早稲田大学図書館、「早稲田大学における電子ジャーナルの利用実態に関するアンケート調査」の調査結果を公表

2019年7月12日、早稲田大学図書館は、「早稲田大学における電子ジャーナルの利用実態に関するアンケート調査」の調査結果を公表しました。

同調査は、全学的な学術情報基盤の維持および発展に関する施策の一環として、同大学に所属する常勤教員・大学院学生・学部学生を対象に行われたものです。概要報告によれば、調査の実施期間は2019 年 3 月 4 日から3 月 22 日までであり、有効回答数は999票でした。

今回の調査により、契約により現在提供されている電子ジャーナルの重要性が改めて浮き彫りとなったとし、特にElsevier社など大手出版社7社との「ビッグディール契約」に基づき提供される学術雑誌等は、同大学の研究・教育を支える学術情報基盤として、分野を問わず必要不可欠であることが確認されたとしています。

【結果報告】早稲田大学における電子ジャーナルの利用実態に関するアンケート調査(早稲田大学図書館, 2019/7/12)
https://www.waseda.jp/library/news/2019/07/12/6828/

「早稲田大学における電子ジャーナルの利用実態に関するアンケート調査」概要報告 [PDF:452KB] https://www.waseda.jp/library/assets/uploads/2019/07/01_Summary_jp.pdf

早稲田大学における電子ジャーナルの利用実態に関するアンケート調査(結果報告)[PDF:4.17MB]
https://www.waseda.jp/library/assets/uploads/2019/07/02_Detail_jp.pdf

参考:
関西四大学学長、電子ジャーナル購読に関し危機意識を表明
Posted 2019年1月8日
http://current.ndl.go.jp/node/37332

欧州大学協会(EUA)、欧州の大学におけるビッグディール契約に関する調査報告書の第2版として“2019 Big Deals Survey Report”を公開
Posted 2019年5月17日
http://current.ndl.go.jp/node/38179

CA1586 – 動向レビュー:電子ジャーナルのビッグ・ディールが大学図書館へ及ぼす経済的影響について / 加藤信哉
カレントアウェアネス No.287 2006.03.20
http://current.ndl.go.jp/ca1586