フランス国立図書館、ウェブアーカイブを館内限定で公開

フランス国立図書館(BnF)が、館内(フランソワ・ミッテラン館内調査研究用図書館レ・ド・ジャルダン)限定でウェブアーカイブを公開したと発表しています。これは2006年の法制化に基づき、.frドメイン、および、.frドメイン以外でフランス人あるいはフランス国内で作成されたウェブサイトを優先し、選択的にロボットで収集したもので、2004年から毎年Internet Archiveと協同で大規模に収集しているコレクションと、2007年の大統領選挙・議会選挙など特定のトピックについて、担当のライブラリアンがチェックした特定のサイトをより高頻度でより完全に収集したコレクションの2つからなる、とされています。

なお2008年4月時点で、BnFが収集したファイルは130億点に達しているとのことです。

BnF-Collections : Archives de l’Internet
http://www.bnf.fr/pages/collections/archives_internet.htm

参考:
CA1614 – フランス法定納本制度改正とウェブアーカイブへの対応 / 鈴木尊紘
http://current.ndl.go.jp/ca1614