オランダ王立図書館(KB)、国民全員に奉仕する「国立図書館」であることを示すため、新しいブランドカラーやロゴを発表

2019年2月26日、オランダ王立図書館(KB)が、新しいブランドカラーやロゴを発表しました。同館では現在、ウェブサイトを含めた全てのコミュニケーション手段を新しいブランドカラーやロゴに変換する作業を実施しています。

KBでは、2015年に公共図書館に関する調整を行う役割が法的に追加されたり、新しい利用者を開拓するための事業を行っていることから、KBが国民全員に奉仕する「国立図書館」であることを示すために新しいビジュアルブランディングを行うこととしたものです。

新しいブランドのコンセプトは「つなぐこと」(connection)で、ロゴは、古典と現代、過去と未来、静と動等の間の結合を表現しているとのことです。そして、開いている本等を表す矢印で結びつける表現で、王立図書館と呼ばれた古典的な世界と、近づきやすい今日の国立図書館をリンクさせています。

New visual brand for the KB(KB,2019/2/26)
https://www.kb.nl/en/news/2019/new-visual-brand-for-the-kb

参考:
OCLCとオランダ王立図書館が、公共図書館のコレクションの可視性を高めるための連携協定を締結
Posted 2016年4月4日
http://current.ndl.go.jp/node/31228

公共図書館職員向け知識・情報共有プラットフォーム“Biebtobieb”(オランダ)(記事紹介)
Posted 2016年6月17日
http://current.ndl.go.jp/node/31827

国内出版者が刊行した電子書籍が刊行1年以内に電子書籍貸出サービスから利用可能に:出版者と著者等の貸出時の報酬の配分も策定(オランダ)
Posted 2018年10月12日
http://current.ndl.go.jp/node/36812