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インド

米デューク大学がチベットのボン教の写本資料をデジタル化 英国図書館による危機に瀕した資料保存のプログラムで

2013年6月17日、米国のデューク大学が、チベットのボン教の写本資料をデジタル化を行うと発表しました。ボン教とは、チベットに仏教以前から存在する宗教とのことです。

このデジタル化プロジェクトは、失われる危険性のある資料をデジタル化して保存する英国図書館(BL)の“Endangered Archives Programme”の助成を得て行われるものです。

デジタル化される写本は、北インドにあるメンリ僧院が所蔵するもので、その大部分の資料は文化大革命の際にチベットから移されたものとのことです。デジタル化後は、BLを通じてオンラインで無料公開される予定となっています。

British Library Grant Helps Duke Preserve Tibetan Manuscripts (Duke University Librarie 2013/6/17付けの記事)
http://blogs.library.duke.edu/blog/2013/06/17/british-library-grant-helps-duke-preserve-tibetan-manuscripts/

Endangered Archives (Blitish Library)
http://eap.bl.uk/

参考:

E1438 - 地域の自立的発展のための“図書館”を作るREAD Global

ネパール等で,農村地域の自立的発展のため“図書館”を作る活動を行っている非営利組織READ Global(以下READ)に対して,2013年4月14日,米国のペンシルバニア大学とそのビジネススクールであるウォートン・スクール(Wharton School)が“Lipman Family Prize”を贈った。READの代表者であるシアビカ(Tina Sciabica)氏は受賞に際しインタビューに応じ,その活動の概要や考え方を語った。...

E1399 - インドのヴァーチャル図書館:公共図書館充実化への挑戦

E1399 - インドのヴァーチャル図書館:公共図書館充実化への挑戦

筆者は国立大学図書館協会の海外派遣事業に採択され,2012年11月にインド共和国で調査を行なった。そこで得た知見の内,本稿では国家プロジェクトであるインドのヴァーチャル図書館(National Virtual Library:NVL)とインドの公共図書館の課題について紹介する。...

2世紀間英印で別々に保存されていた『ラーマーヤナ』がデジタル化で一つに

2013年2月19日、英国図書館(BL)が、インドの長編叙事詩『ラーマーヤナ』のデジタル化事業について発表しています。

これは、17世紀に作成されてこれまで2世紀間にわたって英国とインドに分割保存されていた『ラーマーヤナ』の写本のデジタル化に関するものです。BLの発表によると、同館とインドのCSMVS Museum等の諸機関の共同デジタル化事業によって、2013年5月にもこの『ラーマーヤナ』が一つにつなげられることになったとのことです。

One of the most magnificent surviving copies of the Ramayana to be reunified online in a major international project (British Library 2013/2/19付けの記事)
http://pressandpolicy.bl.uk/Press-Releases/One-of-the-most-magnificent-surviving-copies-of-the-Ramayana-to-be-reunified-online-in-a-major-inter-608.aspx

インド政府機関のオープンデータポータルサイト“data.gov.in”のベータ版が公開

インド政府機関のオープンデータポータル“data.gov.in”ベータ版がリリースされました。米国と共同開発された“Open Gov Platform”が使われており、現在7つの政府機関からの13のデータセットが登載されているようです。

data.gov.in
http://data.gov.in/

Open Government Platform
http://www.opengovplatform.org/

India Launches Beta Data Portal(EPSI Platform 2012/9/3付けニュース)
http://epsiplatform.eu/content/india-launches-beta-data-portal

参考:
ブラジル政府機関のオープンデータポータルサイト“dados.gov.br”が完成
http://current.ndl.go.jp/node/20863

ポルトガル政府機関のオープンデータポータルサイト“Dados.Gov”(ベータ版)が公開
http://current.ndl.go.jp/node/20019

米国政府がインドと協力して“DATA.gov”のオープンソース化を進行中
http://current.ndl.go.jp/node/19717

世界の美しい公共図書館25館(記事紹介)

2012年4月16日に、Flavorwireが、世界の美しい公共図書館25館を紹介している“The 25 Most Beautiful Public Libraries in the World”という記事を掲載しています。記事では、ノルウェーのVenneslaにあるVennesla Library and Culture Houseやカナダのバンクーバーにある中央公共図書館、英国のブリストル中央図書館のほかに、日本からは石川県の金沢海みらい図書館と宮城県のせんだいメディアテークが取り上げられています。

The 25 Most Beautiful Public Libraries in the World (Flavorwire 2012/4/16付けの記事)
http://flavorwire.com/280318/the-25-most-beautiful-public-libraries-in-the-world?all=1

参考:
世界の美しい書斎・私設図書館20軒(記事紹介)
http://current.ndl.go.jp/node/20357

Huffington Post、世界の美しい図書館を紹介
http://current.ndl.go.jp/node/15696

世界の美しい図書館13館、WebUrbanistが紹介

米国政府がインドと協力して“DATA.gov”のオープンソース化を進行中

米国政府が、インドの国立情報学センターと協力して、米国の政府機関データ公開ポータルサイト“DATA.gov”と、インドの政府文書公開ポータルサイト“India.gov.in”で使われているシステムのオープンソース版を開発しているそうです。このプロジェクトは2011年夏から開始され、2012年にはオープンソースソフトウェアをリリースする予定とのことです。現在、GitHubでその一部である“Dataset Management System”のバージョン1.0-alphaが公開されています。

Data.gov Goes Global (The White House 2011/12/5付け発表)
http://www.whitehouse.gov/blog/2011/12/05/datagov-goes-global

Welcome to the Open Government Platform (DATA.gov)
http://www.data.gov/opengovplatform

Data.gov to be Open Sourced for World-Wide Deployment (Read Write Web 2011/12/5付け記事)

インド法情報研究所がウェブサイトを公開、インドの法情報に関するデータベース等も併せて

2010年12月7日付け、Yale Law Libraryのブログ記事によると、このたびインド法情報研究所(Legal Information Institute of India;LII of India)のウェブサイトが一般公開されたようです(正式公開は2011年3月予定)。LLI of Indiaのウェブサイトでは、議会や裁判所からの30万件を超える決議や決定の記録、1836年以来の国内法令の他、法改定に関する報告書や学術雑誌論文等を収録した、50のデータベースを提供しているとのことです。

Legal Information Institute of India (LIIofIndia)
http://liiofindia.org/

LII of India - Open Access Indian Law Database (2010/12/7付け Yale Law Libraryのブログ記事)
http://blogs.law.yale.edu/blogs/foreign/archive/2010/12/07/india-lii-open-access-indian-law-database.aspx

英国図書館・大英博物館・V&A、インドの文化機関と提携

英国図書館(BL)が、大英博物館とV&A(ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館)と共に、インドの文化機関と提携を結んだと発表しています。両国の機関間で展示の共有や知識・スキルの交換等が図られるとのことです。一例として、BLは2010年9月にインドの文化機関の協力の下で“South Asians Making Britain, 1858-1950”と題する展示を予定しており、その展示は2011年にインドでも開催されるようです。

British Library, British Museum and V&A announce future plans with Indian Partner Institutions(BLのプレスリリース)
http://www.bl.uk/news/2010/pressrelease20100730.html

New cultural agreement between Britain and India(英国外務省のニュースリリース)
http://www.fco.gov.uk/en/news/latest-news/?view=PressR&id=22619357

英国研究会議、計量書誌学的に分析したインドの研究状況と英国との協力関係に関するレポートを公開

2010年7月28日、英国研究会議(Research Councils UK:RCUK)が、インドの研究状況と、英国とインドとの研究協力関係について、計量書誌学的に調査したレポート“ Bibliometric study of India’s research output and international collaboration”を公開しました。それによると、英国とインドとの協力関係がより密接になってきていることとともに、インドが世界の研究コミュニティの中で重要性を増しつつあることが明らかになったとのことです。また、両国の協力関係は多様な分野に及んでいるものの、その協力による研究成果で引用率が高いのは、自然科学分野であることなどが述べられています。

Bibliometric Study of India’s Research Output and International Collaboration
http://www.india.rcuk.ac.uk/cmsweb/downloads/rcuk/india/BibliometricstudyIndiaresearchoutput.pdf

New report shows impact of UK/India research is growing (2010/7/28付け RCUKの記事)

E1049 - インド国立図書館,OPACを公開

2010年4月,インド国立図書館(National Library of India:NLI)のウェブサイトでOPACが公開され,所蔵図書の一部が検索可能となった。当面の間,目録情報の公開範囲は,著者名,タイトル,件名等に限られるものの,数か月後には,全面公開となる予定である。NLIは,図書館機能の現代化に向けた取り組みの一環として,目録のデジタル化を進めており,既に,目録レコード240万件のうち14万件が,MARC21フォーマットに置き換えられた(CA860参照)。将来的には,すべての図書について作業が行われ,OPAC上で公開される見込みである。...

電子学術コンテンツへのアクセスを提供する国立のサービスがスタート(インド)

2010年5月4日、インドで電子学術コンテンツへのアクセスを提供する新たなサービス“National Library and Information Services Infrastructure for Scholarly Content (N-LIST)”が始まりました。これにより、インド国内の研究者、学生等は、2,000タイトルの電子ジャーナル、51,000冊の電子書籍にアクセスできるようになります。なお現在のところ、665大学のみが利用者として認められていますが、今後その範囲は拡大していく模様です。

National Library and Information Services Infrastructure for Scholarly Content (N-LIST)
http://iproxy.inflibnet.ac.in:2048/login

India: Tuesday Was Official Launch of National Library and Information Services Infrastructure for Scholarly Content (N-LIST)
- ResourceShelf 2010/5/4付けの記事

インド国立図書館、ウェブサイトでOPACを公開

インド国立図書館が、ウェブサイトでOPACを公開しています。

Library Catalogue
http://www.nationallibrary.gov.in/SearchIndex.php

National Library of India
http://www.nationallibrary.gov.in/

National Library goes the e-way(2010/3/14付けThe Times of Indiaの記事)
http://timesofindia.indiatimes.com/city/kolkata-/National-Library-goes-the-e-way/articleshow/5681174.cms

IFLA、第8回国際マーケティング賞の受賞図書館を発表

国際図書館連盟(IFLA)が毎年選んでいる国際マーケティング賞の第8回(2010年)の受賞館が発表されました。第1位に輝いたのは、インドのIndian School of Businessの図書館であるLearning Resource Centreで、学校の経営陣、教員、学生に対する各種情報アラートサービス等を展開しました。第2位は米国のGail Borden公共図書館、第3位はノルウェーのベルゲン大学図書館となりました。

Winners Announced for the 8th IFLA International Marketing Award
(IFLAのプレスリリース)
http://www.ifla.org/en/news/winners-announced-for-the-8th-ifla-international-marketing-award

参考:
第7回IFLA国際マーケティング賞
http://current.ndl.go.jp/node/12466

インドの大学研究機関が世界最大規模のサンスクリット-英語辞典をデジタル化

インドのプネ市にある大学研究機関“Deccan College Post-Graduate and Research Institute”が、世界最大規模のサンスクリット-英語辞典のデジタル化に着手すると報じられています。1948年から続けられている辞典作成プロジェクトは、今回着手するデジタル化の作業を含め、2011年6月に完遂する見込みであるとのことです。

Sanskrit-English dictionary to be digitalized(Sakaal Times 2009/12/30付けの記事)
http://www.sakaaltimes.com/SakaalTimesBeta/20091230/5657648240508543326.htm

若者は図書館よりも書店を好む(インド)

インドの“DAILY NEWS & ANALYSIS(DNA)”紙に、「若い読者は図書館よりも書店を好む」と題する記事が掲載されています。書店をよく訪れるムンバイ市民のコメントでは、書店は登録料もなく、買わなくても好きなだけ本を読むことができるとして、図書館にはほとんど行かないとのことです。他の市民も、古い本を借りたり、静けさを求める時にのみ図書館を利用するようです。同市内の図書館経営者は、「市の図書館文化がなくなりつつある」と危惧しているようです。

Young readers prefer bookstores to libraries(DNA 2009/11/17付けの記事)
http://www.dnaindia.com/academy/report_young-readers-prefer-bookstores-to-libraries_1312579

インド・ムンバイにデジタル図書館が開館

下記の記事で、インド・ムンバイに開館したデジタル図書館の様子が紹介されています。CD/DVD、インターネットなどの電子資料だけでなく、通常の紙資料も所蔵しており、誰でも無料で利用できるとのことです。

Mumbai gets its First Digital Library
http://www.techtree.com/India/News/Mumbai_gets_its_First_Digital_Library/551-105631-547.html

India: Mumbai Gets its First Digital Library(2009年8月18日付けResourceShelfの記事)
http://www.resourceshelf.com/2009/08/18/india-mumbai-gets-its-first-digital-library/

参考:
CA1682 - インドの電子図書館と機関リポジトリ / 水流添真紀
http://current.ndl.go.jp/ca1682

E936 - 印の研究所図書館で起こった暴動が示唆すること<文献紹介>

このほどLibri誌の2008年最優秀学生論文賞に,ウィスコンシン大学ミルウォーキー校の情報学部の学生による“Irreparable Damage: Violence, Ownership, and Voice in an Indian Archive”(取り返しのつかない損失:インドの文書館における暴力,所有権,声)が選ばれた。これは,2004年1月4日にインドのプネ市にある Bhandarkar東洋研究所(Bhandarkar Oriental Research Institute:BORI)で起こった設備や文書類の破壊行動を題材にして,文書館における政治,所有権,暴力の関連と,将来起こりうる破壊行為の回避の可能性について論じたものである。・・・

群集の暴動で記録文書が破壊されてしまった事件から学ぶもの(インド)

インドのプネ市にあるBhandarkar東洋研究所に2004年1月4日、およそ150人の武装した若者が政治的スローガンを叫びながら乱入し、閲覧室の設備を破壊し、手稿や記録文書、石板など(数点から数点まで諸説ありとのこと)を破壊・盗難するという事件が発生しました。この事件がなぜ起きたのか、その歴史・文化・宗教的背景(植民地、カースト等)、同研究所のような研究図書館・文書館が持つ文化・政治的な象徴性などを分析し、このような事件がインド以外でも起こりうることを説き、それを避けるためにはどうすればよいのかを論じた論文が、LIBRI誌の“Best Student Paper Award 2008”に選ばれ、オンラインで公開されています。

Michelle Caswell. Irreparable Damage: Violence, Ownership, and Voice in an Indian Archive. Libri. 2009, 59(1), p. 1-13.
http://www.librijournal.org/pdf/2009-1pp1-13.pdf

CA1682 - インドの電子図書館と機関リポジトリ / 水流添真紀

近年、情報技術産業の発展が著しいインドではあるが、電子図書館や機関リポジトリ等はどの程度開発されているのだろうか。インドの電子図書館事情について紹介したい。 概要  インドにおける電子図書館の開発は1990年代後半に始まったとされる(1)。しかし、様々な機関で電子図書館が公開されるようになったのは、21世紀に入ってからである。…

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