紙幣、宝くじ、ラブレター・・・返却された図書館資料に挟まっていたもの(米国)

米国アリゾナ州のチャンドラー公共図書館は、年間230万点の資料の貸し出しがあります。こうして貸し出した資料が返却されるときに、資料に挟まっていた、さまざまな「しおりの代用品」について、Arizona Republic紙が紹介しています。同館では、資料に挟まっていたものについて、原則保管することとしており、これまでに紙幣、宝くじ、ラブレター、トランプ、グリーティングカード、ボードゲームの付属品、食卓用ナプキン、旅行土産、ステッカー、くし、破れた風船、折り紙、小切手の入った封筒などが見つかっているそうです。ちなみに、最も多く見つかるものの1つは、トイレットペーパーだそうです。返却ポスト経由で入っている場合や、書架を整理しているときに気づくことも多く、こうしたものが見つからない日はめったにないとのことです。なお小切手の入った封筒については、振り出し主を図書館の利用者リストから探しだして、連絡したとのことです。

このほかにも返却ポストに携帯電話が入っていたり、資料に延滞料金がテープで張られていたり、公共料金の支払い用郵便(未投函のもの)が入っていることもあるそうです。未投函の郵便については、切手が貼られていればそのまま、貼られていなければ貼ったりもして、郵便ポストに投函するそうです。

Librarians find the weirdest things in returned books – azcentral.com
http://www.azcentral.com/community/chandler/articles/2008/08/28/20080828cr-stuffinbooks0829.html

Chandler Public Library
http://chandlerlibrary.org/

09/01/2008付けLISNewsの記事
http://lisnews.org/librarians_find_weirdest_things_returned_books