「図書館とゲーム: サービスの交差点」

米国の公共図書館や学校図書館の中には、利用者にゲームを提供しているところがあります。米国図書館協会(ALA)の2007年冬季大会でも、ゲームについて知識を得るための「ゲーム紹介(大会?)」などが行われる予定です。
このほど、米国図書館協会(ALA)の出版部門・TechSourceから、図書館におけるゲームの提供事例を紹介する新刊“Gaming and Libraries: Intersection of Services”(「図書館とゲーム: サービスの交差点」)が刊行されました。この一部は無料で見ることができます。

この本では、図書館におけるゲームの提供事例のほか、図書館がなぜゲームを提供するのか、ゲームの教育的効果、ゲームによるコミュニケーションの効果なども紹介されています。また、家庭用ゲーム機本体の紹介、代表的なPCゲーム/オンラインゲームのソフト紹介、これらゲーム設備の代表的な設定についても紹介されており、実践的な内容となっているようです。

Gaming and Libraries: Intersection of Services
http://www.techsource.ala.org/ltr/gaming-and-libraries-intersection-of-services.html

参考:
John Kirriemuir. Digital Games and Digital Libraries.
http://www.ticer.nl/06carte/publicat/15Kirriemuir.ppt
(オランダ・Ticerが行った2006年の研修での発表資料)
ALA2007年冬季大会
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=2409