【イベント】シンポジウム「これからの博物館制度の在るべき姿~博物館法見直しの方向性をさぐる~」(3/2・東京)

2019年3月2日、公益財団法人日本博物館協会が、東京文化財研究所にて、シンポジウム「これからの博物館制度の在るべき姿 ~博物館法見直しの方向性をさぐる~」を開催します。

開催趣旨によると、同シンポジウムはこれからの博物館制度の在り方について、より広範な視点から捉え、現行の博物館法の見直しを進めるための議論を深める機会とするとしています。

定員は120人で、参加には申し込みが必要です。資料代500円が必要です。

プログラムは次の通りです。

・小佐野重利氏(日本学術会議会員、東京大学大学院教育学研究科特任教授)
「提言「21世紀の博物館・美術館のあるべき姿―博物館法の改正へ向けて」から考える今後の博物館制度の検討課題」
・栗原祐司氏(ICOM京都大会2019運営委員長、京都国立博物館副館長)
「諸外国の博物館の状況から日本の制度を見直す-中国・韓国を中心事例として-」
・井上洋一氏(日本学術会議連携会員、東京国立博物館副館長)
「国立文化財機構の取組み-国立機関の機能と役割-」
・小川義和氏(国立科学博物館連携推進・学習センター長)
「自然科学系博物館と博物館法-現状の課題と今後-」
・岡田尚憲氏(日本動物園水族館協会事務局長)
「動物園・水族館から博物館法に望むこと-現状の課題と今後-」
・総合討論
司会:佐々木秀彦氏(東京都歴史文化財団事務局企画担当課長)
報告者5名
コメンテーター:芳賀満氏(日本学術会議連携会員、東北大学高度教養教育・学生支援機構教授)、村田麻里子氏(関西大学社会学部教授)

シンポジウム「これからの博物館制度の在るべき姿~博物館法見直しの方向性をさぐる~」のご案内(公益財団法人日本博物館協会)[PDF:2ページ]
https://www.j-muse.or.jp/02program/pdf/20190302sinpo

参考:
日本学術会議、提言「21世紀の博物館・美術館のあるべき姿―博物館法の改正へ向けて」を公表
Posted 2017年7月21日
http://current.ndl.go.jp/node/34404

E703 – 文部科学省,「新しい時代の博物館制度の在り方について」を公表
カレントアウェアネス-E No.115 2007.10.17
http://current.ndl.go.jp/e703

図書館での施策も含む「文化芸術推進基本計画(第1期)」が閣議決定
Posted 2018年3月6日
http://current.ndl.go.jp/node/35598

文化財の計画的な保存・活用促進や地方文化財保護行政の推進力強化を目的とした文化財保護法及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が成立
Posted 2018年6月4日
http://current.ndl.go.jp/node/36100