標準化

米国情報標準化機構、“STS: Standards Tag Suite”のドラフト版(NISO Z39.102-201x)を公開

2017年4月24日、米国情報標準化機構(NISO)は“STS: Standards Tag Suite”のドラフト版(NISO Z39.102-201x)を公開し、5月24日までパブリックコメントを求めています。

フルテキストや標準メタデータの出版・交換のための、共通のXMLフォーマットを規定するもので、DTD(文書型定義)が数種類あることが、標準間の相互運用性を妨げ、組織間の協力を阻害しているという認識のもと、“Journal Article Tag Suite(JATS)”(ANSI/NISO Z39.96-2015)をベースに作成されたものです。

ドラフト版へのコメントに対応をした後、2017年の秋に公表される予定です。

“Web Annotation Data Model”等がW3C勧告に

2017年2月23日、W3Cが

・Web Annotation Data Model
・Web Annotation Vocabulary
・Web Annotation Protocol

の3点を勧告(Recommendation)として公開しました。

あわせて、Web Annotation Working Group(WAWG)が、Working Group Noteとして、

・Embedding Web Annotations in HTML
・Selectors and States

の2点を公開しています。

米国情報標準化機構、ウェブリソースの同期に関する規格“ResourceSync Framework Specification”の改訂版(バージョン1.1)を公開

2017年2月16日、米国情報標準化機構(NISO)が、2つのウェブサーバの間でのコンテンツの同期を行うためのプロトコルResourceSyncのコアとなる規格“ResourceSync Framework Specification”の改訂版(バージョン1.1) (ANSI/NISO Z39.99-2017)を公開しました。

NISO Announces Updated Version of ResourceSync Framework Specification(NISO,2017/2/16)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=96962d7722cc13a1e20c40e2ca3c2ca8ca80359d

経済産業省、各府省庁が保有する法人情報の一括検索・閲覧・取得ができる「法人インフォメーション」の運用を開始

2017年1月19日、経済産業省は、内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室と協力し、政府の許認可、委託契約受注、補助金交付、表彰受賞等の法人の情報等を一括で検索、閲覧できる「法人インフォメーション(略称:法人インフォ)」の運用を開始しました。

このシステムでは、法人番号が使用されています。

このシステムにより、取引先や取引先候補がどのような法人かを調べることができます。また、共通語彙基盤を使ってデータ整理が行われており、RDFで実装されLOD(Linked Open Data)として活用できるようにもなっています。

法人インフォメーション(略称:法人インフォ)
http://hojin-info.go.jp/hojin/TopPage

各府省庁の法人情報を一括検索、閲覧、取得ができる「法人インフォメーション」の運用を開始しました。(経済産業省商務情報政策局情報政策課情報プロジェクト室、2017/1/19)
http://www.meti.go.jp/press/2016/01/20170119001/20170119001.html

関連:
経済産業省の持つ法人情報を一括検索、閲覧できるシステムの一般向け運用を開始しました。(経済産業省商務情報政策局情報政策課情報プロジェクト室、2016/4/22)

経済産業省と情報処理推進機構(IPA)、共通語彙基盤に関するウェブサイトを開設

2016年11月18日、経済産業省と情報処理推進(IPA)は、IMI(Infrastructure for Multilayer Interoperability:情報共有基盤)に関する情報提供や利活用促進のためのウェブサイト「imi.go.jp」を開設しています。

IMIとは、電子行政分野におけるオープンな利用環境整備に向けたアクションプランの一環で、データに用いる文字や用語を共通化し、情報の共有や活用を円滑に行うための基盤です。文字情報基盤と共通語彙基盤により、行政サービスの相互運用性(Interoperability) 向上を図っています。

imi.go.jpオープンしました(IMI 情報共有基盤)、2016/11/18)
http://imi.go.jp/info/0001.html

Twitter(@openmeti、2016/11/18)
https://twitter.com/openmeti/status/799652377338839045

参考:
経済産業省と情報処理推進機構(IPA)、オープンデータの情報の価値を最大化する「共通語彙基盤」への理解を広げるセミナーを全国各地で開催中
Posted 2015年8月21日
http://current.ndl.go.jp/node/29226

米国情報標準化機構、図書館のデジタルコンテンツへのアクセス向上を目的としたワーキンググループを立ち上げ:RESTful APIやモバイル拡張機能の標準を策定

2016年8月25日、米国情報標準化機構(NISO)が、図書館のデジタルコンテンツへのアクセス向上を目指して、RESTful APIやモバイル拡張機能の標準を策定する新しいプロジェクトを立ち上げると発表しています。

現在の図書館のサービスは、遅れた技術や遅い通信プロトコルに基づいているとし、ニューヨークのクィーンズ図書館によって開発されたAPIの要件にのっとって、NISOのワーキンググループ(WG)で、図書館界の基盤となる基礎的なAPIを検討するもので、WGでは、NISOの推奨案という形式で、その基礎的な枠組みを提案する予定です。

NISOでは、図書館、図書館システムのベンダー、デジタルコンテンツのプロバイダー・代理店のWGへの参加を呼びかけています。

NISO Launches New Project to Create a Flexible API Framework for E-Content in Libraries(NISO,2016/8/25)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=e18a9742103bc945868a51a1e196e62b68879df6

関連:

E1833 - 2016年ISO/TC46国際会議<報告>

 2016年5月9日から13日まで,ニュージーランドのウェリントンでISO/TC46(International Organization for Standardization/Technical Committee 46)の国際会議(E1693ほか参照)が開催された。TC46は「情報とドキュメンテーション」を担当する専門委員会である。今回はTC46総会と5つの分科委員会(Subcommittee:SC)の総会及び作業部会が開催され,日本から4名が参加した。筆者は「識別及び記述」(Identification and Description)を担当する第9分科委員会(SC9)の国内委員としてSC9の作業部会,総会及びTC46総会に参加した。以下SC9の会議内容を中心に報告する。

W3Cのワーキンググーループ、 Web Annotation Protocolの勧告候補を発表

2016年7月12日、W3CのWeb Annotation Working Group(WAWG)が、“Web Annotation Protocol”の勧告候補(Candidate Recommendation)を公開しました。

W3C Invites Implementations of Web Annotation Protocol(W3C,2016/7/12)
https://www.w3.org/blog/news/archives/5674

Web Annotation Protocol
W3C Candidate Recommendation 12 July 2016
https://www.w3.org/TR/2016/CR-annotation-protocol-20160712/

参考:
W3Cのワーキンググループ、“Web Annotation Protocol”の公開草案初版を発表
Posted 2015年7月3日
http://current.ndl.go.jp/node/28812

E1613 - Open Annotation,Web標準へ W3C Annotation WG始動
カレントアウェアネス-E No.268 2014.10.09
http://current.ndl.go.jp/e1613

CA1872 - 国際図書館資料識別子(ILII) / 宮澤 彰

現在,国際標準化機構第46専門委員会(ISO/TC46)の,識別と記述分科会(SC9)で,ISO 20247 国際図書館資料識別子(International Library Item Identifier: ILII)の標準化が進んでいる。現段階は2016年7月16日締め切りのCD(Committee Draft: 委員会原案)投票(1)にかけられているところである。...

研究データ同盟・国際科学会議世界科学データシステム、研究データと論文の関連情報を情報交換するための新しいフレームワーク“Scholix”を発表

2016年6月20日、研究データ同盟(RDA)と国際科学会議世界科学データシステム(ICSU-WDS)が、研究データと論文の関連情報を情報交換するための新しい国際的な総合運用性フレームワーク“Scholix”を発表しています。

フレームワークは、概念モデル、情報モデル、情報標準及びエンコーディングガイドライン、交換プロトコルのためのオプション、から構成され、(1)データおよび文献の可視性や発見可能性の拡大(2)データを再利用可能な状況にする(3)クレジット帰属メカニズムの支援、を主要な目的としており、ディスカバリーサービス・インパクトファクターといった第三者によるサービスでも活用できるように設計されています。

このフレームワークは、RDAとICSU-WDSのData Publishing Servicesが、Crossref、DataCite、OpenAIRE、PANGAEA、International STM Association、Australian National Data Service、Elsevierと共同でおこなったワーキンググループの成果です。

Crossref、DataCite、OpenAIREでは、既に、このフレームワークを用いたサービスの開発を進めていると発表されています。

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