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読書

アラブ地域の子どもたちに、朗読入りCDで物語の楽しみを

ユネスコのラマラ(Ramallah)事務所とパレスチナ自治区にあるBirzeit大学は協同で、3歳から14歳までの子どもたちを対象とした、物語の朗読入りCDを製作しました。アラブ地域の子どもたちに物語の楽しさを伝えることが目的です。最初のCDは2006年~2007年に製作され、このときは、アラブ地域に伝わる昔話が中心でした。今回は、グリム童話、千夜一夜物語、不思議の国のアリスといった物語が含まれています。900枚のCDが、ガザ地区などアラブ地域の学校、ラジオ局、公共図書館、文化施設等に配布される予定です。

Audio library promotes children’s culture in Arab Region
(ユネスコのニュースリリース)
http://portal.unesco.org/ci/en/ev.php-URL_ID=29612&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

E1025 - 学校図書館に印刷図書は必要か?賛否双方の見解(米国)

 2010年2月10日付けのニューヨークタイムズ(New York Times)紙のオピニオン欄“Room for Debate”に,「学校図書館に図書は必要か?」(Do School Libraries Need Books?)という論題の記事が掲載された。生徒らがオンラインで効率的に情報を探し出しているため,書架に足を運ぶことが少なくなってきているという。また,2009年秋には,米国マサチューセッツ州の私立高校Cushing Academyが,印刷図書20,000冊のほとんどを撤去し,その代わりにAmazon社の電子書籍リーダーKindleやパソコンを用意して,撤去した図書を含む数百万冊の電子書籍データベースにアクセスできるようにしたことが話題になった。...

小松市立図書館、「こまつ読書人」認定制度を実施

石川県小松市立図書館が、図書館での貸出冊数が多い利用者などを「こまつ読書人」に認定する制度を実施しています。2010年1月から11月までの期間中に図書館の資料を多く貸出した利用者上位10名と、学校図書館協議会から推薦された小・中学生が「こまつ読書人」に認定され、図書館の資料を20冊まで貸出することができる権利が与えられるとのことです。2010年が、国民読書年及び市制70周年に当たることから企画されたようです。

あなたも「こまつ読書人」(こまつどくしょびと)になりませんか!(小松市立図書館)
http://www.lib.city.komatsu.ishikawa.jp/komatsudokusyobito.html

図書館だより『視点本点』No.186
http://www.lib.city.komatsu.ishikawa.jp/201003.pdf

ロバに乗って子どもに本を届ける教師(コロンビア)

南米コロンビアでロバに乗って子どもに本を届ける教師Soriano氏が、CNNの記事で紹介されています。同氏は、休日に、近くに学校のない地域に住んでいる子どものため、100冊以上の本とともにロバに乗り、何時間もかけて15の村を巡回しており、1990年以降4000人以上の子どもに本を届けたとのことです。また、自宅の隣に無料の図書館も開設しているそうです。記事には動画も掲載されています。

Teaching kids to read from the back of a burro(2010/2/26付けCNNの記事)
http://www.cnn.com/2010/LIVING/02/25/cnnheroes.soriano/index.html

A Mobile Library on the Backs of Donkeys, It’s Biblioburro(2010/2/26付けResourceShelfの記事)
http://www.resourceshelf.com/2010/02/26/a-mobile-library-on-the-backs-of-a-donkeys-its-biblioburro/

参考:
ラクダが本を運ぶ移動図書館(ケニア)
http://current.ndl.go.jp/node/15790

離れた場所にいる子どもとウェブ上で一緒に読書ができるサービス(米国)

米国で、離れた場所にいる子どもとウェブ上で一緒に読書をできるReadeoというサービスが開始されるとのことです。祖父母と孫や軍人の家族など、子どもと離れている人が、ウェブカメラを使ったビデオチャットで顔を見て声を聞きながら、デジタル化された本のページを同時にめくることができるとのことです。現時点では4つの出版社の本を扱っているとのことです。

Readeo
http://www.readeo.com/

Rendezvous with Readeo(2010/2/25付けPublishers Weeklyの記事)
http://www.publishersweekly.com/article/450857-Rendezvous_with_Readeo.php

Separated by Distance, But Reading Together with Readeo(2010/2/27付けLIS Newsの記事)
http://lisnews.org/separated_distance_reading_together_readeo

宇都宮市の小中学生の読書量が過去最多に

栃木県宇都宮市の教育委員会が2009年11月に実施した調査によると、公立小中学校の生徒らの1か月間の平均読書量は小学生24.2冊、中学生7.1冊で過去最多であったと報じられています。これらの数値は全国平均を大きく上回っているようです。同教育委員会は要因の一つとして、全校に配置されている司書の研修会の充実を挙げているとのことです。

小学生24冊、中学7冊 1カ月の読書量過去最多 宇都宮市(下野新聞「SOON」 2010/2/26付けの記事)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20100225/288170

ホワイトハウス図書室の蔵書一覧がバーチャル本棚“LibraryThing”に掲載

バーチャル本棚を作成・共有できるソーシャルブックサイト“LibraryThing”に、1963年時点のホワイトハウス図書室の蔵書およそ1700冊のデータがまとめられています。これは、当時のケネディ大統領の依頼に基づきイェール大学図書館のBabb氏が中心となり選書したもので、現在もほぼ受け継がれているもののようです。なお、この一覧がLibraryThingに掲載された背景には、現在のオバマ大統領の図書室に社会主義の図書があることを話題にした人がいたものの、実はそれらの本は1963年から備え付けられていたものであった、ということがあったようです。

WHLibrary1963
http://www.librarything.com/profile/WHLibrary1963

Cataloged: The 1963 White House Library (Socialist Books Included) (2010/2/23付けThe LibraryThing Blogの記事)
http://www.librarything.com/blog/2010/02/cataloged-1963-white-house-library.php

英・アイルランドの“World Book Day”、今年は3月4日

英国とアイルランドでは、4月23日のユネスコの“World Book and Copyright Day(世界図書・著作権の日)”に先駆けて、3月に“World Book Day”が祝われます。2010年は3月4日が“World Book Day”に設定され、各種イベントが実施されます。今年初お目見えのイベントとしては、学校教育向けのソフト販売などを手がけるRenaissance Learning社がスポンサーを務める“Read to a Million Kids”などがあります。“Read to a Million Kids”は、本の作者や俳優による朗読を、学校や児童向けにオンライン放送するというものです。また、今年はTwitterを使った情報提供が試みられています。

World Book Day
http://www.worldbookday.com/index.asp

WorldBookDayUK(Twitterのアカウント)
http://twitter.com/WorldBookDayUK

Read to a Million Kids
http://www.readtoamillionkids.co.uk/

参考:
英・アイルランド、今年も世界に先駆けて“World Book Day”を開催

英国図書館、Amazon社との提携を公式発表

英国図書館(BL)が、Amazon社との提携を公式発表しました。BLがMicrosoft社と連携してデジタル化した19世紀の哲学書、文学書等合わせて6万5千冊が、Amazon社のプリントオンデマンドサービス“CreateSpace”と電子書籍端末“Kindle”で利用可能になるということです。BLの19世紀コレクションの35%~40%は他に存在しない唯一ものであるとも言われており、今回のAmazon社との提携により、貴重な資料へのアクセスが、新たな技術とビジネスモデルの下で、実現することになりました。

Re-Kindle your love of forgotten 19th century classics
http://www.bl.uk/news/2010/pressrelease20100223a.html

参考:
英国図書館、19世紀の小説コレクションをKindle向けに提供へ
http://current.ndl.go.jp/node/15764

ラクダが本を運ぶ移動図書館(ケニア)

ケニアの北東地域では、遊牧民を対象にした、ラクダによる移動図書館が実施されているそうです。毎日、3頭のラクダが本とテントを運ぶとのことです。本の多くは英国の慈善団体Book Aid Internationalから提供されているとのことです。

Camel Mobile Library(Book Aid Internationalのサイト)
http://www.bookaid.org/cms.cgi/site/our_work/_camel_mobile_service.htm

Kenya: The Camel Mobile Library Service(2010/2/13付けResourceShelfの記事)
http://www.resourceshelf.com/2010/02/13/kenya-the-camel-mobile-library-service/

参考:
ロバのブックモービル、子ども達に本を届ける(エチオピア)
http://current.ndl.go.jp/node/8448

E1013 - 子どもたちの読書を楽しくするセラピー犬

全米でベストセラーとなり,日本語にも翻訳された『図書館ねこデューイ: 町を幸せにしたトラねこの物語』(E881参照)の主人公,デューイの影響もあって,「図書館の動物と言えば,猫」というイメージが定着しつつある。しかし実は,米国を中心に,犬も活躍している。・・・

ビーチに本棚が出現(オーストラリア)

オーストラリア・シドニーのボンダイ・ビーチ(Bondi beach)に、2010年2月1日の一日限定で30の本棚が並べられた様子を、Daily Mail紙の記事が写真入りで伝えています。スウェーデンの家具メーカーIKEA社が、同社の本棚BILLYの発売30周年を記念して行ったものとのことで、手持ちの本と交換か、寄付をすることで本を持ち出すことができるようです。

Bondi beach bookshelves offer sunbathers and surfers the ultimate in holiday reading(2010/2/1付けDaily Mail紙の記事)
http://www.dailymail.co.uk/travel/article-1247694/Bondi-beach-IKEA-bookcase-offers-ultimate-holiday-reading.html

Bondi beach bookshelves(2010/2/1付けLIS Newsの記事)
http://lisnews.org/bondi_beach_bookshelves

文字・活字文化推進機構等、「国民読書年」の開始を宣言

文字・活字文化推進機構等の団体が、2010年1月27日に国民読書年宣言集会を開き、「国民読書年」の活動開始の宣言を行っています。

国民読書年:開始を宣言(毎日.jp 2010/1/27付けの記事)
http://mainichi.jp/enta/book/news/20100128ddm012040179000c.html

活字離れの危機的な状況に打開を 国民読書年でアピール(47NEWS 2010/1/27付けの記事)
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010012701000709.html

2010年の米国のヤングアダルト向け優秀作品が発表、日本の漫画作品も選出

米国ヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)が、2010年のヤングアダルト向けの書籍・メディア各賞の受賞作品を発表しています。「優れたティーン向けグラフィック・ノベル」部門では、トップ10に、英語訳された日本の作品として、『海獣の子供』『PLUTO』『大奥』が選ばれています。同部門の候補リスト73作品には、『もやしもん』などの作品も入っています。また、いくつかのテーマを決めて選出される「ヤングアダルトに人気のあるペーパーバック」部門でも、『放課後保健室』『リアル』『最遊記RELOAD』が選出されています。

2010 Top Ten Great Graphic Novels for Teens
http://www.ala.org/ala/mgrps/divs/yalsa/booklistsawards/greatgraphicnovelsforteens/2010top10.cfm

2010 Great Graphic Novels for Teens
http://www.ala.org/ala/mgrps/divs/yalsa/booklistsawards/greatgraphicnovelsforteens/ggnt10.cfm

2010 Popular Paperbacks for Young Adults

「生きている本」を読む“Living Library”が“Human Library”に名称を変更

2000年にデンマークで開始された“Living Library”は、障害者や性的マイノリティといった人々を“Living Books”(生きている本)として「貸出」し、「読書」を通じて偏見を乗り越えるという試みですが、2010年から、その名称を“Human Library”に変更するとのことです。変更の理由として、“Living Library”という名前を米国の企業が所有していること、デンマーク語からの正しい翻訳は“Human Library”になることがあげられれています。2010年は名称の移行期間になるとのことです。

Major changes in 2010(2010/1/5付けHUMAN Libraryのウェブサイトの記事)
http://human-library.org/major-changes-coming-up-for-2010.html

Living Library becomes Human Library(2010/1/9付けPeter Scott's Library Blogの記事)
http://xrefer.blogspot.com/2010/01/living-library-becomes-human-library.html

参考:

子どもたちを読書好きに変える「図書館犬」

動物セラピーを専門にする米国の非営利団体“Intermountain Therapy Animals”は、子どもたちが犬に本を読み聞かせることを通じてリテラシーを高めるというプログラム“Reading Education Assistance Dogs” (R.E.A.D.)に取り組んでいます。このプログラムに参加している図書館では、多くの子どもたちが読書嫌いから読書好きへと変身を遂げています。これまで読書を途中で投げ出していた子どもたちも、静かに、興味深そうに音読に耳を傾け、読みに詰まると鼻で優しく「続きを読んで」とねだる犬たちのおかげで、最後まで本を読み終えることができるそうです。

These Libraries Are Going To The Dogs
- seattlepi Readers Blogs 2010/1/13付けの記事
http://blog.seattlepi.com/bookpatrol/archives/190927.asp?from=blog_last3

Reading Education Assistance Dogs
http://www.therapyanimals.org/R.E.A.D.html

青森県読書推進運動協議会、「冬の読書週間」を制定

青森県内の図書館等で組織する青森県読書推進運動協議会が、2010年が国民読書年に当たることを機に、1月5日から25日までの3週間を「あおもり冬の読書週間」に制定しています。期間中、青森県内の各図書館で展示やおはなし会などの催しが開かれるとのことです。

あおもり冬の読書週間(青森県立図書館)
http://www.plib.net.pref.aomori.jp/top/info/2009/fuyu-dokusyo/fuyu-dokusyo_week.html

「冬の読書週間」制定/県推進協(47NEWS 2010/1/11付けの記事)
http://www.47news.jp/localnews/aomori/2010/01/post_20100111184616.html

凸版印刷、読者と書店の接点を拡大する「本屋の歩き方」を発表

凸版印刷が、2010年の国民読書年にあわせた事業として、読者と書店の接点を拡大するプロジェクト「本屋の歩き方」を発表しています。関係機関に協力を呼びかけ、読書の楽しさや書店の面白さを伝えるためのウェブサイト「本屋の歩き方 ~ 『ほんじょび』を、あなたに ~ 」を2010年4月1日に公開する予定とのことです。

国民読書年連動、読者と書店の接点拡大プロジェクト「本屋の歩き方」を発足(凸版印刷のニュースリリース)
http://www.toppan.co.jp/news/newsrelease1017.html

凸版、読者と書店との接点拡大をサポートするWebサイトを4月にオープン(マイコミジャーナル 2010/1/7付けの記事)
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/01/07/021/

宝塚市の市立西図書館、子ども向けに本の「福袋」を貸出

兵庫県宝塚市の市立西図書館が、子ども向けの本を詰め合わせた「福袋」の貸出しをしているとのことです。年齢別に用意され、限定100パックとのことです。袋には内容のヒントだけが記載され、袋を開けずに持ち帰れるよう特製バーコードが付けられているとのことです。

雑記帳:本入った福袋、図書館が100パック限定貸し出し(2010/1/6付け毎日.jpの記事)
http://mainichi.jp/select/today/news/20100107k0000m040022000c.html

長岡市立中央図書館、紅白図書合戦を開催

新潟県長岡市立中央図書館では、「紅白図書合戦」を2010年1月30日まで開催しています。図書館職員が選んだ推薦図書72点を著者の男女(紅白)別に分けて館内に展示し、利用者にどちらか気に入ったほうに投票してもらうとのことです。

紅白図書合戦(長岡市立中央図書館)
http://www.lib.city.nagaoka.niigata.jp/news/1229kouhaku/1229kouhaku.html

12月29日 図書館職員が選ぶおすすめはコレだ!紅白図書合戦(長岡市市政ダイジェスト)
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/shisei/daijyesuto/dai21/21-12.html#1229

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