。

同キャンペーンでは、HBOが放送する番組の著名な作家・演奏家・クリエイターの、読書・刺激を受けた話・推薦図書の共有や、動画・インタビュー・SNS等を通じた、図書館訪問・利用者カード作成促進活動が行われます。

その他、NYPL・HBOのウェブサイトでの図書館員からの推薦図書や利用者カード作成に関する情報の発信、NYPLの分館での図書展示が行われます。

また、HBOは国内の25館に本棚を寄付します。

@nypl(Twitter,2018/5/30)
https://twitter.com/nypl/status/1001509250961694720

兵庫県立図書館、2018年7月1日にリニューアルオープン

2018年5月28日の兵庫県知事による定例記者会見において、兵庫県立図書館が、2018年7月1日にリニューアルオープンすると発表されました。

耐震改修工事実施に伴って設置された仮設図書館からの移転及び開館準備のため、同館は3月19日から休館しています。

リニューアルにあたり、親子読書室、解題解決コーナーが新設されたほか、書庫スペースや書架、閲覧席が増設されています。

6月30日に内覧会が行われるほか、7月1日には図書館入門講座としてリニューアルした図書館の案内(先着40人)が実施されます。

知事定例記者会見(2018年5月28日(月曜日)(兵庫県)
https://web.pref.hyogo.lg.jp/governor/g_kaiken20180528.html

米・オークランド公共図書館(OPL)、若者が外装デザインや設計に参加した移動図書館車“Mobile Outreach Vehicle (MOVe)”を公開

米・カリフォルニア州のオークランド公共図書館(OPL)が、2018年5月11日、市役所前にて、新しい移動図書館車“Mobile Outreach Vehicle (MOVe)”の先行公開イベントを開催しました。

オークランドの東西で6回開催された若者対象のインタビュー調査も参考にして、地元企業により製造されました。外装デザインも、地元の高校生等によるものです。

同車には、書籍に加え、ノートパソコン、タブレット、充電スタンド、Wi-Fi、パラソル、簡易の椅子を搭載しており、ゲームや科学技術・プログラミングイベント、自転車修理、食育、夜間の映画上映会などに対応できます。  

サービスが不十分であった若者へのアウトリーチ、社会的結びつきの強化、読書や図書館利用の促進、OPLの認知度向上などを目的としており、学校や各種施設を訪問することとなっています。

日販と富士通が書店向けのAIを活用した選書サービス「SeleBoo」を共同開発

2018年5月14日、日本出版販売株式会社(日販)と富士通株式会社が、書店向けにAIが選書を自動で行うサービス「SeleBoo」を共同開発したことを発表しました。

同サービスでは日販が持つ書籍情報や書店販売実績情報に、DBpediaやLod4allなどのオープンデータを組み合わせ、富士通のAIを活用したマーケティングサービスで分析することで、テーマや客層に合った本の選定・リスト化を行うとのことです。また、書店員が選書結果への評価をフィードバックすることで、機械学習を通じAIが選書能力を高めていくとされています。

2018年夏より、日販の取引書店向けにサービス提供が開始されます。当面はキーワード選書(キーワードに関する選書)、キーブック選書(指定した本と似た内容の選書)、地名選書(地域に関する選書)といった機能が提供されます。さらに今後、書店の特徴にあった本を探す書店カラー選書と、表紙の色や被写体から本を探す表紙選書といった機能も開発していく予定であるとのことです。

日本図書館協会(JLA)図書館の自由委員会、「いわゆる「読書通帳」サービスについて:「図書館の自由」の観点から」の改訂版を公開

2018年5月1日、日本図書館協会(JLA)図書館の自由委員会が、「いわゆる「読書通帳」サービスについて:「図書館の自由」の観点から」の改訂版を公開しました。

『図書館の自由』第93号(2016年8月)に掲載された同記事に、新たな製品や学校図書館での導入事例を追記したものです。

いわゆる「読書通帳」サービスについて:「図書館の自由」の観点から(JLA,2018/5/1)
http://www.jla.or.jp/committees/jiyu///tabid/735/Default.aspx

『図書館の自由』第93号(2016年8月)
http://www.jla.or.jp/Portals/0/data/iinkai/jiyu/newsletter_93%EF%BC%88201608%EF%BC%89.pdf

韓国・国立世宗図書館、専門家が厳選した多様な分野の図書の要点を動画で紹介する「1日1冊、B(Book)タミン」を開始

2018年5月1日、韓国の国立世宗図書館が、本を紹介する動画「1日1冊、B(Book)タミン」(하루 한 권, B(Book)타민)プログラムの開始を発表しました。

同プログラムは3年以内に発行された人文・文化・芸術・歴史といった多様な分野の図書を専門家が厳選し、その要点を5分程度の動画として毎日1話づつ提供するものです。

아침마다, ‘하루 한 권, B(Book)타민’ 하세요!(국립세종도서관,2018/5/1)
http://sejong.nl.go.kr/brd/NttView.do?bbsSe=BBST002&menuId=O122&upperMenuId=O100&selectedIdx=66126

「小学生がえらぶ!“子どもの本”総選挙」の結果が発表

2018年5月5日、子どもの本総選挙事務局が主催する「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」の結果が事務局のあるポプラ社のウェブサイト内の特設サイトで発表されました。

「まずはベスト10!」「なんでもおもしろランキング」「もっとくわしく!ベスト100」の3つのランキングが掲載されています。

トピックス(ポプラ社)
https://www.poplar.co.jp/topics/
※「小学生がえらぶ!”子どもの本”総選挙」結果発表!!特設サイトを公開しました! 2018年5月5日」とあります。

「小学生がえらぶ!”子どもの本”総選挙」結果発表!!特設サイトを公開しました!(ポプラ社)
https://www.poplar.co.jp/topics/44728.html

文部科学省、第四次「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画」を公表

2018年4月20日、文部科学省が、同日の閣議決定を受け、第四次「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画」をウェブサイトで公表しました。

3月20日から4月2日にかけて実施していた同案へのパブリック・コメントの結果も公開されています。

第四次「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画」について(文部科学省,2018/4/20)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/04/1403863.htm

「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画(第四次)」(案)に関するパブリックコメント(意見公募手続)の結果について(e-Gov,2018/4/20)
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185000968&Mode=2

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