フランスでも研究論文のオープンアクセス化推進の動き

フランス国立科学研究センター(CNRS)のセンター長に就任したArnold Migus氏は、センターに所属する研究者が作成した研究論文をHAL(Hyper Article en Ligne)と呼ばれる機関リポジトリに登録するよう求める声明を発表したそうです。
研究論文のオープンアクセス化については、前センター長も「勧告(recommendation)」という形で発表していましたが、達成率がセルフアーカイビングの国際基準である15%を下回っておりあまりオープンアクセス化が進んでいないことから、この度より強い「要求(requirement)」として改めて発表したものです。

More on the CNRS self-archiving recommendation
http://www.earlham.edu/~peters/fos/2006_06_18_fosblogarchive.html#115114965989406395
Position of CNRS (France) on Open Access
http://openaccess.eprints.org/index.php?/archives/102-Position-of-CNRS-France-on-Open-Access.html