国立公文書館、東京本館閲覧室において三井文庫所蔵「旧大蔵省文庫筆写資料」(デジタル画像)の提供(閲覧)を開始

国立公文書館が、東京本館閲覧室の専用端末(1台)で、三井文庫所蔵「旧大蔵省文庫筆写資料」(デジタル画像)の提供(閲覧)を開始したと発表しています。

同館では、他機関が所蔵する国の公文書やこれを補う情報が記載された資料を対象に、デジタル複製によるそれら資料の収集及びそれらの提供に当たっての課題把握を行なうことで、歴史資料等の収集及び提供を実現するパイロット事業を実施しています。

今回提供が開始された、三井文庫所蔵「旧大蔵省文庫筆写資料」は、萩藩出身の政治家井上馨の伝記(『世外井上公伝』昭和9年(1934)刊)編纂のために三井家編纂分室が大蔵省において資料を筆写したものです。大蔵省に保存されていた原本は関東大震災で焼失しました。

同資料の複写に関しては、2018年度中の開始予定で調整していると説明されています。

国立公文書館 お知らせ
http://www.archives.go.jp/
※「三井文庫所蔵「旧大蔵省文庫筆写資料」(デジタル媒体)の提供(閲覧)について new」とあります。

三井文庫所蔵「旧大蔵省文庫筆写資料」(デジタル画像)の提供(閲覧)について(国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/news/20180329.html