インド

CA1682 - インドの電子図書館と機関リポジトリ / 水流添真紀

近年、情報技術産業の発展が著しいインドではあるが、電子図書館や機関リポジトリ等はどの程度開発されているのだろうか。インドの電子図書館事情について紹介したい。 概要  インドにおける電子図書館の開発は1990年代後半に始まったとされる(1)。しかし、様々な機関で電子図書館が公開されるようになったのは、21世紀に入ってからである。…

南アジアのオープンアクセス事情に関するレポート

ユネスコのニューデリーオフィスが、南アジアのオープンアクセス事情に関するレポート(事例紹介)を刊行しています。インドとパキスタンの2か国で行われている17の電子図書館イニシアチブ、6つのオープンコースウェアイニシアチブ、6つの電子ジャーナルイニシアチブ、5つのメタデータハーベスティングサービス(Open J-Gateなど)、6つの国家レベルのリポジトリ、19の機関リポジトリが紹介されています。

UNESCO publishes a book on Open Access to Knowledge in South Asia: UNESCO-CI
http://portal.unesco.org/ci/en/ev.php-URL_ID=26397&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

参考:
E527 - インドのオープンアクセス事情

インド、2020年までに全村、全学校に図書館を整備予定

インドでは、5年間で100億円以上の費用をかけ、全村、全学校に図書館を整備しようという“National Mission on Libraries”が、政府において調整の最終段階に入っているということです。このミッションは、総理大臣の諮問機関である国家知識委員会(National Knowledge Commission;NKC)の推薦に基づき、文化省が考案したものだということです。NKCは、図書館の建設だけでなく、国家レベルでの図書館統計調査の実施、インド図書館情報学研究所の創設ということも示唆しているということです。

All villages to get libraries by ’20
- Howrah News 2008/9/9付けの記事
http://howrah.org/india_news/28752.html

インド国立図書館の貴重書の多くが行方不明に?

インド国立図書館で所蔵している貴重書の多くが行方不明になっている、との報道が8月4日インド中を駆け巡りました。これは、独立した会計監査局が、国立図書館のレア・コレクションについて監査を行った結果、コレクションの40%が行方不明であると報告したものです。

これに対し、国立図書館長は8月5日に声明を発表し、そのような事実は全くないと反論しています。確かに、監査の時には発見できなかったものもあるが、それは配架の間違いなどによるもので、現在では発見できているとしています。ただ、11年間レア・コレクションの点検は行ってこなかったことを明らかにし、現在内部委員会を構成して再調査を行っているとのことです。

Works of Tagore, Netaji stolen from National Library?

Nature Chinaに続きNature Indiaが誕生

雑誌“nature”を刊行しているNature Publishing Groupが、インドの科学者の優れた研究を紹介するウェブサイト“Nature India”を立ち上げました。これは2007年2月に立ち上がった“Nature China”に続くもので、優れた研究が多く産出されているのに目に留まることが少ないために被引用数が少ない両国の研究…

カーネギーメロン大学、Million Book Projectの成果として150万点のデジタル資料を公開

米国カーネギーメロン大学が米国科学財団(NSF)やインド・中国両政府の支援を受けて実施している書籍デジタル化プロジェクト“Million Book Project”の成果が11月、“Universal Digital Library”として公開されました。11月24日時点の数字として、150万点を超える資料が利用可能とされています。Universal …

機関リポジトリに関する国際調査報告書が刊行される

図書館を含む情報科学分野の調査を手がける米国の調査会社・Primary Research Groupがこのほど、「機関リポジトリの国際調査(The International Survey of Institutional Digital Repositories)」を刊行しました。米国、カナダ、オーストラリア、ドイツ、南アフリカ、インド、トルコなど全11か国の56のリポジトリを…

第15回アジア・オセアニア国立図書館長会議の資料

2007年5月にインドネシアのバリで行われたアジア・オセアニア国立図書館長会議(CDNLAO)の資料(記録、カントリーレポート、シンガポール国家図書館委員会による資料保存の取り組みに関するプレゼンテーション)が、オーストラリア国立図書館のウェブサイトで公開されています。なお2008年…

国立図書館はセマンティック・ウェブにどのような貢献ができるのか?(ドイツ)

セマンティック・ウェブに対し、国立図書館が持つ書誌データ・典拠データをどのように提供し活用してもらうかについて、ドイツ国立図書館の実践(Wikipedia内での書籍への参照を、すべて同館の書誌データへのリンクとする、など)を踏まえ考察した論文が、インドの図書館情報学主題リポジ…

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