イタリア

イタリア語版Wikipediaが停止

2011年10月5日に、Wikipediaのイタリア語版が停止していると各紙が報じています。これは、プライバシー侵害の申し立てがあった場合、ウェブサイト管理者は48時間以内に内容を訂正しなければならないとする条項を含んだ法案が国会に提出されたことに対する抗議活動のようです。イタリア語版Wikipediaのトップページではこの抗議活動に関する説明が掲載されているようです。

Wikipedia (イタリア語版)
http://it.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:Comunicato_4_ottobre_2011

Wikipedia Italia chiusa per protesta contro Ddl intercettazioni (FullPress 2011/10/5付けの記事)
http://www.fullpress.info/Internet/Wikipedia-Italia-chiusa-per-protesta-contro-Ddl-intercettazioni/7-42424-1.html

Italy wiretap law: Wikipedia hides pages in protest (BBC 2011/10/5付けの記事)

「悲劇を忘れない」 テロ・マフィア抗争の資料等をまとめたポータルサイト(イタリア)

2011年5月9日、イタリアの「記憶の日」(“Giorno della memoria”)の式典において、「忘れないためのアーカイブネット」(“Rete degli archivi per non dimenticare”)というポータルサイトが公開されたようです。これは、同国のアーカイブズ機関の協力の下、ナショナルアーカイブズシステム(Sistema Archivistico Nazionale)内に作成されたポータルサイトで、第2次世界大戦以降、イタリアで生じたマフィアの暗殺事件やテロリズムに関する資料を提供するもののようです。

“RETE DEGLI ARCHIVI PER NON DIMENTICARE” (Internet Culturale 2011/5/12付けの記事)
http://www.internetculturale.it/opencms/opencms/it/archivionovita/2011/novita_0013.html

Roma, 9 maggio - Inaugurazione portale “Rete degli archivi per non dimenticare” (Rete degli archivi per non dimenticare 2011/5/9付けの記事)

イタリアもWorld Digital Librayに参加へ

2011年6月14日のCultura Italiaのニュースによると、イタリアの文化遺産・文化活動省(Ministro per i Beni e le Attività Culturali)と米国議会図書館(LC)との間で合意に達したことで、今後イタリア国内の図書館が、LCがユネスコと協同で進めている“World Digital Library”プロジェクトに参加するようです。第一段として参加予定の図書館は、フィレンツェ国立中央図書館、ナポリ大学図書館、パドヴァ大学図書館等の6館のようです。

The World Digital Library and Italy’s contribution to the project (Cultura Italia 2011/6/14付けのニュース)
http://www.culturaitalia.it/pico/modules/event/en/event_2892.html?T=1308034193249

Cultura: anche l'Italia nella World Digital Library (Adnkronos CyberNews 2011/6/15付けの記事)

“DART-Europe”への登録大学数が300を突破

2010年11月22日、欧州研究図書館連盟(LIBER)の発表によると、欧州の電子学位論文統合ポータルサイト“DART-Europe”への登録大学数が300を超えたようです。その300番目の登録大学は、イタリアのボローニャ大学“Università di Bologna”とのことです。現在、DART-Europeのポータルサイトには、184,438件の学位論文が登録されているとのことです。

The DART-Europe E-theses Portal
http://www.dart-europe.eu/basic-search.php

DART-Europe registers its 300th University (2010/11/22付け LIBERのニュース)
http://www.libereurope.eu/node/582

ProQuest社、イタリアのフィレンツェ国立中央図書館の16-17世紀の資料をデジタル化へ

ProQuest社が、イタリアのフィレンツェ国立中央図書館の所蔵する16-17世紀の資料をデジタル化するとのことです。対象冊数は3000-4000冊で、同社の“Early European Books Online”で検索可能になるとのことです。イタリア国内の人は無料でアクセスできるということになる模様です。

ProQuest Partners with Biblioteca Nazionale Centrale di Firenze to Make Rare Early European Books Accessible Around the World(2010/5/19付けProQuest社のプレスリリース)
http://www.proquest.com/en-US/aboutus/pressroom/10/20100519.shtml

ProQuest partners with Biblioteca Nazionale Centrale di Firenze to make rare Early European Books accessible around the world(2010/5/24付けPeter Scott’s Library Blogの記事)

フランス・イタリアのオープンアクセスの現状をまとめたリポート(英語)

フランスとイタリアのオープンアクセスをめぐる現状をまとめた英語版のリポートが、それぞれ公開されています。フランスのリポートは研究機関の概況、オープンアクセス誌、オープンアーカイブ、大規模デジタル化計画等について、イタリアのリポートはリポジトリやオープンアクセス誌等について、まとめられています。

●フランス
Open Access in France A State of the Art Report - April 2010
http://openaccess.inist.fr/sites/openaccess/IMG/pdf/Open_Access_in_France_SELLreport_april_2010.pdf

●イタリア
Open Access in Italy
http://eprints.rclis.org/18365/

Open Access in France: A State of the Art Report(2010/5/2付けDigitalKoansの記事)
http://digital-scholarship.com/digitalkoans/2010/05/02/open-access-in-france-a-state-of-the-art-report/

Google、イタリア国立図書館の歴史的資料をデジタル化へ

Google社は、フィレンツェとローマにあるイタリア国立図書館の著作権切れの書籍をデジタル化することについて、イタリア文化遺産省と合意したと発表しています。規模は約100万冊とのことです。対象となる資料は国立図書館が選択するとのことですが、イタリアの歴史的な資料も含まれるようです。また、Google社によりデジタル化された資料は、欧州電子図書館Europeanaを通じての閲覧も可能にする予定とのことです。

A digital renaissance: partnering with the Italian Ministry of Cultural Heritage(2010/3/10付けGoogleオフィシャルブログの記事)
http://googleblog.blogspot.com/2010/03/digital-renaissance-partnering-with.html

MiBAC / Google: Conferenza Stampa di presentazione di uno storico accordo(イタリア文化遺産省の発表)

イタリアの読書と図書館をめぐる状況についての記事

毎日新聞の記事で、イタリアの図書館や読書に関する事情が紹介されています。国立図書館の利用者減や予算減などに言及されています。

イタリア:書籍は売れるが、図書館利用者減少 予算も半減(毎日.jpの記事)
http://mainichi.jp/select/today/news/20091228k0000e030054000c.html

参考:
E940 - イタリアの図書館事情
http://current.ndl.go.jp/e940

Google、イラク国立博物館の所蔵品をデジタル化

Googleがイラク国立博物館と、同館の所蔵する作品や文書をデジタル化することで合意したと報じられています。デジタル化した14,000件以上の画像を2010年から広く公開するとのことです。なお、同館の所蔵品の一部は、イタリアの国立研究センターが行った別のプロジェクトによってすでにデジタル化されているようです。

Google to digitise Iraq Museum archives: CEO(Google)
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5goaQIv8Asj6QTGEg48b56AiUJ46w

IFLA、電子図書館の将来についての会議報告を公開

国際図書館連盟(IFLA)は、2009年8月25日にイタリアのミラノ大学でイタリア政府との共催で行った、電子図書館の将来に関する会議の資料をウェブサイト上で公開しています。会議には239名が参加し、利用者の視点と機関的戦略をテーマに9つの発表が行われ、技術の不十分さ、利用者の協力の必要性、文化機関の協同および出版社などとの連携の必要性、という3つの主要な結論が示されたようです。

Digital Library Futures Conference – and the future of digital libraries within IFLA(IFLAのニュースリリース)
http://www.ifla.org/en/news/digital-library-futures-conference-and-the-future-of-digital-libraries-within-ifla

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