【イベント】日本学術会議社会学委員会東日本大震災後の社会的モニタリングと復興の課題検討分科会主催公開シンポジウム「震災・復興資料の収集・アーカイブズ化の現状と今後の課題」(11/10・郡山)

2018年11月10日、福島県の郡山市民交流プラザにおいて、日本学術会議社会学委員会東日本大震災後の社会的モニタリングと復興の課題検討分科会主催公開シンポジウム「震災・復興資料の収集・アーカイブズ化の現状と今後の課題」が開催されます。

福島大学と、同大学のうつくしまふくしま未来支援センター(FURE)が中心となって進めている文科省科学研究費基盤研究(A)「震災アーカイブズを基盤とする複合型プラットフォームの日本国モデル構築」研究プロジェクトチームとの共催です。

東日本大震災、とりわけ福島原発事故の被災地での「被害および復興過程の記録化とその共有・公開」を可能にするアーカイブズ構築の必要性や、震災・復興資料の収集・アーカイブズ化の可能性について、行政、メディア、学術など異なる立場から震災・復興資料に関わってきた専門家・研究者が一堂に会してアーカイブズ構築の意義と課題について論じるものです。

主な内容は以下の通りです。

報告1 山川充夫氏(日本学術会議連携会員、福島大学名誉教授)
東日本大震災学術調査研究とアーカイブズ―日本学術会議『提言』から―

報告2 菊地芳朗氏(日本学術会議連携会員、福島大学行政政策学類教授)
福島県における震災アーカイブズの現状と可能性

報告3 喜浦遊氏(大熊町)
震災を契機とした大熊町アーカイブズの取り組みについて

報告4 瀬戸真之氏(福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任准教授)
震災・復興に関わるアーカイブズ構築の目的と課題-収集現場から見えてきたもの-

報告5 平川新氏(宮城学院女子大学学長)
文化財としての古文書、アーカイブズとしての歴史資料

報告6 大月規義氏(朝日新聞社編集委員)
震災報道7年余の逡巡~事実を伝え教訓を残す責任と限界~

討論
青柳みどり氏(日本学術会議特任連携会員、国立環境研究所主席研究員)
増田聡氏(日本学術会議連携会員、東北大学大学院経済学研究科教授)

総合討論

公開シンポジウム「震災・復興資料の収集・アーカイブズ化の現状と今後の課題」開催について(FURE,2018/10/9)
http://fure.net.fukushima-u.ac.jp/blog/2018/10/09/%E5%85%AC%E9%96%8B%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%80%8C%E9%9C%87%E7%81%BD%E3%83%BB%E5%BE%A9%E8%88%88%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%AE%E5%8F%8E%E9%9B%86%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BC/

チラシ [PDF:2ページ]
http://fure.net.fukushima-u.ac.jp/wp-content/uploads/2018/10/fffd0f7c6dc824b98ae92b4c6703c488.pdf

参考:
日本学術会議、提言「東日本大震災に係る学術調査―課題と今後について―」を発表
Posted 2013年3月28日
http://current.ndl.go.jp/node/23199