オープンコースウェアが本格始動(日本)

インターネット上で大学の講義資料などを無償公開する「オープンコースウェア」(OCW)が本格的に始動しつつあります。
OCWは米マサチューセッツ工科大学(MIT)が提唱したシステムで、日本では2005年に東京大学・京都大学・慶應義塾大学・早稲田大学・東京工業大学・大阪大学が共同で設立した「日本OCW連絡会」が発足、2006年には「日本オープンコースウェア・コンソーシアム」(JOCW)へと発展するとともに、新たに九州大学・名古屋大学・北海道大学が加盟し、OCWの情報交換や普及を図っています。
すでに各大学でプロジェクトが始動していますが、日本経済新聞2006年8月3日付け紙面(近畿経済・京滋面)によると、京都大学では2007年春から、公開科目を現在の50科目から、100科目程度に増やすなどして、本格的な運用に移行するそうです。

日本オープンコースウェア・コンソーシアム
http://www.jocw.jp/index_j.htm

KYOTO-U OPEN COURSEWARE
http://ocw.kyoto-u.ac.jp/jp/index.htm