米国で最もリテラシーの高い/図書館資源が充実した都市は?

セントラル・コネチカット州立大学から、米国の都市(人口25万人以上)のリテラシー・ランキングの2007年版が発表されました。今回のランキングでは、過去2年間トップの座を占めていたシアトル市(ワシントン州)を抜いて、ミネアポリス市(ミネソタ州)がトップに輝きました。また同市の双子都市、セントポール市(ミネソタ州)が3位につけました。

なお、このランキングは6つの指標から成り立っており、その1つに図書館資源があります。この指標は

・公立学校の生徒1,000人当たりの学校図書館メディアスペシャリストの人数
・サービス人口1万人当たりの分館数
・サービス人口1人当たりの蔵書数
・サービス人口1人当たりの貸出数
・サービス人口1万人当たりの司書職員数

の5項目を数値化したもので、図書館資源ランキングの上位は、1位クリーブランド市(オハイオ州)、2位セントルイス市(ミズーリ州)、3位カンザスシティ市(ミズーリ州)でした。1位・2位は昨年と同じです。

America’s Most Literate Cities, 2007
http://www.ccsu.edu/AMLC07/Overall_Rankings/Top10.htm
Library Support, Holdings, and Utilization
http://www.ccsu.edu/AMLC07/Library/top10.htm

Minneapolis May be Most Literate City, but Cleveland is Tops in Libraries – Library Journal
http://www.libraryjournal.com/article/CA6516697.html

参考:
米国で最もリテラシーの高い都市は?
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=2690