欧州研究図書館協会(LIBER)、研究データリポジトリの“FAIRness”の実態に関するアンケート調査を実施中

2018年11月27日、欧州研究図書館協会(LIBER)の研究データ管理に関するワーキンググループが、研究データリポジトリの“FAIRness”の実態に関するアンケート調査の実施を発表しています。

同調査は、リポジトリや搭載されているデータの“FAIRness”に関する分析、FAIR原則遵守のための勧告リストの作成、FAIR原則の定義や遵守に関する誤解の分析、リポジトリ関係者にとってのFAIR原則の遵守と重要性が複雑であることの分析が目的とされています。

リポジトリ管理者や図書館員向けの40項目からなるアンケートと、リポジトリの開発や保守を担当する技術スタッフ向けの25項目からなるアンケート2種類が実施されています。

〆切は2018年末までとなっており、2019年1月にデータの統合・分析が行われます。

Data Repository Survey: Please Share Your Views(LIBER,2018/11/27)
https://libereurope.eu/strategy/digital-skills-services/

The survey for repository managers or librarians
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeXRSapiXNwlkCUHtPxhFLuMBSNKTFO1dQEFZmUxKVXGdjvRg/viewform

The survey for technical staff
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScyYa_xXyDMgCz6Il1QzBq4gDS1uUCBAPlH9srdN9Iai5-uUQ/viewform

参考:
欧州研究図書館協会(LIBER)、研究データのあるべき管理指針について定めたFAIR原則を履行するためのヒントをまとめたファクトシートを公開
Posted 2017年12月12日
http://current.ndl.go.jp/node/35144

欧州研究図書館協会(LIBER)、研究データ管理支援のケーススタディを公表
Posted 2014年7月3日
http://current.ndl.go.jp/node/26503

E2052 – FAIR原則と生命科学分野における取組状況
カレントアウェアネス-E No.353 2018.08.30
http://current.ndl.go.jp/e2052