著作権

米国著作権局、ウェブサイトをリニューアル

2017年3月1日、米国著作権局(USCO)がウェブサイトをリニューアルしたと発表しています。

グローバルナビゲーションと検索窓をヘッダー部分に設けるとともに、著作権法の歴史、過去の出版物やお知らせをまとめた“History and Education”のページが設置されました。

Copyright Office Launches Updated Website(USCO,2017/3/1)
https://www.copyright.gov/newsnet/

U.S. Copyright Office
https://www.copyright.gov/

History and Education(USCO)
https://www.copyright.gov/history/

韓国・国会図書館がドイツ・ベルリン自由大学と学術情報相互協力協定を締結:国会電子図書館で提供する原文情報の利用が可能に

2017年2月27日に、韓国・国会図書館がドイツ・ベルリン自由大学と、学術情報相互協力協定を締結したことが報じられています。

2002年に同館が開始した国外学術機関との学術情報相互協力協定事業での協定締結は50機関目とのことで、今回の締結により、ベルリン自由大学では、国会電子図書館が提供する420万点、2億2千万ページのデジタル化された原文情報が利用できるようになるとのことです。

국회도서관, 독일 베를린자유대학교와 학술정보상호협력협정 체결(NSP通信,2017/2/27)
http://www.nspna.com/news/?mode=view&newsid=210107

자유와 통일의 현장 독일 베를린에서 국회전자도서관을 만남(대한뉴스,2017/2/27)
http://www.dhns.co.kr/news/articleView.html?idxno=165520

東京国立近代美術館、「日本アニメーション映画クラシックス」ウェブサイトを公開

2017年2月22日、東京国立近代美術館が、「日本アニメーション映画クラシックス」ウェブサイトを公開しました。

同館のフィルムセンターが所蔵するアニメーション映画の中から、現存する最も初期のアニメーション映画『なまくら刀』(1917年公開)をはじめ、1917年から1941年に製作・上映された64作品が公開されています。

配信動画は年代順・作品名順のリスト表示だけでなく、「物語」、「アクション」、「演出技法」、「キャラクター」といったカテゴリーによる複数の切り口から見つけることができるほか、作家紹介ページから、個々の作家の公開作品を網羅的に見ることもできます。

また、2010年に開催された企画展「アニメーションの先駆者 大藤信郎」をもとに再構成した「大藤信郎記念館」のページでは、大藤信郎氏の手書き台本、造形作品や切り紙キャラクターなど、約140点の資料を見ることができます。

ウェブサイトは、2017年末までの試験公開となっており、アンケートによる意見募集を行なっています。

また、ウェブサイトでの作品公開過程での著作権者の調査において、没年や連絡先が不明のままであったものに関して、引き続き情報の提供を呼びかけています。

パブリックドメイン資料のオンデマンド電子書籍化プロジェクト“eBooks on Demand”に、フランスの50の図書館が参加

2017年2月20日、欧州の“eBooks on Demand”(EOD)は、トゥールーズ・ミディピレネー大学図書館ネットワーク(Toulouse and Midi-Pyrenees Universities Libraries Network)を通じ、フランスの50の図書館でのサービスの提供を開始したと発表しています。

EODは、パブリックドメインとなった資料について利用者からオンデマンドで注文を受け付け、電子書籍化して提供する欧州の図書館等によるプロジェクトで、オーストリア・インスブルック大学のUniversity and Regional Library of Tyrolが取りまとめています。

これにより、参加50館では、ネットワーク加盟館が所蔵する1904年以前の刊行物の電子書籍化に関する注文ができるようになります。

EODには、現在、欧州12か国の、38の図書館や図書館ネットワークが参加しています。

北米研究図書館協会、フェアユースについてのよくある誤解に反論するインフォグラフィックを公開

2017年2月20日から24日にかけて行われるフェアユース/フェアディーリングウィークにあわせ、北米研究図書館協会が、フェアユースについての10のよくある誤解に反論するインフォグラフィック“Fair Use Myths & Facts”を公開しています。

Fair Use Myths & Facts
http://fairuseweek.org/wp-content/uploads/2017/02/fair-use-myths-and-facts-infographic-feb2017.pdf

参考:
2017年2月20日から24日まではフェアユース/フェアディーリングウィーク
Posted 2016年12月16日
http://current.ndl.go.jp/node/33120

米国著作権局の所管を米国議会図書館から議会に変更する法案が下院に提出される

2016年2月6日、米国議会図書館(LC)の所管する米国著作権局を、議会の所管とする内容を含む法案“Copyright Office for the Digital Economy Act” [HR 890] が下院に提出され、下院司法委員会に付託されています。

法案は、Tom Marino議員(共和党)、Judy Chu議員(民主党)、 Barbara Comstock議員(共和党)によるものです。

法案では、米国著作権局の局長は、委員会による勧告を受け、上院の助言と同意を得て、大統領が任命することとなっています。

H.R.890 - Copyright Office for the Digital Economy Act(Congress.gov)
https://www.congress.gov/bill/115th-congress/house-bill/890/all-info

米・メトロポリタン美術館、画像37万5,000点を、CC0ライセンスで公開

2017年2月7日、米・メトロポリタン美術館が、同館のコレクションの画像37万5,000点を、クリエイティブ・コモンズのCC0ライセンスで公開したと発表しています。

同ライセンスで公開されている画像には、CC0のアイコンが表示されています。

Making The Met's Collection More Accessible (メトロポリタン美術館,2017/2/7)
http://www.metmuseum.org/blogs/now-at-the-met/2017/open-access

Introducing Open Access at The Met(メトロポリタン美術館,2017/2/7)
http://www.metmuseum.org/blogs/digital-underground/2017/open-access-at-the-met

Image and Data Resources(メトロポリタン美術館)
http://www.metmuseum.org/about-the-met/policies-and-documents/image-resources

Collection(メトロポリタン美術館)
http://www.metmuseum.org/art/collection

参考:

欧州等のオープンサイエンス関係団体、EUの著作権におけるテキストデータマイニングに関する例外規定に関する声明を発表 営利・非営利に関わらず全ての研究機関を例外に含めるよう要請

2017年1月11日、オープンアクセス(OA)出版者Frontiers等のオープンサイエンスに関わる11団体が共同で、現在検討中のEUの著作権におけるテキストデータマイニング(TDM)に関する例外規定において、営利・非営利に関わらず全ての研究機関を例外の対象に含めること等を要請する声明を発表しました。

この声明に参加したのはFrontiersのほか、OpenAIRE、LIBER、eLife、EIFL、PLOS、Hindawi等、欧州に拠点を置く団体を中心とする、オープンサイエンス関係団体です。声明の中ではTDMに関する例外規定について、以下の3点を実現するよう要請しています。

・契約上無効にすることのできない、必須のものとすること
・営利・非営利を問わず、研究目的であればTDMに関する例外規定の対象となること
・公共目的の研究であれ、商業目的であれ、合法的なアクセス権を持つすべての研究機関を例外規定の対象とすること

Impact of EU copyright reform on open science and innovation(Frontiers、2017/1/11付け)

電子フロンティア財団(EFF)、1月16日から20日まで"Copyright Week"を開催

電子フロンティア財団(EFF)は、2017年1月16日から20日まで"Copyright Week"を開催していました。「著作権ウィーク」は、5年前のSOPA(オンライン海賊行為防止法案)を巡る議論と抗議行動を受けて毎年この時期に開催されています。ウィキメディア財団やクリエイティブ・コモンズ、ARLやALAなどの機関が参加していました。

パブリックドメインを促進し後退させないことや、著作権が所有の自由を妨げていないこと、著作権ポリシーは参加型かつ民主的で透明なプロセスを通じて設定されるべきこと、著作権法では全てのクリエイターの利益を考慮すべきであること、等の著作権の原則について、議論等が行なわれていました。

COPYRIGHT WEEK
January 16, 2017 - 12:00am to January 20, 2017 - 11:00pm. Everywhere
https://www.eff.org/event/copyright-week
https://www.eff.org/copyrightweek

It's Copyright Week: Join Us in the Fight for a Better Copyright Law(EFF, 2017/1/16)

LIS Newsが選ぶ2016年の図書館・図書館情報学関連の10大ニュース(米国)

2016年12月15日、図書館や図書館情報学に関するニュースを掲載している米国のブログLIS Newsが、同ブログが選ぶ2016年の10大ニュースを発表しています。

1.POST-TRUTH(客観的な事実や真実が重視されない)の時代

2.Carla Hayden氏、米国議会図書館(LC)館長就任

3.米国議会図書館(LC)の件名標目“Illegal Aliens”の変更を停止する法案の可決

4.著作権を侵害して論文をオンライン公開するSci-Hubを巡る議論

5.人工知能(AI)の発展

6.多くの図書館が論文処理加工料(APC)を支払うように

7.知的財産を巡る問題(アンネ・フランク、NFLの試合の違法ライブストリーミング等)

8.Pokemon Go

9.オープンデータのための活動の増加

10.Googleブックス訴訟で最終判決

また、不見識な事件として、米国憲法修正第1条(信教・言論・出版・集会の自由、請願権)に反し、カンザス市公共図書館におけるイベントで職員と利用者が逮捕された件があげられています。

Ten Stories That Shaped 2016(LISNews,2016/12/15)
http://lisnews.org/ten_stories_that_shaped_2016

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