公共図書館でのインターネットサービス隆盛の光と影

米国図書館協会(ALA)とフロリダ州立大学が協同で行った、公共図書館における利用者向けコンピュータ・インターネット提供サービスに関する調査の報告書“Libraries Connect Communities : Public Library Funding & technology Access Study 2006 -2007”がALAのウェブサイトで公開されています。この報告書は、

・公共図書館は無料でインターネットサービスを提供する機関としてコミュニティの人々の学習や失業者の就業支援に役立っている場合が多く(73%の図書館が、地域で無料インターネットサービスを提供しているのは自館だけだと回答)、今後も図書館がこのような役割を果たすことは重要であると考えられること
・しかしながら、サービスを支えるだけの資金とインフラが十分でないということ
・また、ソフト/ハードの更新について計画をしっかり立てておく必要があること

などを指摘しています。

Libraries Connect Communities : Public Library Funding & technology Access Study 2006 -2007
http://www.ala.org/ala/ors/publiclibraryfundingtechnologyaccessstudy/pullibfunandtechaccstudy.htm

September 15 ,2007のResourceShelfの記事
http://www.resourceshelf.com/2007/09/15/libraries-connect-communities
-public-library-funding-technology-access-study-2006-2007-report/