長崎県立図書館と大村市立図書館が一体となった新図書館、愛称は「ミライon図書館」に決定

2018年6月27日、長崎県が、「長崎県立・大村市立一体型図書館及び大村市歴史資料館」の施設愛称が「ミライon」(ミライオン)に決定したと発表しています。また、同決定に伴い、「長崎県立・大村市立一体型図書館」の愛称を「ミライon図書館」とするとしています。

全国から1,507作品の応募があり、選考委員会での選考を経て決定されたものです。

施設愛称には、「未来(ミライ)」と「ON(on)」の単語を足し合わせた造語で、現在のこと、過去のことの多くのことを知ることで、未来の自分のためのスイッチをONにできる場所になってほしいという意味が込められていると説明されています。

また、選定理由として、図書館や歴史資料館で、過去・現在の様々な歴史や文化を見たり、知ることをきっかけとして、「未来の自分や郷土」のことを考え、夢を抱き、自発性や積極性を高めてほしいという期待が込められており、未来志向が強く感じられることや、「ミライon」の「on」の部分については、「大村(omura)」と「長崎(nagasaki)」の頭文字でもあることから、長崎県と大村市が共同で整備する施設に相応しい愛称であることがあげられています。

施設の愛称が決まりました!(長崎県,2018/6/27)
https://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/kanko-kyoiku-bunka/shogaigakushu-shakaikyoiku/toshokan/344866.html

参考:
高知県立図書館と高知市民図書館が一体となった新図書館、愛称は「オーテピア」に決定
Posted 2015年9月15日
http://current.ndl.go.jp/node/29436

CA1878 – 研究文献レビュー:日本の公立図書館における経営形態 / 小泉公乃、德安由希、矢野光華、山田瀬奈、小室祐樹
カレントアウェアネス No.328 2016年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1878