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著作権

当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。

カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧 (⇒タイトルのみ表示

電子フロンティア財団(EFF)、1月16日から20日まで"Copyright Week"を開催

電子フロンティア財団(EFF)は、2017年1月16日から20日まで"Copyright Week"を開催していました。「著作権ウィーク」は、5年前のSOPA(オンライン海賊行為防止法案)を巡る議論と抗議行動を受けて毎年この時期に開催されています。ウィキメディア財団やクリエイティブ・コモンズ、ARLやALAなどの機関が参加していました。

パブリックドメインを促進し後退させないことや、著作権が所有の自由を妨げていないこと、著作権ポリシーは参加型かつ民主的で透明なプロセスを通じて設定されるべきこと、著作権法では全てのクリエイターの利益を考慮すべきであること、等の著作権の原則について、議論等が行なわれていました。

COPYRIGHT WEEK
January 16, 2017 - 12:00am to January 20, 2017 - 11:00pm. Everywhere
https://www.eff.org/event/copyright-week
https://www.eff.org/copyrightweek

It's Copyright Week: Join Us in the Fight for a Better Copyright Law(EFF, 217/1/16)

LIS Newsが選ぶ2016年の図書館・図書館情報学関連の10大ニュース(米国)

2016年12月15日、図書館や図書館情報学に関するニュースを掲載している米国のブログLIS Newsが、同ブログが選ぶ2016年の10大ニュースを発表しています。

1.POST-TRUTH(客観的な事実や真実が重視されない)の時代

2.Carla Hayden氏、米国議会図書館(LC)館長就任

3.米国議会図書館(LC)の件名標目“Illegal Aliens”の変更を停止する法案の可決

4.著作権を侵害して論文をオンライン公開するSci-Hubを巡る議論

5.人工知能(AI)の発展

6.多くの図書館が論文処理加工料(APC)を支払うように

7.知的財産を巡る問題(アンネ・フランク、NFLの試合の違法ライブストリーミング等)

8.Pokemon Go

9.オープンデータのための活動の増加

10.Googleブックス訴訟で最終判決

また、不見識な事件として、米国憲法修正第1条(信教・言論・出版・集会の自由、請願権)に反し、カンザス市公共図書館におけるイベントで職員と利用者が逮捕された件があげられています。

Ten Stories That Shaped 2016(LISNews,2016/12/15)
http://lisnews.org/ten_stories_that_shaped_2016

2017年2月20日から24日まではフェアユース/フェアディーリングウィーク

北米研究図書館協会(ARL)が、2017年2月20日から2月24日までフェアユース/フェアディーリングウィークを実施すると発表しています。

フェアユース/フェアディーリングの恩恵を受けている学生、教員、図書館員、ジャーナリスト等が、現状を議論したり、信条を表明する機会として設けられているもので、ブログ記事の投稿や、イベントの開催、論説(Op-ed)の発表、ウェブキャスト・ウェビナーの実施、ビデオの作成、ハッシュタグ#fairuseweekを用いたSNSでの発信などにより参加することが可能です。

Fair Use/Fair Dealing Week 2017 to Be Celebrated February 20-24(ARL,2016/12/15)
http://www.arl.org/news/arl-news/4169-fair-use-fair-dealing-week-2017-to-be-celebrated-february-20-24#.WFNWtlKQZ1E

参考:
2016年2月22日から26日まではフェアユースウィーク
Posted 2015年9月28日
http://current.ndl.go.jp/node/29523

北米研究図書館協会(ARL)、フェアユースの基本を説明するインフォグラフィックを公開

EIFL、WIPOの著作権・著作隣接権常任委員会での図書館員等からの発言をまとめた小冊子を公開

2016年11月30日、図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織“Electronic Information for Libraries”(EIFL)が、世界知的所有権機関(WIPO)の著作権・著作隣接権常任委員会(SCCR)での、図書館員やアーキビストによる発言をまとめた小冊子“The internet is global - but copyright exceptions stop at the border. Why we need an international treaty for cross-border access to knowledge”作成し、公開しました。

国による著作権法の権利制限の違いなどの証拠を示すことで、図書館と文書館が、世界中の人々に情報を提供する際に直面する問題を解決するWIPOの著作権国際条約への取り組みを支援するために出された意見で、国際図書館連盟(IFLA)、国際公文書館会議(ICA)など15機関の代表の発言が含まれます。

New resource on cross-border access to knowledge(EIFL,2016/11/30)
http://www.eifl.net/news/new-resource-cross-border-access-knowledge

Europeana、新しい権利表示が利用可能に

2016年11月11日、Europeanaが、新しい権利表示が利用可能になったと発表しています。

これにより、Europeanaの権利表示はあわせて14となりました。

They're here! New rights statements available now(Europeana pro,2016/11/11)
http://pro.europeana.eu/blogpost/they-re-here-new-rights-statements-available-now

Available rights statements(Europeana pro)
http://pro.europeana.eu/share-your-data/rights-statement-guidelines/available-rights-statements

参考:
米国デジタル公共図書館(DPLA)とEuropeanaが、オンライン文化資源の権利表示を提供するRightsStatements.orgを創設
Posted 2016年4月15日
http://current.ndl.go.jp/node/31348

【イベント】トークイベント「アート・アーカイヴと著作権 石元泰博の著作権の利活用と国際的動向」(11/27・高知)

2016年11月27日、高知県立美術館において、トークイベント「アート・アーカイヴと著作権 石元泰博の著作権の利活用と国際的動向」が開催されます。

アート・アーカイヴの議論が盛んにされるなか、急速なIT環境の変化や新しい社会的ニーズ、法整備を見据えて、公立文化施設、アーカイヴを有する施設の果たすべき役割を再認識する機会として実施されるとのことです。

同館職員による、石元泰博フォトセンターのアーカイヴ活動の紹介のほか、弁護士・水野祐氏による「開かれたアーカイヴへ:アーカイヴの権利処理と二次利用」と東京大学大学院情報学環客員准教授の生貝直人氏による「デジタルアーカイブに関わる方政策の国際的動向」(仮題)と題した発表があり、その後、発表者二人によるディスカッションが行われます。

入場料は無料で、定員は先着50名(申込不要)です。

「アート・アーカイヴと著作権 石元泰博の著作権の利活用と国際的動向」(高知県立美術館石元泰博フォトセンター)
http://iypc.moak.jp/?p=803

フライヤー
http://iypc.sakura.ne.jp/iypc2015/wp-content/uploads/2016/11/flyer1107small.pdf

オーファンワークス実証事業実行委員会、著作権者不明等の場合の裁定制度の利用円滑化に向けた実証事業の実施を発表

権利者団体9団体で構成されるオーファンワークス実証事業実行委員会が、著作権者不明等の場合の裁定制度を利用する際に、利用者の作業負担や処理コストを軽減し、より簡易に、かつ、権利者の権利を損なわずに円滑化する方策について実証的な検討するための検証事業を、2016年10月から2017年3月まで行うことを、2016年11月9日に発表したことが報じられています。

権利者団体が保有するデータベースでの調査を中心に、裁定制度で利用者に課されている相当の探索を行うとともに、2016年11月、2016年12月、2017年1月の3回、まとめて裁定制度の申請を行い、集中処理とすることで、一著作物あたりの処理コストを低減し、利用の円滑化をはかる実証事業と説明されています。

また、あわせて、円滑化による著作者不明著作物の利用ニーズについても各方面より現況を調査するとしています。

2017年3月には実証事業に関する報告書を作成するとともに、シンポジウムを開催し、実証事業の成果について報告することや、2017年4月以降については、裁定制度利用円滑化の事業化を目指すことが報じられています。

権利者不明著作物を使うための制度の使いやすさ向上へ、権利者団体らが実証事業(ITpro,2016/11/9)

【イベント】(続々)オープンサイエンスと著作権 - データマイニングからAIへ(11/24・つくば)

2016年11月24日の15時から17時にかけて、茨城県つくば市の物質・材料研究機構(NIMS)千現第一会議室にて、NIMS Library x MI2I x SIP-MI 共催オープンセミナー「(続々)オープンサイエンスと著作権 - データマイニングからAIへ」が開催されます。2016年1月、3月と開催してきた「オープンサイエンスと著作権」セミナーの第3弾で、AIの時代へ向かうデータ駆動型研究の流れを受けた内容を扱うとのことです。具体的には弁護士で内閣府「次世代知財システム検討委員会」委員でもある福井健策氏による「講演1 : オープンサイエンスと著作権 - AIも?」、Elsevier社のAnders Karlsson氏による「講演2 : Text and Data Mining - Licensing and Practices」という2つの講演とブレイクセッションが行われる予定です。

NIMS Library x MI2I x SIP-MI 共催オープンセミナー テーマ「(続々)オープンサイエンスと著作権 - データマイニングからAIへ」(国立研究開発法人物質・材料研究機構)
http://www.nims.go.jp/publicity/events/hdfqf10000083k9i.html

参考:

米・コピーライト・クリアランス・センター、生命科学・薬学分野のセマンティック・ソリューションを手掛ける英SciBiteと提携

2016年10月14日、米国の著作権集中管理団体であるコピーライト・クリアランス・センター(CCC)が、生命科学・薬学分野向けにセマンティック・ソリューションを手掛ける英企業、SciBiteと提携を結んだことを発表しました。

SiBiteは非構造化テキストから科学用語を抽出し、機械可読形式のデータに変換するソフトウェア等を開発・運用しています。今回の提携により、CCCの電子ドキュメントデリバリーサービス“RightFind”のワークフローにSciBiteの技術を取り込んでいくとしています。

Copyright Clearance Center Partners with SciBite(Copyright Clearance Center、2016/10/14付け)
https://www.copyright.com/copyright-clearance-center-partners-scibite/

参考:
米国コピーライト・クリアランス・センター(CCC)、データに基づいてコンテンツへの出資を最適化するサービス“RightFind Content Decision Support”を開始
Posted 2016年8月12日
http://current.ndl.go.jp/node/32304

【イベント】日本電子出版協会(JEPA)30周年記念セミナー「クリエイティブ・コモンズと著作権の新しい潮流」(11/4・東京)

2016年11月4日、東京・飯田橋の研究社英語センターにおいて、日本電子出版協会(JEPA)がJEPA30周年記念セミナー「クリエイティブ・コモンズと著作権の新しい潮流」を開催します。

講師は、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン理事の水野祐弁護士です。

定員は170名(先着順)です。受講料は、JEPA会員は1社1名まで無料、2名以上は2,000円/名、非会員は5,000円です。

2016年11月4日「クリエイティブ・コモンズと著作権の新しい潮流」(JEPA、2016/10/3)
http://www.jepa.or.jp/seminar/20161104/

参考:
【イベント】日本電子出版協会(JEPA)著作権セミナー「TPP合意後の著作権への影響の考察と著作権法をめぐる最新動向」 (2/3・東京)
Posted 2016年1月15日
http://current.ndl.go.jp/node/30445

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