相互貸借

OCLC、クラウドベースのILLシステム “Tipasa” 及びカナダのRelais International社の買収を発表

2017年1月17日、OCLCは、クラウドベースのILL管理システム “Tipasa” を発表しています。ILLiadの機能を、クラウド上に移行したもので、WorldShareのプラットフォーム上に構築されており、既に8館が採用しているとのことです。

また、同日、カナダ・オタワを拠点にILLやリソースシェアリングに関するシステムを開発しているRelais International社の買収について合意したと発表しています。

OCLC introduces 'Tipasa' interlibrary loan management system(OCLC,2017/1/17)
https://www.oclc.org/en/news/releases/2017/201701dublin.html

OCLC agrees to acquire Relais International to provide library consortia more options for resource sharing(OCLC,2017/1/17)
https://www.oclc.org/en/news/releases/2017/201702dublin.html

Relais International

京都府立図書館、相互協力網の大学図書館への拡大を目的に、福知山公立大学メディアセンターと横断検索実証実験を実施中

2016年12月17日、京都府立図書館が、福知山公立大学メディアセンターと、京都府図書館総合目録での横断検索の実証実験を開始したと発表しています。

実験は2017年1月半ばまでの予定で、その結果を受け、京都府内の各大学に、府内図書館の相互協力網への加入を働きかけるとのことです。

【実証実験】福知山公立大学蔵書の横断検索実証実験を行います(京都府立図書館,2016/12/17)
http://www.library.pref.kyoto.jp/?p=8425

参考:
京都府立図書館、府内の公共図書館等と京都大学附属図書館との相互貸借サービス試行開始を発表:蔵書検索でも連携
Posted 2016年8月25日
http://current.ndl.go.jp/node/32396

韓国国立中央図書館、2016年度の公共図書館や図書館職員の活動に関する表彰の受賞者を発表

韓国国立中央図書館(NLK)が、2016年度の公共図書館や図書館職員の優秀な活動に対する表彰の受賞者を発表しています。

最優秀賞には、近隣地域の図書館司書と共同で、ボランティア団体を作り、特別支援学校の児童・生徒を対象に「図書館活用プログラム」を運営している大邱広域市立中央図書館の司書が選ばれています。

また、「第10回図書館先進現場の事例・論文」の優秀賞には、仁川永宗図書館の司書による論文が選ばれました。1940年代の干拓で生まれ、現在は仁川国際空港の中心となっている永宗島に関する図書、写真、口述資料(オーラルヒストリー)などを、同地域の機関や住民から、2年間で111点集めた過程を紹介したものです。

その他、「本の海」相互貸借サービス運営優秀機関、協力型オンライン知識情報サービス「司書に聞いてください」優秀機関、子ども青少年図書館発展功労者、障害者サービス優秀事例賞、無料配達郵便サービス(チェッナレサービス)優秀機関なども発表されています。

各賞は11月24日にNLKで実施される協力セミナーで授与されます。

2016년을 빛낸 도서관 & 사서(NLK,2016/11/23)

琉球大学附属図書館、ハワイ大学マノア校図書館とのILL無料化を継続

琉球大学附属図書館は、2011年11月にハワイ大学マノア校図書館と図書の貸借及び文献複写(ILL)について結んでいた覚書の5年期限を迎えていました。2016年11月2日、両図書館は今後も協力を行うことを確認し、ILL無料化を継続することを発表しています。

ハワイ大学マノア校図書館とのILLについて(2016/11/2、琉球大学附属図書館)
http://www.lib.u-ryukyu.ac.jp/?p=16728

参考:
琉球大学附属図書館、ILL料金の無料化についてハワイ大学マノア校図書館と覚書を締結
Posted 2011年12月16日
http://current.ndl.go.jp/node/19749

韓国・慶尚南道、教育庁が所管する図書館のシステムを統合:道内サービスの標準化や学校図書館との連携

2016年9月6日、韓国・慶尚南道教育庁が、同庁が所管する道内24の図書館システムの統合事業が完了し、利用者登録をすれば道内24館のどの館でも資料の貸出・返却が可能となったと発表しています。

また、専用のウェブサイト(慶尚南道教育庁統合公共図書館)を構築し、24館の資料の統合検索が可能となったほか、障害者等一部住民のみを対象としていた宅配サービスの全道民への拡大、各館間での相互貸借サービスの開始、スマートフォンを用いた会員証、相互貸借の申込や電子書籍・オーディオブックの利用が可能なアプリの提供なども行っています。

その他、道内960の学校図書館との連携のため、読書教育総合支援システムを構築し、学校図書館からの公共図書館資料の検索と、資料の学校図書館での受取を可能としたと発表されています。

경상남도교육청 공공도서관 서비스, 확 달라진다 (慶尚南道教育庁,2016/9/6)
http://news.gne.go.kr/allBoard.do?mcode=XM1401070728004&idx=9105&point=view&boardId=boardQC1399882243039&page=1&search=

회원증 하나로 경남도내 24개 공공도서관 이용 가능(国際新聞,2016/9/6)

これからの学術情報システム構築検討委員会、NACSIS-CAT/ILLの軽量化・合理化について(基本方針)を公開

2016年8月31日、これからの学術情報システム構築検討委員会は、「NACSIS-CAT/ILLの軽量化・合理化について(基本方針)」を公開しました。

この方針は、NACSIS-CAT/ILLの再構築に関する意見募集(2016/4/6-4/28実施)を受けて、第14回委員会(6月29日開催)で案を改訂し、第12回大学図書館と国立情報学研究所との連携・協力推進会議(7月19日開催)にて承認されたものです。

NACSIS-CAT/ILLの軽量化・合理化について(基本方針)の公開について(これからの学術情報システム構築検討委員会、2016/8/31)
http://www.nii.ac.jp/content/korekara/2016/08/nacsis-catill.html

第12回連携・協力推進会議の議事次第と議事要旨を公開しました(大学図書館と国立情報学研究所との連携・協力推進会議、2016/8/31)
http://www.nii.ac.jp/content/cpc/documents/#12

参考:
第14回これからの学術情報システム構築検討委員会議事要旨と配布資料の一部が公開
Posted 2016年7月15日
http://current.ndl.go.jp/node/32089

京都府立図書館、府内の公共図書館等と京都大学附属図書館との相互貸借サービス試行開始を発表:蔵書検索でも連携

2016年8月25日、京都府立図書館は府内の公共図書館等と京都大学附属図書館の間での相互貸借サービスを2017年3月まで試行することを発表しました。

このサービスにより、京都府立図書館や府内の各公共図書館(室)の利用登録者は、京都大学附属図書館(学部等の図書館は除く)の所蔵資料を無料で取寄せて利用することができます。また、京都大学の学生や教職員等は、府内公共図書館の、大学が所蔵していない一般書や地域の郷土資料等といった所蔵資料を京都大学附属図書館の窓口で借りることができます。

京都大学附属図書館の所蔵資料は、府内公共図書館の横断検索システム「京都府図書館総合目録」において、検索結果画面左の「大学(連携館)」から検索することができるようになっています。

京都大学附属図書館との連携による相互貸借サービス試行!(京都府立図書館)
https://www.library.pref.kyoto.jp/?p=6934

京都府図書館総合目録(図書)
https://www.library.pref.kyoto.jp/cross/cross.html

相互協力(京都府立図書館)
http://www.library.pref.kyoto.jp/?page_id=182

京都府立図書館
https://www.library.pref.kyoto.jp

京都大学附属図書館、京都府内の公共図書館・読書施設等との相互貸借サービスを試行開始

2016年8月1日付の京都大学附属図書館のウェブサイトに、2017年3月まで同館が実施する、京都府立図書館、京都府立総合資料館、京都市図書館など、京都府内の公共図書館・読書施設等(国立国会図書館関西館など一部の図書館は対象外)との相互貸借サービスの試行について情報が掲載されています。

この試行サービスは、京都府立図書館が運行する連絡協力車を活用して行われるものです。

京都府内公共図書館・読書施設等との相互貸借サービスについて(試行)(京都大学附属図書館, 2016/8/1更新)
http://www3.kulib.kyoto-u.ac.jp/guide/jpn/guide_jp_kyotoprefectureill.html

【附属図書館】京都府内公共図書館・読書施設等との相互貸借サービスの試行について(京都大学図書館機構, 2016/8/2)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1371671

関連:
府内図書館の一覧(京都府立図書館)
https://www.library.pref.kyoto.jp/?page_id=24

参考:
鳴門教育大学附属図書館、徳島県立図書館の本の取り寄せサービスを開始
Posted 2016年7月28日

第14回これからの学術情報システム構築検討委員会議事要旨と配布資料の一部が公開

2016年7月14日、第14回これからの学術情報システム構築検討委員会議事要旨と配布資料の一部が公開されました。

・ERDB-JPパートナー対象範囲変更
・NACSIS-CAT/ILLの軽量化・合理化について(基本方針)(案)の改訂について

などが議事となり、前者については、出版者及び情報システムベンダー等による参加の枠組みを整備し、パートナー(データ作成機関)拡大を図ること、後者については、方針の改訂案と2016年4月に行われた意見募集に寄せられたうち主なものの集約結果などが、公開された資料に示されています。

第14回これからの学術情報システム構築検討委員会議事要旨および配布資料を公開しました(これからの学術情報システム構築検討委員会, 2016/7/14)
http://www.nii.ac.jp/content/korekara/2016/07/14_1.html

参考:
これからの学術情報システム構築検討委員会、NACSIS-CAT/ILLの再構築について意見募集を開始(-4/28)
Posted 2016年4月6日
http://current.ndl.go.jp/node/31273

これからの学術情報システム構築検討委員会、「NACSIS-CAT/ILL の軽量化・合理化について(基本方針案の要点)」の資料を公開

韓国国立中央図書館が運営する公共図書館の相互貸借システム“Chaekbada”(記事紹介)

2016年8月に開催される第82回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会の資料として、韓国国立中央図書館(NLK)の金(KIM, Hye Jin)氏による、NLKが、2008年4月に開設・運営している韓国国内の公共図書館間の相互貸借システムChaekbada(책바다:本の海)の紹介記事が公開されています。

記事では、システムの沿革、総合目録システムKOLIS-NETのデータの活用・韓国教育学術情報院(KERIS)が運営する大学図書館のILLシステムとのリンク・ショートメッセージを用いた利用者への連絡・地域/グループごとのILLポリシーが設定可能な設計といったシステムの特徴、システムの利用・運営方法が説明されています。

2015年12月時点の加入館は879館で、韓国の公共図書館の77%、大学図書館の24%が参加しており、加入館数・相互貸借数ともに年々増加しているとのことです。

課題として、利用がソウル・京畿道といった首都圏地域に偏っていること、公共図書館の職員不足や頻繁な異動が指摘され、その対応策として、ガイダンスやプロモーション活動、図書館職員向け研修の地域での開催などが紹介されています。

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