電子ブックの提供と利用の現状調査(米国)

米国の調査会社Primary Research Groupが 図書館における電子ブックの提供と利用の現状調査2008年版を発表しています。本体は有料ですが、ResourceShelfがハイライトを紹介しています。

それによると、81%以上が電子ブックをOPACから探せるようにしている、74%がMARCによる目録レコードを作っている、自然科学の分野やビジネスの分野、参考図書で電子ブックの利用が多い、利用者は電子ジャーナルのようには利用に慣れていない、といったことが分かる調査結果となっているようです。

Library Use of E-books, 2008-09 Edition
http://www.primaryresearch.com/200804281-Libraries–Information-Science-excerpt.html

Highlights Only (Findings): PRG Releases New Report on the Use of E-Books in Libraries
http://www.resourceshelf.com/2008/04/30/highlights-only-prg-releases-new-report-on-the-use-of-e-books-in-libraries/#more-16357

参考:
CA1648 – 動向レビュー:大学図書館と電子ブック / 加藤信哉
http://current.ndl.go.jp/ca1648
図書館における電子リソースのライセンシングに関する報告書
http://current.ndl.go.jp/node/6942