書類整理棚サイズのLCを作ろう!70年前の夢

1936年8月に発行された雑誌“Modern Mechanix”に、「缶詰図書館が読者に新たな眺望をもたらす(Canned Libraries Open New Vistas To Readers)」と題された記事が掲載されています。これは、当時最先端のマイクロ写真などの技術を使って、本をマイクロフィルム化し、膨大な蔵書を書類整理棚に収まるようなコンパクトなサイズに縮小するというアイディアでした。それぞれの書籍はフィルム化され、12ゲージのショットガンの弾よりも小さなカートリッジに格納されます。読書するときは読みたい本のカートリッジを投影機に差し込み、スクリーンに投影し、自分の好きな文字の大きさに調節して読むことができる、と記事は伝えています。記事にはこの技術を使った新しい読書のイメージ写真も掲載されています。

Canned Libraries Open New Vistas To Readers (Aug, 1936)
– Modern Mechanix
http://blog.modernmechanix.com/2008/12/02/canned-libraries-open-new-vistas-to-readers/

Canned Libraries Open New Vistas To Readers (Aug, 1936)
– LISNews 2008/12/2付けの記事
http://lisnews.org/canned_libraries_open_new_vistas_readers_aug_1936