ALA、FBIの図書館に対する無理解を批判

2006年5月に行われた、米国上院の司法委員会による連邦捜査局(FBI)の監査前ヒアリングにおいてFBIが委員会に提出した回答が、11月30日に公開されました。ヒアリングでは、図書館が国家安全保障書簡(NSL)に従うべきであるとするFBIの見解について、明確にするように求めていました。

この回答を受けて、米国図書館協会(ALA)のバーガー(Leslie Burger)会長は、FBIは図書館の役割や利用者のプライバシー保護に対して理解していない、と批判しています。

FBI Director’s Comments to Senate Reveal Continued Hostility Toward Libraries, Privacy – ALA
http://www.ala.org/ala/pressreleases2006/debember2006/muellercomments.htm

参考:
E462 (No.79) – 愛国者法,図書館条項を修正して成立
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/cae/item.php?itemid=468