図書館におけるゲーム関係プログラムの実態調査(米国)

米国内の各館種の図書館において、2007年にどのくらいゲーム(ボードゲーム、カードゲーム、テレビゲーム、チェス、パズル)関連のプログラムが実施されたかを、シラキュース大学のニコルソン(Scott Nicholson)准教授のグループが調査しています。調査結果は、2008年11月にシカゴで開催される、米国図書館協会(ALA)のゲームシンポジウムで発表されるとのことです。

Gaming Programs in Libraries – Census of 2007 Programs
http://www.surveymonkey.com/s.aspx?sm=64bf17n2mW5s4QdKL6ctxg_3d_3d

July 14, 2008付けShifted Librarianの記事
http://theshiftedlibrarian.com/archives/2008/07/14/announcing-the-2007-gaming-census.html

なお、同准教授が2006年に実施した調査の結果が、同准教授のウェブサイトで公開されています。チェスクラブを設置する、館内のPCでオンラインゲームを利用可能とするなど、何らかの形でゲームを提供している公共図書館が77%に達し、ゲームを図書館のプログラムとしている公共図書館も43%あったという結果が出ています。

The Role of Gaming in Libraries: Taking the Pulse
http://librarygamelab.org/pulse2007.pdf

参考:
E693 – テレビゲームを図書館サービスの1つに
http://current.ndl.go.jp/e693

ゲームと図書館の交差点を探求する研究プロジェクト(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/5773