イタリア

イタリア北部での地震発生後の文化遺産、図書館等の状況

2012年5月20日未明に、イタリア北部のエミリア・ロマーニャ州で発生したマグニチュード6.0の地震の影響により、図書館や文化遺産等への被害が発生しています。

5月21日付けのCultura Italiaの記事は、被害総額は数千万ユーロにも及ぶとする、文化財・活動省のLorenzo Ornaghi大臣の発言を紹介しています。また同じ記事によると、エミリア・ロマーニャ州の都市フェラーラでは、同省の指示で3つの博物館が休館し、フェラーラの街のシンボルでもあるエステンセ城(Castello Estense)等にも被害が出ているようです。なお、5月27日には、フェラーラの考古学博物館(Museo Archeologico Nazionale)が再開館しています。

また、フィナーレ・エミーリアでは、Torre dei Modenesiが倒壊したほか、ロッケ城(Castello delle Rocche)やシティーホールにも被害があるとしています。なお、5月23日には、フィナーレ・エミーリアの公共図書館が休館を発表しています。

世界の美しい公共図書館25館(記事紹介)

2012年4月16日に、Flavorwireが、世界の美しい公共図書館25館を紹介している“The 25 Most Beautiful Public Libraries in the World”という記事を掲載しています。記事では、ノルウェーのVenneslaにあるVennesla Library and Culture Houseやカナダのバンクーバーにある中央公共図書館、英国のブリストル中央図書館のほかに、日本からは石川県の金沢海みらい図書館と宮城県のせんだいメディアテークが取り上げられています。

The 25 Most Beautiful Public Libraries in the World (Flavorwire 2012/4/16付けの記事)
http://flavorwire.com/280318/the-25-most-beautiful-public-libraries-in-the-world?all=1

参考:
世界の美しい書斎・私設図書館20軒(記事紹介)
http://current.ndl.go.jp/node/20357

Huffington Post、世界の美しい図書館を紹介
http://current.ndl.go.jp/node/15696

世界の美しい図書館13館、WebUrbanistが紹介

イタリアの大学コンソーシアムCIPEの書誌レコード1,100万件がOCLC WorldCatへ

OCLCが、イタリアの大学コンソーシアム“CIPE”(Consorzio Interistituzionale per Progetti Elettronici)との間に、CIPE参加大学の図書館の書誌レコードをOCLCの総合目録WorldCatへ登録するという協定を締結したと発表しました。2007年に設立されたCIPEには、ボローニャ大学、フィレンツェ大学、ジェノヴァ大学等、北部及び中部に位置するイタリアのトップクラスの11大学が参加しているそうです。その書誌レコード(UNIMARCフォーマット)は約1,100万件あり、この追加によってWorldCatのイタリア語資料のレコードは約4倍になるとされています。

CIPE Italian University Consortium to add 11 million records to WorldCat(OCLC 2012/3/20付けプレスリリース)
http://www.oclc.org/news/releases/2012/201221.htm

CIPE
http://www.unicipe.it/

CIPE参加大学一覧等の概要
http://www.unicipe.it/?q=node/29

参考:

バチカン秘密文書館の非公開資料の展示会“Lux in arcana”がローマで開催

2012年2月29日から、ローマのカピトリーニ美術館で、これまで非公開とされていたバチカン秘密文書館の所蔵資料約100点を集めた展示会“Lux in arcana”が開催されているようです。この展示会は、秘密文書館開設400周年を記念して行われるもので、マルティン・ルターの破門宣告書やガリレオ・ガリレイの裁判記録等が公開されているようです。

Lux in arcana (展示会公式ウェブサイト)
http://www.luxinarcana.org/

Revealed with pride and without Remorse (NEWS.VA 2012/3/1付けの記事)
http://www.news.va/en/news/revealed-with-pride-and-without-remorse

Cardinals asked hermit to become pope (Telegraph 2012/2/29付けの記事)
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/europe/italy/9114627/Cardinals-asked-hermit-to-become-pope.html

バチカンの歴史文書公開 ガリレオの裁判記録も (47NEWS 2012/3/1付けの記事)

世界の美しい書店20店舗(記事紹介)

2012年1月31日付けのFlavorwireの記事で、世界の美しい書店20店舗が写真付きで紹介されています。オランダやイタリア、中国等の書店が取り上げられており、日本からは東京の代官山T-SITEが紹介されています。

The 20 Most Beautiful Bookstores in the World (Flavorwire 2012/1/31付けの記事)
http://flavorwire.com/254434/the-20-most-beautiful-bookstores-in-the-world

参考:
Huffington Post、世界の美しい図書館を紹介
http://current.ndl.go.jp/node/15696

イタリア行政機関のオープンデータポータルサイト“dati.gov.it”が公開

2011年10月18日に、イタリアの行政機関・イノベーション省(Ministero per la pubblica amministrazione e l'innovazione)は、同国の行政機関が作成したデータセット等を提供するポータルサイト“dati.gov.it”を公開したようです。現在のところ“dati.gov.it”には、31の行政機関から提供された156のデータセットが登録されているとのことで、それらのデータの多くはクリエイティブコモンズライセンスの下で公開されているようです。なお、“dati.gov.it”の公開にあわせて、公共の情報リソースを用いたアプリ開発コンテスト“Apps4Italy”も開催されるようです。

dati.gov.it
http://www.dati.gov.it/

Dati.gov.it, il Portale dei dati aperti della PA (dati.gov.it 2011/10/7付けの記事)
http://www.dati.gov.it/content/datigovit-il-portale-dei-dati-aperti-della-pa

イタリア語版Wikipediaが停止

2011年10月5日に、Wikipediaのイタリア語版が停止していると各紙が報じています。これは、プライバシー侵害の申し立てがあった場合、ウェブサイト管理者は48時間以内に内容を訂正しなければならないとする条項を含んだ法案が国会に提出されたことに対する抗議活動のようです。イタリア語版Wikipediaのトップページではこの抗議活動に関する説明が掲載されているようです。

Wikipedia (イタリア語版)
http://it.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:Comunicato_4_ottobre_2011

Wikipedia Italia chiusa per protesta contro Ddl intercettazioni (FullPress 2011/10/5付けの記事)
http://www.fullpress.info/Internet/Wikipedia-Italia-chiusa-per-protesta-contro-Ddl-intercettazioni/7-42424-1.html

Italy wiretap law: Wikipedia hides pages in protest (BBC 2011/10/5付けの記事)

「悲劇を忘れない」 テロ・マフィア抗争の資料等をまとめたポータルサイト(イタリア)

2011年5月9日、イタリアの「記憶の日」(“Giorno della memoria”)の式典において、「忘れないためのアーカイブネット」(“Rete degli archivi per non dimenticare”)というポータルサイトが公開されたようです。これは、同国のアーカイブズ機関の協力の下、ナショナルアーカイブズシステム(Sistema Archivistico Nazionale)内に作成されたポータルサイトで、第2次世界大戦以降、イタリアで生じたマフィアの暗殺事件やテロリズムに関する資料を提供するもののようです。

“RETE DEGLI ARCHIVI PER NON DIMENTICARE” (Internet Culturale 2011/5/12付けの記事)
http://www.internetculturale.it/opencms/opencms/it/archivionovita/2011/novita_0013.html

Roma, 9 maggio - Inaugurazione portale “Rete degli archivi per non dimenticare” (Rete degli archivi per non dimenticare 2011/5/9付けの記事)

イタリアもWorld Digital Librayに参加へ

2011年6月14日のCultura Italiaのニュースによると、イタリアの文化遺産・文化活動省(Ministro per i Beni e le Attività Culturali)と米国議会図書館(LC)との間で合意に達したことで、今後イタリア国内の図書館が、LCがユネスコと協同で進めている“World Digital Library”プロジェクトに参加するようです。第一段として参加予定の図書館は、フィレンツェ国立中央図書館、ナポリ大学図書館、パドヴァ大学図書館等の6館のようです。

The World Digital Library and Italy’s contribution to the project (Cultura Italia 2011/6/14付けのニュース)
http://www.culturaitalia.it/pico/modules/event/en/event_2892.html?T=1308034193249

Cultura: anche l'Italia nella World Digital Library (Adnkronos CyberNews 2011/6/15付けの記事)

“DART-Europe”への登録大学数が300を突破

2010年11月22日、欧州研究図書館連盟(LIBER)の発表によると、欧州の電子学位論文統合ポータルサイト“DART-Europe”への登録大学数が300を超えたようです。その300番目の登録大学は、イタリアのボローニャ大学“Università di Bologna”とのことです。現在、DART-Europeのポータルサイトには、184,438件の学位論文が登録されているとのことです。

The DART-Europe E-theses Portal
http://www.dart-europe.eu/basic-search.php

DART-Europe registers its 300th University (2010/11/22付け LIBERのニュース)
http://www.libereurope.eu/node/582

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