図書館サポートスタッフにも認定プログラムを!(米国)

米国図書館協会(ALA)関連専門家協会(ALA-APA)では2007年から、ALAや博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)からの支援のもと、図書館サポートスタッフ(Library Support Staff:LSS)に対する全国レベルの認証プログラムを設けるプロジェクトを始動させています。このプロジェクトに関するウェブサイトが新たに立ち上がりました。

2004年の全米教育統計センター(NCES)によると、図書館学/図書館情報学修士号(MLS/MLIS)を必要としない業務を担当している図書館職員であるLSSは、全米でおよそ16万人おり、MLS/MLIS所有者を含む全職員の69%を占めています。LSSに対しては、全50州のうち半分以上の州が独自に認証を行っているものの、全国レベルの認証プログラムはまだ存在していません。本プロジェクトはLSSの職業アイデンティティの確立や、有効なコンピテンシーの定義・研修カリキュラムの策定等のため、全国レベルの認証プログラムを作ろうという試みです。3年後に、プログラムを施行する予定とされています。

Library Support Staff Certification Program – ALA-APA
http://www.ala-apa.org/certification/supportstaff.html

Library Support Staff Certification Program FAQ
http://www.ala-apa.org/certification/supportstafffaq.html