国際図書館連盟(IFLA)、欧州各国の集中管理団体(CMO)に関する基礎的調査の結果を公表

2018年10月8日、国際図書館連盟(IFLA)が、拡大集中許諾制度に関わって、欧州連合(EU)加盟国及びスイス・ノルウェイ・オーストリアを対象に実施した、、集中管理団体(CMO)の有無や、取り扱っている著作物の分野(図書、写真、フィルムなど)について調査した報告書を公開しています。

調査結果は、ポルトガル・リトアニア・ベルギー・フランス・ドイツ・ハンガリーを除く26か国からの回答をもとに作成されたものです。

CMOが存在する場合でも図書館が必要なライセンスを提供しているとは限らない事などが指摘されています。

Are We Ready for Extended Collective Licensing? Initial Data from IFLA Survey of Collecting Society Coverage(IFLA,2018/10/8)
https://www.ifla.org/node/82013

WHY EUROPE NEEDS A FALL- BACK EXCEPTION FOR OUT OF COMMERCE WORKS
IFLA STUDY ON THE AVAILABILITY OF LICENSES TO LIBRARIES BY COLLECTIVE MANAGEMENT ORGANISATIONS [PDF:40ページ]
https://www.ifla.org/files/assets/hq/topics/exceptions-limitations/documents/collective_management_organisation_coverage_survey_draft.pdf

参考:
国際図書館連盟(IFLA)、拡大集中許諾制度に関する報告書を公開
Posted 2018年8月8日
http://current.ndl.go.jp/node/36458