オープンアクセス誌“e-life”、Flockademic、Center for Open Science(COS)が協力し、研究者がオープンに研究物のレコメンドを読者と共有できる仕組みPlauditを開発

2018年10月31日、オープンアクセス誌“e-Life”は、FlockademicのVincent Tunru氏とCenter for Open Science(COS)と協働し、研究者がオープンに研究物のレコメンドを読者と共有できる仕組みPlauditを開発することを発表しました。

PlauditではORCHID iDで研究者がログインして、DOIを持つ研究物をリコメンドすることができ、そのイベントデータをCrossrefに提供します。FlockademicとCOSは、PlauditをCOSのOpen Science Frameworkのプレプリントプラットフォームに統合することを目指してツールの開発を行うとしています。

Plauditは、2018年5月に行ったイベントeLife Innovation SprintでTunru氏等が制作したもので、同イベントを機にeLifeが開発を支援することとなりました。

eLife backs Plaudit for open sharing of research recommendations(eLife,2018/10/31)
https://elifesciences.org/for-the-press/0cf0e963/elife-backs-plaudit-for-open-sharing-of-research-recommendations

eLife Innovation Sprint 2018: Project roundup(eLife,2018/5/24)
https://elifesciences.org/labs/bdd4c9aa/elife-innovation-sprint-2018-project-roundup

@OSFramework(Twitter, 2018/10/31)
https://twitter.com/OSFramework/status/1057631778163343360

@Flockademic(Twitter, 2018/10/31)
https://twitter.com/Flockademic/status/1057621079559147521

Plaudit
https://plaudit.pub/

参考:
オープンアクセス誌”eLife”、神経科学分野の出版者を超えた査読コンソーシアムNPRCに参加
Posted 2018年2月13日
http://current.ndl.go.jp/node/35479

オープンアクセス誌”eLife”、Overleafをはじめとする複数の論文執筆ツールと提携 より簡易な論文投稿を実現
Posted 2017年1月24日
http://current.ndl.go.jp/node/33315