総合目録

カナダ国立図書館・文書館、総合目録システムに“WorldShare Management Services”を採用

2017年3月23日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、総合目録システムに、OCLCの“WorldShare Management Services”(WMS)を採用すると発表しています。

現在のカナダの総合目録システム“AMICUS”をリプレースするもので、総合目録のデータはWorldcatに登録され、Worldcat内にカナダ関係のサブセットを作成し、LACのウェブサイトから利用できるようにします。

また、OCLCはLACに対して、WMSを用いたフランス語の著者名典拠ファイルの管理機能を提供する一方、LACによって作成されたフランス語の著者名典拠ファイルデータはOCLCのカタログサービスに統合され、VIAFを通じて無料で提供されます。

新しいシステムは、今後2年をかけて導入される計画で、2018年に完全に移行された後、“AMICUS”はサービスを終了します。

また、OCLCとLACの協定に基づき、LACが、小規模な公共図書館や大学図書館の支援を目的に、ILLやコピーカタロギングの利用料を支払うことになっています。

京都府立図書館と京都教育大学附属図書館、相互協力に関する協定を締結

京都府立図書館と京都教育大学附属図書館が、2017年3月29日付けで両館の相互協力に関する協定を締結したことを発表しています。

この協定により、京都府立図書館が運用する京都府図書館総合目録から京都教育大学附属図書館の資料も検索できるようになるほか、京都府立図書館及び京都府内市町村立図書館・読書施設等と京都教育大学附属図書館の間での相互貸借が可能となるとのことです。

京都教育大学附属図書館と相互協力に関する協定を締結しました!(京都府立図書館)
http://www.library.pref.kyoto.jp/?p=9794

本学附属図書館と京都府立図書館は相互協力に関する協定を締結しました(京都教育大学)
http://www.kyokyo-u.ac.jp/news/2017/03/post-219.html

国立国会図書館サーチ、文化遺産オンライン・デジタルアーカイブシステムADEACとの連携を開始

2017年3月29日、国立国会図書館(NDL)は、国立国会図書館サーチと文化遺産オンライン、デジタルアーカイブシステムADEACとの連携を開始したことを発表しました。

文化遺産オンライのとの連携開始により文化財約3万2,000件が、またデジタルアーカイブシステムADEACとの連携開始により各地の図書館や博物館など約50機関で所蔵している古文書や地域史料等約6,000件が、検索できるようになります。

文化遺産オンラインとデジタルアーカイブシステムADEACから提供されたメタデータは、外部提供インタフェース(API)により、検索とハーベストが可能ですが、メタデータの定期的な更新は、2017年度下半期に開始する予定です。

文化遺産オンラインは、文化庁が運営する日本の文化遺産に関する情報のポータルサイトです。今回の文化遺産オンラインとの連携は、「知的財産推進計画2016」に掲げられた、連携強化に必要なシステム整備のための取組です。今回検索対象となったのは、文化遺産オンラインのうち国指定文化財等データベースのメタデータのみですが、今後、地方指定文化財等に範囲を広げていくことを目指しています。

これからの学術情報システム構築検討委員会、NACSIS-CAT/ILLの軽量化・合理化について(NACSIS-CAT詳細案)及び電子リソース管理システムの利用可能性の検証について(平成28年度最終報告)を公開

2017年3月13日、大学図書館と国立情報学研究所との連携・協力推進会議の「これからの学術情報システム構築検討委員会」は、「NACSIS-CAT/ILLの軽量化・合理化について(NACSIS-CAT詳細案)」及び「電子リソース管理システムの利用可能性の検証について(平成28年度最終報告)」を公開しました。

前者は、平成28年6月29日公開の「NACSIS-CAT/ILLの軽量化・合理化について(基本方針)」をもとに、システム開発に必要な機能項目,運用方法及び移行計画を示したものです。

後者は、同基本方針に基づく電子リソース(=電子情報資源)の課題を受けて,電子リソース管理業務の改善方策の検討の一つとして行っている電子リソース管理システムの利用可能性の検証に係る中間報告(今年度最終報告)です。

韓国国立中央図書館、国内の障害者資料を統合検索・利用できる「国家代替資料統合検索システム」に新機能を追加

韓国国立中央図書館(NLK)が、2017年3月から、国内で所蔵されている障害者資料を統合検索・利用できる「国家代替資料統合検索システム」(DREAM)を更新し、以下の新機能を追加すると発表しています。

・英文用読み上げシステム“Text To Speech”の搭載
・ソフトのインストールが不要な「画面解説映像資料」1,500点の追加
・音声認識による資料検索機能
・SNSを通した文章共有機能
・ハングル辞典、英語辞典との連携機能
・韓国教育学術情報院(KERIS)、韓国科学技術情報研究院(KISTI)の資料検索結果との連携機能
・LGサンナム図書館のDAISY資料の提供(視覚障害者として登録されたNLKの会員のみ)
・聴覚障害者用「映像資料館」アプリの改善

沖縄県立図書館、県内市町村字史(誌)共同所蔵目録を公開

2017年2月22日、沖縄県立図書館が、県内市町村立図書館等と共同で市町村史・字誌等の目録を作成し、公開しました。

2016年6月時点の県立図書館所蔵の市町村字誌所蔵目録を基に、各市町村立図書館等が自館の所蔵状況及び県立図書館未所蔵資料を調査し、整理したもので、調査の対象は、主に市町村史・字史(個人編纂も含む)・郷友会誌等となっています。

沖縄県立図書館 お知らせ
http://www.library.pref.okinawa.jp/
※「県内市町村字史(誌)共同所蔵目録を公開しました(2017年2月22日)」とあります。

第16回これからの学術情報システム構築検討委員会議事要旨と配布資料が公開

2017年2月13日、第16回これからの学術情報システム構築検討委員会議事要旨と配布資料が公開されました。一部の資料については検討過程のため公開されていません。

本委員会と作業部会の2016年度活動報告・2017年度活動計画について、審議が行われました。

電子リソースデータ共有作業部会からは、電子リソース管理システムの利用可能性の検証に関する報告、米国のコンソーシアムOrbis Cascade Alliance視察報告等が行われました。NACSIS-CAT検討作業部会からは「NACSIS-CAT/ILLの軽量化・合理化について(NACSIS-CAT詳細案)」に関する説明・審議が行われました。

第16回これからの学術情報システム構築検討委員会議事要旨および配布資料を公開しました(これからの学術情報システム構築検討委員会, 2017/2/13)
http://www.nii.ac.jp/content/korekara/2017/02/16_1.html

奈良文化財研究所、全国遺跡報告総覧とWorldCatとのデータ連携を開始

奈良文化財研究所が、2017年2月3日に、全国遺跡報告総覧とWorldCatとのデータ連携を開始したと発表しています。

全国遺跡報告総覧とWorldCatのデータ連携開始(なぶけんブログ,2017/2/7)
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2017/02/worldcat.html

WorldCatにある全国遺跡報告総覧のデータ
http://www.worldcat.org/search?q=sitereports.nabunken.go.jp&qt=results_page

参考:
奈良文化財研究所、全国遺跡報告総覧の英語自動検索機能を公開
Posted 2016年8月25日
http://current.ndl.go.jp/node/32393

CiNii Books、全国遺跡報告総覧とデータ連携開始
Posted 2016年3月23日
http://current.ndl.go.jp/node/31083

全国遺跡報告総覧、ProQuest社のディスカバリサービスSummonに対応
Posted 2015年9月8日
http://current.ndl.go.jp/node/29385

E1700 - 「全国遺跡報告総覧」の機能と期待される効果

英・Jisc、コレクション管理や発見可能性の改善を目的とした“National Bibliographic Knowledgebase”の開発を開始

2017年2月2日、英・Jiscは“National Bibliographic Knowledgebase” (NBK)の開発に関する契約を、OCLCと締結したと発表しています。

NBKは、Jiscの“National monograph strategy”の提案に基づくもので、学術分野の書誌データを大規模に集約し、図書館のコレクション管理と学生・研究者による資料の発見を改善する事を目的としており、英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)の総合目録であるCOPACの機能の拡張を目指しています。

開発は、RLUK、英国国立・大学図書館協会(SCONUL)、英国図書館(BL)や、その他個々の研究図書館、出版社、著作権管理団体、サービスプロバイダーと緊密に協力して行われることとなっており、2018年1月にはβ版でのサービスが開始される予定です。

New UK-wide service will transform library collaboration: The National Bibliographic Knowledgebase(Jisc,2017/2/2)

【イベント】講演会「2020年の目録システムは?」(3/10・福岡)

2017年3月10日、九州大学(箱崎)中央図書館に於いて、九州地区国立大学図書館協会主催による講演会「2020年の目録システムは?」が開催されます。

この講演会では、講演とパネルディスカッションを通じて、2020年以降の大学図書館における目録を主眼に、新しい時代に大学図書館が提供する目録サービスについて考える機会としていただくことを目的としています。

・講演1「日本十進分類法新訂10版の概要」
藤倉 恵一 氏(文教大学越谷図書館情報サービス係)
・講演2「RDAのメガネをかけてCATを眺める」
高野 真理子 氏(NPO法人大学図書館支援機構)
・講演3「CAT2020―NACSIS-CAT検討作業部会の検討状況について」
大西 賢人 氏(京都大学附属図書館学術支援課)

などが予定されています。参加費は無料ですが、事前申込が必要です。

講演会「2020年の目録システムは?」(3/10)(九州大学附属図書館)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/events/20170310_mokuroku

参考:
第15回これからの学術情報システム構築検討委員会議事要旨と配布資料の一部が公開
Posted 2016年11月22日

ページ