米国の公共図書館のインターネットサービスの実態は?

米国図書館協会(ALA)が、米国の公共図書館がインターネット上で提供しているサービスと、公共図書館の施設内におけるインターネットアクセスサービスに関して、その実態と課題を紹介するブリーフィング・ペーパーを作成しています。

公共図書館がインターネットを通じて提供しているサービスについての調査結果では、有料データベースが85.6%、宿題に役立つリソースが68.1%と高く、以下、デジタルレファレンス57.7%、電子書籍38.3%、オーディオブック38.0%と続いていますが、いずれも都市部に比べ地方の図書館での提供率が低くなっているなど、地域格差が発生していることが課題として提起されています。

Internet Connectivity in U.S. Public Libraries
http://www.ala.org/ala/ors/plftas/connectivitybrief1.pdf

Public Library Funding & Technology Access Study
http://www.ala.org/plinternetfunding

New issues brief examines public library Internet connectivity – ALA
http://www.ala.org/ala/pressreleases2008/april2008/ORSconnectivityreports.cfm