イタリア

イタリア・聖ピオ十世ホールで、近世豊後のキリシタン関連資料を扱うマレガ・プロジェクトのシンポジウム「キリシタンの跡をたどる-バチカン図書館所蔵マレガ収集文書の発見と国際交流」が開催される

2015年9月12日、イタリア・ローマの聖ピオ十世ホールで、マレガ・プロジェクトのシンポジウム「キリシタンの跡をたどる-バチカン図書館所蔵マレガ収集文書の発見と国際交流」が開催されました。

当時の豊後の状況や、キリスト教の禁教が近世の日本社会に与えた影響のほか、マレガ神父による資料の収集、日本とイタリアの共同調査におけるそれぞれの国の機関の連携など、様々な点について紹介されるとともに、日本と欧州の機関による、手稿を用いた文化・学術交流等について検討されたようです。

Biblioteca Apostolica Vaticana
https://www.vatlib.it/home.php?ling=it&res=1366x768
https://www.vatlib.it/download/A4_Vatican_0912_2015.pdf
※In Evidenzaの箇所に掲載されています。

「マレガ・プロジェクト」シンポジウム in バチカン
「キリシタンの跡をたどる-バチカン図書館所蔵マレガ収集文書の発見と国際交流」 (国文学研究資料館)
http://www.nijl.ac.jp/pages/research/marega04.html

イタリアが国家規模でORCIDを採用、3年間のコンソーシアム・メンバーシップについて合意

ORCIDは、2015年6月19日、イタリアが国家規模でORCIDを採用し、3年間のコンソーシアム・メンバーシップについて合意したことを発表しました。

イタリアの大学や研究機関を評価する国家機関であるANVURと、大学の総長の協議会であるCRUIの援助のもと、まず最初に70の大学と4の研究機関がコンソーシアムに参加します。

ORCIDの採用には、Cinecaが責任をもちます。Cinecaは、イタリアの70の大学、4の研究機関、Ministry of Educationから構成される非営利のコンソーシアムです。この採用により、イタリアの研究者識別子IRIDE (Italian Researcher IDentifier for Evaluation)プロジェクトの基盤が強化されます。

2016年までに、イタリアの研究者の80%以上がORCIDのIDを所有し、2006年までさかのぼって研究成果をリンクすることを目標としています。

Italy Launches National ORCID Implementation(ORCID, 2015/6/19)
http://orcid.org/blog/2015/06/19/italy-launches-national-orcid-implementation

【イベント】中京大学社会科学研究所、学術講演会「イタリアの地方文書館の多様性と特色」を開催(12/9・愛知)

2014年12月9日、中京大学名古屋キャンパスアネックスホールで、ヴェネツィア大学人文学科准教授で、アーカイブズ学、図書館情報学やヴェネツィア史等が専門のドリット・ライネス氏による講演会「イタリアの地方文書館の多様性と特色」が開催されるとのことです。

イタリア各地方都市の長い歴史を踏まえ、各文書館が持つ地域性と多様性について講演を行うそうです。

定員は100名で、予約等は不要のようです。

2014年度 学術講演会 イタリアの地方文書館の多様性と特色(中京大学社会科学研究所)
http://www.chukyo-u.ac.jp/research/irss/gakujutsu.html

学術講演会のpdfファイル(中京大学社会科学研究所)
http://www.chukyo-u.ac.jp/research/irss/image/gakujutsu-141209.pdf

国際出版連合(IPA)、各国のデジタルコンテンツの納本制度についてのレポートを公開

2014年7月25日付で、国際出版連合(IPA)が、デジタルコンテンツの納本制度についてのレポートを公開しました。電子書籍、電子ジャーナル、ウェブサイトやブログなどのデジタルコンテンツに納本制度がどのように適応されてきたのか、ドイツ、オランダ、英国、フランス、イタリアを中心に事例が簡潔に紹介されています。また、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、日本、ノルウェー、韓国、米国の電子納本の状況についても簡単に触れられています。

Digital Legal Deposit An IPA Special Report(PDF;9ページ)(IPA, 2014/7/24)
http://www.internationalpublishers.org/images/stories/news/DLD.pdf

New IPA report on electronic legal deposit(IPA)
http://www.internationalpublishers.org/component/content/article/55-news/473-new-ipa-report-on-electronic-legal-deposit

参考:
E1464 - オンライン資料収集制度(愛称:eデポ)の開始

米国政府のオープンデータアクションプランが公開

2014年5月9日、米国政府が“U.S. OPEN DATA ACTION PLAN”を公開しました。2013年6月18日のG8サミットで合意された「オープンデータ憲章」で示された原則に沿って取組みが示されています。2014年から2015年に更新、公開が予定されているデータセットの例も付されています。

U.S. OPEN DATA ACTION PLAN(2014/5/9付)
http://www.whitehouse.gov/sites/default/files/microsites/ostp/us_open_data_action_plan.pdf

Continued Progress and Plans for Open Government Data(WHITE HOUSE, 2014/5/9付)
http://www.whitehouse.gov/blog/2014/05/09/continued-progress-and-plans-open-government-data

関連:
米連邦政府のオープンデータに関する取り組み(NTTデータ公共レポート, 2014/1/28付)
http://e-public.nttdata.co.jp/topics_detail2/contents_type=8&id=1018
※日本語のレポートです。

ゲティ財団、Open Content Programに77,000点の画像を追加

2014年4月22日、米国のゲティ財団は、所蔵する美術品に関する画像のうち、同財団が権利を保有する、もしくはパブリックドメインとなっているデジタル資料をオンラインで無償提供するOpen Content Programに、77,000点以上の画像を追加したことを発表しました。今回追加された画像のうち72,000点以上は、イタリアの芸術や建築物を30年間撮影した写真家で研究者のMax Hutzelの写真作品を集めたコレクション "Foto Arte Minore: Max Hutzel photographs of art and architecture in Italy"の画像とのことです。

77,000 Images of Tapestries and Italian Monuments Join the Open Content Program (Getty Trust iris, 2014/4/22)
http://blogs.getty.edu/iris/77000-images-of-tapestries-and-italian-monuments-join-open-content-program/

Open Content Program
http://www.getty.edu/about/opencontent.html

オープンソースのマークアップ用ツール“LIME”:ボローニャ大学が開発

米国議会図書館(LC)の法情報を扱っているブログ“In Custodia Legis”において、2014年4月3日、Akoma NtosoなどXMLのマークアップなどに使用することのできるエディタ“LIME”が紹介されています。このマークアップエディタは、ボローニャ大学で開発されたウェブベースのエディタで、オープンソースで公開されています。ボローニャ大学のサイトでは、Akoma Ntoso、TEI、Legal RuleMLの3種のXMLについてデモが提供されています。

なお、LIMEの開発チームのプロジェクトクトコーディネータであるMonica Palmirani氏は、米国議会図書館で行われたAkoma Ntosoを用いた議会文書のマークアップに関する懸賞プロジェクトの審査員の一人とのことです。

A New Akoma Ntoso Tool: the LIME Editor(LC In Custodia Legis, 2014/4/3付け)
http://blogs.loc.gov/law/2014/04/a-new-akoma-ntoso-tool-the-lime-editor/

LIME
http://lime.cirsfid.unibo.it/

デモ
http://lime.cirsfid.unibo.it/?page_id=2

欧州の子どものモバイルによるインターネットアクセスや利用についての調査レポートが公開

“Net Children Go Mobile”というプロジェクトで調査された、欧州の子どものモバイル端末からのインターネットアクセスや利用についての報告書が2013年10月17日に公開されました。

“Net Children Go Mobile”は、インターネットの安全な利用を促進するヨーロッパ連合(EU)の”Safer Internet Programme”から助成を受けた2年計画のプロジェクトとのことです。デンマーク、イタリア、ルーマニア、英国が参加し、各国の9歳から16歳までの子どもを対象に、モバイル端末からのインターネット利用について質的な調査行い、子どものモバイルによるインターネット利用で生じる出来事やリスクについてのデータを提供することを目的としているとのことです。今回の報告書は最初の報告書で、2014年10月に最終報告書等をまとめる予定とのことです。

今回の報告書では、上記の4か国において、初めてインターネットを利用した年齢の平均は下がり続けており、現在は8歳であること、また、9歳から16歳までの子どもの53%はスマートフォンを所有しており、48%がそれをインターネットにアクセスに使用していることなどが判明したとのことです。

E1460 - イタリアの図書館と比べて感じたこと:インタビュー後編

2013年5月23日から約3週間をかけて来日ツアーを行った,『知の広場―図書館と自由―』(萱野有美訳,みすず書房,2011年)の著者アントネッラ・アンニョリさんのインタビュー後編をお伝えする(E1453参照)。...

ページ