イタリア

イタリアの図書館の将来は?イタリア図書館協会長のインタビュー記事

TeleReadに、イタリア図書館協会(AIB)会長のStefano Parise氏のインタビュー記事(英語)が掲載されています。図書館の民営化に対する否定的な見解等が示されています。

Ref.
The Future of Italian Libraries: A conversation with Stefano Parise of AIB – Italian Library Association(TeleRead 2012/9/1付け記事)
http://www.teleread.com/library/the-future-of-italian-libraries-a-conversation-with-stefano-parise-president-of-aib/

イタリア北部の震災被災地で移動図書館が運行

2012年5月の地震で被害を受けたイタリア北部地方で、7月9日から移動図書館の運行が始まりました。エミリア・ロマーニャ州のチェルヴィア(Cervia)の移動図書館が、ミランドラ、フィナーレ・エミーリア等の6都市で図書の貸出を行うようです。

Bibliobus (Cedoc 2012/7/9付けの記事)
http://www.cedoc.mo.it/page.asp?IDCategoria=262&IDSezione=6134&ID=100879

参考:
震災後のイタリア北部エミリア・ロマーニャ州モデナ県の図書館の状況
http://current.ndl.go.jp/node/21199

イタリア北部地震、被災した公共図書館のため図書館バスを求む(イタリア)

2012年5月20日、29日に発生したイタリア北部地震によりイタリアの公共図書館が被害を受けているところですが、イタリア近隣の諸国に対し、図書館バスの提供を求めるブログポストがIFLAの資料保存分科会のブログに掲載されています。図書館バスを、読者へのサービスとして、また書籍の一時保管場所あるいは搬送手段としても利用したい状況があり、情報や解決策を求めています。

Ref.
Italy: looking for bibliobuses(IFLA P&C Blog 2012/6/19付け)
http://blogs.ifla.org/preservation-and-conservation/2012/06/19/italy-looking-for-bibliobuses/

震災後のイタリア北部エミリア・ロマーニャ州モデナ県の図書館の状況

2012年5月20日、29日にイタリア北部で起こった地震で被害を受けたエミリア・ロマーニャ州モデナ県の図書館の状況について、モデナ県のCEDOC(Centro di Documentazione Istituzione della Provincia di Modena)が、現状報告の記事を掲載しています。

5月21日付けの記事によると、封鎖されている図書館はフィナーレ・エミーリア(Finale Emilia)等の6館、建物の補強工事のため閉館している図書館はソリエーラ(Soliera)等の5館、被害はないものの閉館中の図書館がカンポサント(Camposanto)等の5館、部分開館している館はモデナ(Modena)等の4館とのことです。

また、6月25日付けで、被害を受け封鎖されているカヴェッツォ(Cavezzo)の図書館内の様子を写した動画を公開しています。

そのほか、イタリア図書館協会の記事によると、先ほどのカヴェッツォに、6月24日、児童向けの「テント図書館」(Bibliotenda)が開設したとのことです。この「テント図書館」は、イタリア南部のコペルティーノ(Copertino)から移動図書館を使って現地に運ばれたもので、テントだけでなく、図書や棚等も用意されました。

20世紀イタリア建築及び音楽に関するアーカイブポータルがそれぞれ公開へ

イタリアの図書館のデジタル化資料等を提供するInternet Culturaleの2012年6月8日及び12日付けの記事によると、イタリアの20世紀建築に関するアーカイブポータル“Portale Archivi degli architetti”が6月14日に、20世紀音楽のアーカイブポータル“Portale Archivi della Musica”が6月18日に、それぞれ公開されるようです。2つのポータルサイトとも、国立アーカイブシステム“Sistema Arhivistico Nacionale”の一部として提供されるものです。

Portale Archivi della Musica
http://www.musica.san.beniculturali.it/web/musica/home

Portale Archivi degli Architetti
http://www.architetti.san.beniculturali.it/

Archivio Sonoro
http://www.archiviosonoro.org/

Presentazione del Portale Archivi della Musica (Internaet Culturale 2012/6/12付けの記事)

ナポリ最古の図書館で歴史的資料257点が盗難 その容疑者は...

2012年5月24日付けのイタリア等の各紙によると、イタリア・ナポリの最も古い図書館であるジロラミーニ(Girolamini)図書館で、同館が所蔵する貴重な歴史的資料が盗まれる事件が発生し、この結果、容疑者として同館の館長とキュレータ等5名が逮捕されたようです。ジロラミーニ図書館は、16世紀に建設されたもので、盗まれたのは16世紀から19世紀までの楽譜や図書資料、計257点とのことです。同館の職員が設置した監視カメラに、館長が資料を持ち出している様子が映っていたことから発覚したようです。

The book thief: Librarian behind 'criminal plot' (Perth Now 2012/5/25付けの記事)
http://www.perthnow.com.au/news/world/the-book-thief-librarian-behind-criminal-plot/story-e6frg1p3-1226366537221

Napoli, furti a biblioteca Girolamini: 5 arresti,anche direttore (TMNews 2012/5/24付けの記事)
http://www.tmnews.it/web/sezioni/news/PN_20120524_00077.shtml

イタリア北部での地震発生後の文化遺産、図書館等の状況

2012年5月20日未明に、イタリア北部のエミリア・ロマーニャ州で発生したマグニチュード6.0の地震の影響により、図書館や文化遺産等への被害が発生しています。

5月21日付けのCultura Italiaの記事は、被害総額は数千万ユーロにも及ぶとする、文化財・活動省のLorenzo Ornaghi大臣の発言を紹介しています。また同じ記事によると、エミリア・ロマーニャ州の都市フェラーラでは、同省の指示で3つの博物館が休館し、フェラーラの街のシンボルでもあるエステンセ城(Castello Estense)等にも被害が出ているようです。なお、5月27日には、フェラーラの考古学博物館(Museo Archeologico Nazionale)が再開館しています。

また、フィナーレ・エミーリアでは、Torre dei Modenesiが倒壊したほか、ロッケ城(Castello delle Rocche)やシティーホールにも被害があるとしています。なお、5月23日には、フィナーレ・エミーリアの公共図書館が休館を発表しています。

世界の美しい公共図書館25館(記事紹介)

2012年4月16日に、Flavorwireが、世界の美しい公共図書館25館を紹介している“The 25 Most Beautiful Public Libraries in the World”という記事を掲載しています。記事では、ノルウェーのVenneslaにあるVennesla Library and Culture Houseやカナダのバンクーバーにある中央公共図書館、英国のブリストル中央図書館のほかに、日本からは石川県の金沢海みらい図書館と宮城県のせんだいメディアテークが取り上げられています。

The 25 Most Beautiful Public Libraries in the World (Flavorwire 2012/4/16付けの記事)
http://flavorwire.com/280318/the-25-most-beautiful-public-libraries-in-the-world?all=1

参考:
世界の美しい書斎・私設図書館20軒(記事紹介)
http://current.ndl.go.jp/node/20357

Huffington Post、世界の美しい図書館を紹介
http://current.ndl.go.jp/node/15696

世界の美しい図書館13館、WebUrbanistが紹介

イタリアの大学コンソーシアムCIPEの書誌レコード1,100万件がOCLC WorldCatへ

OCLCが、イタリアの大学コンソーシアム“CIPE”(Consorzio Interistituzionale per Progetti Elettronici)との間に、CIPE参加大学の図書館の書誌レコードをOCLCの総合目録WorldCatへ登録するという協定を締結したと発表しました。2007年に設立されたCIPEには、ボローニャ大学、フィレンツェ大学、ジェノヴァ大学等、北部及び中部に位置するイタリアのトップクラスの11大学が参加しているそうです。その書誌レコード(UNIMARCフォーマット)は約1,100万件あり、この追加によってWorldCatのイタリア語資料のレコードは約4倍になるとされています。

CIPE Italian University Consortium to add 11 million records to WorldCat(OCLC 2012/3/20付けプレスリリース)
http://www.oclc.org/news/releases/2012/201221.htm

CIPE
http://www.unicipe.it/

CIPE参加大学一覧等の概要
http://www.unicipe.it/?q=node/29

参考:

バチカン秘密文書館の非公開資料の展示会“Lux in arcana”がローマで開催

2012年2月29日から、ローマのカピトリーニ美術館で、これまで非公開とされていたバチカン秘密文書館の所蔵資料約100点を集めた展示会“Lux in arcana”が開催されているようです。この展示会は、秘密文書館開設400周年を記念して行われるもので、マルティン・ルターの破門宣告書やガリレオ・ガリレイの裁判記録等が公開されているようです。

Lux in arcana (展示会公式ウェブサイト)
http://www.luxinarcana.org/

Revealed with pride and without Remorse (NEWS.VA 2012/3/1付けの記事)
http://www.news.va/en/news/revealed-with-pride-and-without-remorse

Cardinals asked hermit to become pope (Telegraph 2012/2/29付けの記事)
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/europe/italy/9114627/Cardinals-asked-hermit-to-become-pope.html

バチカンの歴史文書公開 ガリレオの裁判記録も (47NEWS 2012/3/1付けの記事)

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