【イベント】アート・ドキュメンテーション学会第11回秋季研究集会(10/13・東京)

2018年10月13日、東京都文京区のお茶の水女子大学で、アート・ドキュメンテーション学会(JADS)第11回秋季研究集会が開催されます。

9件の研究発表に加え、お茶の水女子大学歴史資料館及び同大学附属図書館の見学会、大学資料整理についての講演が行われます。参加費は正会員が1,000円、非会員が1,500円です。定員は120人で、申込みが必要です。

内容は次のとおりです。

発表1:酒井晶氏(東京国立博物館)
アート・ドキュメンテーションにおける“弁当型”検索の親和性と展望

発表2:黒澤美子氏(公益財団法人石橋財団ブリヂストン美術館学芸課司書)
石橋財団アートリサーチセンターライブラリーの取り組みについて

発表3:住広昭子氏(東京国立博物館学芸企画部情報資料室)
ミュージアム・ライブラリーにおける館蔵文化財情報と文献情報の関連付けについて–東京国立博物館資料館の試み

発表4:グッド長橋広行氏(ピッツバーグ大学図書館)
JALプロジェクト参加者、現場からの報告

講演:長嶋健太郎氏(お茶の水女子大学図書・情報課大学資料担当)
お茶の水女子大学の資料整理について(仮題) 

見学(昼休み):お茶の水女子大学歴史資料館自由見学、お茶の水女子大学附属図書館見学会(希望者のみ)

発表5:若月憲夫氏(茨城大学人文社会科学部非常勤講師)、石川敦子氏(株式会社乃村工藝社コーポレート本部経営企画部)、岡部周子氏(株式会社乃村工藝社コーポレート本部経営企画部)
コミュニケーションスペースとしてのライブラリーの可能性を考える–(株)乃村工藝社大阪事業所ライブラリーを題材に

発表6:堀井美里氏(合同会社AMANE)
学術資料調査・整理過程の検証とオープン化に関する考察

発表7:鴨木年泰氏(公益財団法人東京富士美術館)、谷口英理氏(独立行政法人国立美術館国立新美術館)
全国美術館会議情報・資料研究部会によるアーカイブズ資料所在調査の実施について–その目的と可能性、および課題

発表8:橘川英規氏(東京文化財研究所)、川口雅子氏(国立西洋美術館)
日本の展覧会カタログ論文の国際的可視性を高めるための取り組み:「東京文化財研究所美術文献目録」のOCLCへの提供

発表9:水谷長志氏(跡見学園女子大学)
MLA連携は学部学生の新たな調査研究手法になるだろうか?

第11回秋季研究集会のお知らせ(JADS, 2018/9/5)
http://www.jads.org/news/2018/20181013.html

参考:
E1881 – JALプロジェクトから得た3度の「提言」を考える
カレントアウェアネス-E No.319 2017.02.09
http://current.ndl.go.jp/e1881

東京文化財研究所と国立西洋美術館、「東京文化財研究所美術文献目録」をOCLCに提供
Posted 2018年2月16日
http://current.ndl.go.jp/node/35506

【イベント】アート・ドキュメンテーション学会第10回秋季研究集会(11/19・東京)
Posted 2017年10月24日
http://current.ndl.go.jp/node/34884