米国議会図書館(LC)、将来にわたり保存すべき録音資料の2017年度分として25作品を追加:登録資料が500点に到達

2018年3月21日、米国議会図書館(LC)が、将来にわたって保存すべき米国の録音資料を登録している“National Recording Registry”に、2017年度分として新たに加える作品25点を発表しました。

国連憲章起草のために1945年にサンフランシスコで開催された「国際機関に関する連合国会議」(UNCIO)の様子を放送したNBCラジオの音源や、映画「サウンド・オブ・ミュージック」のサウンドトラックなどが新たに選ばれています。

LCでは、録音資料保存法(National Recording Preservation Act)のもと、全米録音資料保存委員会(National Recording Preservation Board)の助言を受け、文化的、歴史的、あるいは芸術的に重要で、発表から少なくとも10年以上が経過している録音資料25作品を毎年選んでおり、今回の登録により、登録資料が500点となりました。

National Recording Registry Reaches 500(LC,2018/3/21)
https://www.loc.gov/item/prn-18-028

National Recording Registry Reaches 500! (LC,2018/3/21)
https://blogs.loc.gov/loc/2018/03/national-recording-registry-reaches-500/

参考:
米国議会図書館、将来にわたり保存すべき録音資料として25作品を追加
Posted 2017年3月30日
http://current.ndl.go.jp/node/33737