図書館問題研究会、「『表現の不自由展・その後』への脅迫と介入を強く非難し、表現の自由を守るためのアピール」を公開

2019年9月2日、図書館問題研究会は同全国委員会名義で、「『表現の不自由展・その後』への脅迫と介入を強く非難し、表現の自由を守るためのアピール」を公開しました。

公開されたアピールでは、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」内の企画展「表現の不自由展・その後」が脅迫と介入により、中止に追い込まれたことに強く抗議するとされています。加えて、同展示の再開も願うとしています。

アピールでは問題点として、以下を指摘しています。

・公立の芸術祭に露骨な政治介入が行われたこと
・「反日的な展示に公金を投入するのはおかしい」などの言説が多数拡散していること

また、「表現の不自由展・その後」で展示されていた大浦信行氏の『遠近を抱えて』『遠近を抱えてPartII』が富山県立図書館図録問題の原因となった作品であることにも言及し、「図書館の自由」に直接関わるものとして、同問題の概要についても紹介しています。

「表現の不自由展・その後」への脅迫と介入を強く非難し、表現の自由を守るためのアピール を掲載しました(図書館問題研究会, 2019/9/2)
http://tomonken.sakura.ne.jp/tomonken/blog/2019/09/02/statement/

「表現の不自由展・その後」への脅迫と介入を強く非難し、表現の自由を守るためのアピール
http://tomonken.sakura.ne.jp/tomonken/statement/freedom-of-expression/