標準化

国際図書館資料識別子(ILII)に関するISO規格(ISO 20247:2018)が発行

2018年1月、国際図書館資料識別子(ILII)に関する規格ISO 20247:2018が発行されました。

ILIIは、図書館及び関連組織のための国際標準識別子(ISIL)(ISO 15511)が定める図書館及び関連組織が所蔵・管理する資料の一意の識別のために用いられるもので、図書館間貸出や蔵書の共同管理といった、図書館システム間で所蔵資料に関する情報が共有されている際に、各資料の識別を容易にすること等を目的としています。

ISO 20247:2018 Information and documentation -- International library item identifier(ILII)(ISO)
https://www.iso.org/standard/67408.html

参考:
CA1872 - 国際図書館資料識別子(ILII) / 宮澤 彰
カレントアウェアネス No.328 2016年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1872

World Wide Web Consortium、報告書“W3C study on practices and tooling for Web data standardization”を公開

2018年1月3日、World Wide Web Consortium(W3C)が、報告書“W3C study on practices and tooling for Web data standardization”の公開を発表しています。

報告書は、「データのウェブ」やW3Cの標準化のための活動紹介、関係者を対象に実施されたアンケート調査の結果、標準化の普及を評価するための課題、標準を開発・利用するコミュニティを支援する必要性、標準を改善し新しい標準に必要なギャップを把握するためのフィードバックを得るための方法、標準化の過程の変更、セマンティックウェブのコグニティブウェブへの進化等の内容で構成されています。

W3C study on Web data standardization(W3C,2018/1/3)
https://www.w3.org/blog/data/2018/01/03/w3c-study-on-web-data-standardization/

米・ハリーランサムセンター、ポータルサイトのデジタル画像をIIIFに準拠して公開

2017年12月5日、米・テキサス大学オースチン校ハリーランサムセンターが、同センターのポータルサイトに搭載されているデジタル画像を、デジタル画像の相互運用のための国際規格IIIFに準拠させたと発表しています。

また、ビュワとしてはMiradorを採用しています。

Thousands of cultural heritage materials now instantly shareable in new online platform(Ransom center magazine,2017/12/6)
https://sites.utexas.edu/ransomcentermagazine/2017/12/05/thousands-of-cultural-heritage-materials-now-instantly-shareable-in-new-online-platform/

米国学校図書館員協会、新しい『学校図書館基準』を刊行

2017年11月10日、米国図書館協会(ALA)傘下の米国学校図書館員協会(AASL)が、新しい学校図書館基準“National School Library Standards for Learners, School Librarians, and School Libraries” を刊行しました。

これまで“AASL Standards for the 21st-Century Learner”、“Standards in Action”、“Empowering Learners”の3つに分かれていた基準・ガイドラインを統合・改訂し、1冊のテキストとしたものです。

あわせて、今回の基準の、管理者・保護者へのアドヴォカシーや教員との連携を支援するためのツールとして“AASL Standards Framework for Learners pamphlet”も刊行されています。

米国情報標準化機構、コンテンツ交換のための標準規格“STS: Standards Tag Suite ”を発表

2017年10月9日、米国情報標準化機構(NISO)が、規格“STS: Standards Tag Suite ”を公開したと発表しています。

標準化したフルテキストやメタデータを記述するためのXMLの要素や属性を定義しており、交換タグセットと拡張セットがあり、フルテキストやメタデータの公開や相互運用性のための標準モデルを提供するものです。

NISO Publishes Standards Tag Suite (NISO STS) Standard(NISO,2017/10/9)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=7f86c9b6e70c7e87f64ca24f571db881ad31ee0b

米国情報標準化機構、書誌情報の語彙に関するテクニカルリポート“Issues in Vocabulary Management”を公開

2017年9月25日、米国情報標準化機構(NISO)が、テクニカルリポート“Issues in Vocabulary Management”を公開しました。

2013年から2014年にかけて実施された“Bibliographic Roadmap Development Project”の成果で、図書館・出版社等以外にも、書誌や他の記述データを作成し共有する個人・団体や、課題を解決するために語彙を使用する様々な組織のナレッジマネージャーを支援することを目的としています。

2014年に発表した“Bibliographic Roadmap Development Projectの要約レポートで示された今後の書誌情報交換のための作業「語彙の利用・再利用」「語彙の文書化」「RDF語彙の保存のための要件」に基づいており、適切なライセンスやメンテナンスの維持・版管理を含めた語彙の利用・再利用のためのポリシーや社会的考慮事項の検討、語彙の属性の文書化、特に発見や利用・統制の持続性に関連した基準の研究、資金不足により団体によって放棄された語彙や印刷物からデジタル版に移行できない語彙などの“orphan vocabularies”の現状調査が行われています。

【イベント】平成29年度京都大学図書館機構講演会「デジタルアーカイブの新たな展開と可能性 -IIIFの動向と活用例から考える-」(10/18・京都)

2017年10月18日、京都大学附属図書館において、平成29年度京都大学図書館機構講演会「デジタルアーカイブの新たな展開と可能性 -IIIFの動向と活用例から考える-」が開催されます。

IIIFコンソーシアムの活動およびIIIFの概要、デジタル画像の共有による研究事例、IIIFの実装例の報告により、デジタルアーカイブを巡る最新の状況を俯瞰するとともに、これにより今後の大学図書館におけるデジタル画像の情報発信、研究における活用の可能性、およびデジタルアーカイブの推進の契機とすることを目的としています。

受講料は無料ですが、定員は80人で、事前の申し込みが必要です(先着順)。

当日の講演記録について、映像は京都大学OCWにて、資料は京都大学学術情報リポジトリKURENAIで保存・公開の予定とのことです。

平成29年度 京都大学図書館機構講演会「デジタルアーカイブの新たな展開と可能性 -IIIFの動向と活用例から考える-」(京都大学図書館機構)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1375879

E1916 - 情報の分散記述と共有をうながすWeb Annotation

ウェブ上での注釈(アノテーション)の表現方法を標準化するWeb Annotation(以下WA)が2017年2月にWorld Wide Web Consortium(W3C)の勧告となった。仕様は,注釈の表現方法であるデータモデル(WA Data Model),この注釈モデルをRDFで記述するための語彙(WA Vocabulary),および注釈の取得や管理のためのアプリケーションのやり取りを定めるプロトコル(WA Protocol)の3つから成る。

米国情報標準化機構、“STS: Standards Tag Suite”のドラフト版(NISO Z39.102-201x)を公開

2017年4月24日、米国情報標準化機構(NISO)は“STS: Standards Tag Suite”のドラフト版(NISO Z39.102-201x)を公開し、5月24日までパブリックコメントを求めています。

フルテキストや標準メタデータの公開・交換のための、共通のXMLフォーマットを規定するもので、DTD(文書型定義)が数種類あることが、標準間の相互運用性を妨げ、組織間の協力を阻害しているという認識のもと、“Journal Article Tag Suite(JATS)”(ANSI/NISO Z39.96-2015)をベースに作成されたものです。

ドラフト版へのコメントに対応をした後、2017年の秋に公表される予定です。

“Web Annotation Data Model”等がW3C勧告に

2017年2月23日、W3Cが

・Web Annotation Data Model
・Web Annotation Vocabulary
・Web Annotation Protocol

の3点を勧告(Recommendation)として公開しました。

あわせて、Web Annotation Working Group(WAWG)が、Working Group Noteとして、

・Embedding Web Annotations in HTML
・Selectors and States

の2点を公開しています。

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