米・ハーバード大学、600万件以上の米国の判例データのAPIを公開 データの一括ダウンロードも可能に

2018年10月29日、米・ハーバード大学ロースクールのLibrary Innovation Lab(LIL)は、米国の連邦政府と各州の判例集をオンラインで公開するプロジェクトCaselaw Access Projectで判例データのAPIを公開し、データの一括ダウンロードが可能になったことを発表しました。

同プロジェクトでは、同学法学図書館が所蔵する1658年から2018年に発行された判例集4,000万ページ以上をデジタル化し、約650万件の判例のデータセットを作成しています。

Caselaw Access Project (CAP) Launches API and Bulk Data Service(Library Innovation Lab,2018/10/29)
https://lil.law.harvard.edu/blog/2018/10/29/caselaw-access-project-cap-launches-api-and-bulk-data-service/

Caselaw Access Project
https://case.law/

CAP API
https://case.law/api/

Bulk Downloads
https://case.law/bulk/

参考:
ハーバード大学ロースクールの図書館ラボがポッドキャストを開始
Posted 2011年5月13日
http://current.ndl.go.jp/node/18171

ハーバード大学ロースクールの図書館ラボ、クリエイティブコモンズにならった“Library License”というアイディアを発表
Posted 2012年1月6日
http://current.ndl.go.jp/node/19881

米国連邦裁判所の判例を無償で利用可能に
Posted 2007年11月15日
http://current.ndl.go.jp/node/6844