LC、図書館蔵書デジタル化ベンダー向けのMARC説明資料を発表

米国議会図書館(LC)の共同目録プログラム“Program for Cooperative Cataloging”(PCC)が、図書館蔵書のデジタル化を手がけるベンダー(Monograph Aggregator Vendor)向けに、PCCで推奨されているMARCレコードの仕様と、紙媒体・マイクロフィルム・CD-ROMなどデジタル化する前の資料のレコードからの変換(コピーカタロギング)仕様について説明する資料を発表しました。

この資料は、デジタル化された資料のメタデータを、各図書館のローカルシステムに容易に取り込めるものにしてもらうことを主目的としています。MARC21形式で直接作成することを第一に推奨するとともに、それが困難な場合には、Dubline Core、MODSなど、すでにMARC21への変換プログラムが用意されている形式で作成することを求めています。

MARC Record Guide for Monograph Aggregator Vendors
http://www.loc.gov/catdir/pcc/sca/FinalVendorGuide.pdf