視聴覚資料

Europeanaのタスクフォース、視聴覚メディアの「編集」「利用状況の改善」「アクセシビリティ」の3分野に関する9つの提案事項をまとめた報告書を公開

2017年8月17日、Europeanaの視聴覚メディアに関するタスクフォースが、報告書“Final Recommendations from the Audiovisual Media in Europeana Task Force”をオンラインで公開しました。

タスクフォースの設置は、視聴覚メディアの「編集」「利用状況の改善」「アクセシビリティ」の3分野に関する提案事項を策定する事を目的としており、今回の報告書では9件の提案事項が提示されています。

Making audiovisual media a first-class citizen in Europeana(Europeana pro,2017/8/17)
http://pro.europeana.eu/blogpost/making-audiovisual-media-a-first-class-citizen-in-europeana

米国図書館協会児童サービス部会、2017年の注目すべきビデオを発表

2017年2月14日、米国図書館協会(ALA)の児童サービス部会(ALSC)が、14歳以下の子どもを対象といた、2017年の注目すべきビデオを発表しています。

リストには上映時間や対象年齢の記載があります。

ALSC announces 2017 Notable Children's Videos(ALA,2017/2/14)
http://www.ala.org/news/press-releases/2017/02/alsc-announces-2017-notable-childrens-videos

Notable Children's Videos - 2017(ALSC)
http://www.ala.org/alsc/awardsgrants/notalists/ncv

米国図書館協会、ニューベリー賞、コルデコット賞など子ども向けメディアを表彰する賞の2017年の受賞者・受賞作品を発表(米国)

2017年1月23日、米国図書館協会(ALA)が、ALA冬季大会において、ニューベリー賞、コルデコット賞、コレッタ・スコット・キング賞、マイケル・L・プリンツ賞など、子ども向けの各種メディアを表彰する賞の2017年の受賞者、受賞作品を発表しています。

American Library Association announces 2017 youth media award winners(ALA,2017/1/23)
http://ala.unikron.com/2017/

参考:
米国図書館協会(ALA)、ニューベリー賞、コルデコット賞など子ども向けメディアに関連する賞の受賞者を発表(米国)
Posted 2016年1月12日
http://current.ndl.go.jp/node/30410

米国議会図書館で永久保存対象に選ばれた25本の映画作品(2016年)

2016年12月14日、米国議会図書館(LC)が、文化的・歴史的・美学的に意義のある映像資料の永久保存レジストリ“National Film Registry”に追加する2016年分の映画25作品を発表しています。

新たに保存される作品は「ライオン・キング」(1994年)、「鳥」(1963年)、「エデンの東」(1955年)などです。また今回もっとも古いものは、「海底六万哩」(1916年)でした。

公開から少なくとも10年を経た作品の名から、毎年25作品が追加されており、今回の追加によりレジストリで保存される作品は700作品になったとのことです。

With "20,000 Leagues," the National Film Registry Reaches 700
“Thelma & Louise,” “The Birds,” “Blackboard Jungle” Among Film Titles(LC,2016/12/14)
https://www.loc.gov/item/prn-16-209/

参考:
米国議会図書館(LC)、National Film Registryに2015年分の映画25作品を追加 「ゴーストバスターズ」「トップガン」「L.A.コンフィデンシャル」など
Posted 2015年12月17日

東京藝術大学附属図書館、クラシックSPレコードを救うための支援金をネットで募集開始

2016年12月13日から2017年2月21日まで、東京藝術大学附属図書館は、クラウドファンディングサイト「READYFOR(レディフォー)」において、「巨匠の響きよ永遠に!藝大に遺されたレコード2万枚の危機を救う」というプロジェクトを行なっています。

このプロジェクトは、クリストファ・N・野澤氏により寄贈されたクラシックSPレコードコレクション2万枚について、適切な保管環境を整えるための資金として500万円を募集するものです。

支援金額に応じて、レコード保存箱に寄贈者氏名記載や、図書館見学ツアー、蓄音機コンサート、ヴァイオリニスト・澤和樹氏(第10代東京藝術大学長)による特別限定コンサートなどのリターン(いずれも数量限定)が用意されています。

Readyforにて東京藝術大学の第2弾クラウドファンディング開始。段ボール300箱に遺された2万枚の貴重なクラシックSPレコードの危機を救うため支援金を募集。(ValuePress, 2016/12/13)
https://www.value-press.com/pressrelease/175096

巨匠の響きよ永遠に!藝大に遺されたレコード2万枚の危機を救う(READYFOR, 2016/12/13)
https://readyfor.jp/projects/geidailibrarysp

参考:

国際図書館連盟と国際音声・視聴覚アーカイブ協会、各国の視聴覚資料の法定納本制度に関する調査を開始

2016年10月27日の、ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」(World Day for Audiovisual Heritage)にあわせ、国際図書館連盟(IFLA)の視聴覚・マルチメディア分科会と国際音声・視聴覚アーカイブ協会(IASA)のNational Archives分科会は、連携して、世界の視聴覚資料の法定納本制度に関する調査を開始すると発表しています。

各国が視聴覚資料の法定納本制度を構築したり、既存の制度を改善したりする際に役立つ情報を集めることを目的としています。

Legal deposit survey(IFLA,2016/10/27)
http://www.ifla.org/node/10956

A worldwide survey of legal deposit for audiovisual materials(IASA,2016/10/27)
http://www.iasa-web.org/notice_board/worldwide-survey-legal-deposit-audiovisual-materials

IASA-IFLA legal deposit survey Online questionnaire

米国議会図書館、歌手マーティ・スチュアートに関する視聴覚資料を同氏から取得

2016年5月10日、米国議会図書館(LC)は、カントリーミュージックの歌手で、グラミー賞を複数回受賞しているマーティ・スチュアート(Marty Stuart)が所持している膨大なコレクションから、歴史的に価値があるカントリーミュージックに関する数百時間分のフィルムや録音資料といった視聴覚資料を、同氏からの寄贈及び購入により取得したと発表しています。

記念式典が2016年5月15日に、バージニア州カルペパーの国立視聴覚資料保存センター(NAVCC)が立地するパッカードキャンパス(Packard Campus)で行われ、マーティ・スチュアート自身による演奏も行なわれる予定となっています。

取得されたコレクションは、ワシントンD.C.にあるLCの映像・テレビ資料閲覧室で研究者のみが閲覧できます。

Library Acquires Marty Stuart’s Audio-visual Collection of Country Music History(LC,2016/5/9)
http://www.loc.gov/today/pr/2016/16-083.html

参考:
CA1711 - 米国議会図書館における録音・映像資料の保存と活用の状況 / 川野由貴
カレントアウェアネス No.303 2010年3月20日

富山市立図書館(富山県)、視聴覚資料貸出サービス終了について発表

2016年4月15日、富山県の富山市立図書館は、2016年6月1日から視聴覚資料の貸出サービスを終了し、館内視聴のみの利用に限定することを発表しています。

サービス終了の理由も発表されており、
・管理のため資料に貼付するナンバーやICタグ等のシールの劣化によって、家庭等の再生機器から取り出せなくなって、利用者が修理費負担等をしなくてはならない恐れがあること
・資料の毀損が相次いでいること
・インターネットや携帯機器等を用いて視聴・ダウンロードできる、民間の無料・安価なサービスが整ってきており、図書館での貸出が民業圧迫になる懸念があること

が挙げられています。

視聴覚資料貸出サービス終了のお知らせ(富山市立図書館, 2016/4/15)
https://www.library.toyama.toyama.jp/views_news/683

東京国立近代美術館フィルムセンター、米国映画技術アカデミーのデジタル映画の長期保存に関する報告書“The Digital Dilemma 2”(2012年)を翻訳し、公開

2016年4月1日、東京国立近代美術館フィルムセンターは、2012年に米国映画技術アカデミー(The Academy of Motion Picture Arts and Sciences: AMPAS)が公開した、“The Digital Dilemma 2”の日本語版を公開しました。

2015年10月27日に、翻訳作業を行っていることが発表されていたものです。

デジタル ・ ジレンマ 2
http://www.momat.go.jp/fc/wp-content/uploads/sites/5/2016/04/DigitalDilemma2_JP_NFC.pdf

デジタル・ジレンマ 2 日本語版(東京国立近代美術館フィルムセンター, 2016/4/1)
http://www.momat.go.jp/fc/research/bdcproject/#section1-2

関連:
BDCプロジェクトについて(東京国立近代美術館フィルムセンター)
http://www.momat.go.jp/fc/research/bdcproject/#section1-1

参考:
米国映画技術アカデミーがデジタル映画の長期保存に関する報告書“The Digital Dilemma 2”を公表
Posted 2012年2月22日

ユネスコ、"Audiovisual archiving: philosophy and principles"の第3版を公開

2016年2月12日付で、ユネスコは、"Audiovisual archiving: philosophy and principles"の第3版を公開していました。

ユネスコの「世界の記憶」プログラムにおいて発行されたもので、視聴覚資料のアーカイビングの理論的基礎、根拠を示し、当該分野の実務担当者の直面している現状を反映して改訂されたものです。

付録では、資料種別ごとにフォーマットの種類と使用状況(陳腐化しているかどうかのステータス)の一覧が示されています。

1998年に初版が、2004年に第2版が出版されたもので、3月7日にシンガポール国立博物館で開催された視聴覚保存機関連絡協議会(Coordinating Council of Audiovisual Archives Associations:CCAAA) のシンポジウムでも取り上げられたようです。

Audiovisual archiving: philosophy and principles Third Edition 2016
http://unesdoc.unesco.org/images/0024/002439/243973e.pdf

Audiovisual archiving: philosophy and principles(UNESCO)

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