T24 – CEAL(Councilon East Asian Libraries)

カレントアウェアネス
No.214 1997.06.20


用語解説[T24]
CEAL(Council on East Asian Libraries)

1947年東洋学を専攻する学者と図書館員によって,資料収集・司書の養成など図書館に関する種々の問題を話し合う場としてNational Committee on Oriental Collections in the USA and Abroadという非公式な団体が設立された。その後,1967年にCEAL(当時はCommittee on East Asian Libraries)という名称でアジア研究協会(AAS:Association for Asian Studies)の下部組織として正式に設立された。

CEALは,学者と図書館員の間に図書館の施設改善のための討議の場を提供すること,蔵書構築,書誌情報の調整や流通を促進すること,図書館協力とサービスの向上を図ることを目的としている。

現在,Journal of East Asian Librariesを刊行しているほか,インターネット上にホームページ(http://darkwing/uoregon.edu/~felsing/ceal/welcome.html)を開設し,東アジア図書館に関するメーリングリスト(EASTLIB@LISTSERV.UNC.EDU)を主催している。