韓国図書館協会・文化体育観光部、ワークライフバランスの定着を目的に職場で人文学系プログラムを実施する事業の対象企業・団体を発表

2018年9月12日、韓国図書館協会(KLA)と文化体育観光部は、忙しい社会人のために職場で人文学系プログラムを実施する事業「訪問社会人人文学」事業の対象企業・団体15か所を発表しました。

同事業は「図書館道の上の人文学」事業の一環として2016年から中小企業・団体を対象に行われているもので、2018年度は、日々の生活で疲れているものの、繁忙のために文化系のプログラムに参加して仕事や生活の価値を見出し、再充電のための時間を過ごすことができない社会人を対象にカスタマイズしたプログラムも実施されます。

プログラムでは、電話相談室員を対象とした対話方法に関する講演や、コールセンターに勤務する外国籍の従業員を対象としたラップによるストレス発散といった内容のほか、建築・広告・音楽・食文化・対人関係・健康といったワークライフバランスに資するための講演や体験型イベントが行われます。

また、文化体育観光部では、ワークライフバランスに取り組む社会人を対象に、余暇時間に参加できる「図書館道の上の人文学」事業の社会人プログラムを今年度後半に全国7つの図書館で実施するとしています。

[안내]2018년 도서관「길 위의 인문학」사업 ‘찾아가는 직장인 인문학’ 개최(KLA,2018/9/13)
http://www.kla.kr/jsp/info/association.do?procType=view&f_board_seq=55726

2018년 ‘찾아가는 직장인 인문학’ 사업 추진(韓国・文化体育観光部,2018/9/12)
http://mcst.go.kr/web/s_notice/press/pressView.jsp?pSeq=16878

参考:
韓国の教育部と文化体育観光部、「人文学及び人文精神文化振興基本計画」を発表:図書館・博物館や読書活動に関する事業も
Posted 2017年1月13日
http://current.ndl.go.jp/node/33249