インターネットユーザーのうち、検索エンジンを利用する人はどのくらい?(米国)

米国におけるインターネットの社会的影響について調査を行っているPew Internet & American Life Projectはこのほど、インターネット利用者に対し、「昨日、検索エンジンを利用しましたか?」と尋ねる調査(2008年4~5月に実施)の結果を発表しました。この調査は2002年1月から継続して行われており、今回が8回目です。

この調査では、インターネット利用者のうち約半数の49%が、昨日検索エンジンを利用したと回答しています。初回の2002年1月は29%、前回の2006年12月は41%で、今回の値が過去最高値です。このように増加した理由として、Pew社は「個々のウェブサイトに検索機能が備わってきたこと」「ブロードバンドが普及してきたこと」を挙げています。

なお、学歴が高い人、収入が多い人、家庭でブロードバンドを導入している人、年齢が若い人ほど、検索エンジンを使っているという結果もでています。

Pew Internet: Search Engine Use
http://www.pewinternet.org/PPF/r/258/report_display.asp