【イベント】国際シンポジウム「不可能への挑戦 形のないアートを保存する ー博物館におけるパフォーミングアーツとメディアアーツのアーカイブと展示を巡ってー」(2/22・東京)

2018年2月22日、早稲田大学において、早稲田大学演劇博物館等主催の国際シンポジウム「不可能への挑戦 形のないアートを保存する ー博物館におけるパフォーミングアーツとメディアアーツのアーカイブと展示を巡ってー」が開催されます。

近年、博物館で問題となっているパフォーミングアーツやメディアアーツの分野におけるオリジナルの作品の保存方法について、国内外の博物館などから専門家を招き、保存の困難なアートをどのようにアーカイブし、展示していくかについて検討するものです。

参加費は無料ですが、定員は90人(先着順)で、事前の申し込みが必要です。

内容は以下の通りです。

・司会 岡室美奈子氏(早稲田大学演劇博物館館長)

【第一部 各館における取組みについて ―発表―】
・「パフォーマンスを保存する ―演劇をアーカイブするためのストラテジー―」
エリックコリアリー(Eric Colleary)氏(テキサス大学オースティン校ハリーランサムセンター 演劇&パフォーミングアーツ・キュレーター)

・「ショーは続いていかなければならない ―21世紀におけるヴィクトリア&アルバート博物館でのパフォーミングアーツの収集と文書化―」
ラモーナ・ルイジェフスキ(Ramona Riedzewski)氏(ヴィクトリア&アルバート博物館 演劇・パフォーマンス部門収蔵品管理部長)

・「ICCの映像アーカイヴ「HIVE」と展開可能性について」
畠中実氏(NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 主任学芸員)

・「演劇アーカイブを補完するデータキュレーション」
土屋 紳一氏(早稲田大学演劇博物館デジタル・アーキビスト)

【第二部 アーカイブの未来について ―パネルディスカッション―】

国際シンポジウム 不可能への挑戦 形のないアートを保存する ー博物館におけるパフォーミングアーツとメディアアーツのアーカイブと展示を巡ってー(早稲田大学演劇博物館)
https://www.waseda.jp/enpaku/ex/5630/

チラシ [PDF:2ページ](早稲田大学演劇博物館)
http://www.waseda.jp/enpaku/wp-content/uploads/2017/12/A4_Flyer_DL.pdf

参考:
Google Cultural Instituteに「パフォーミングアーツ」をテーマにしたギャラリーが公開
Posted 2015年12月2日
http://current.ndl.go.jp/node/30112

コーネル大学図書館が30万ドルの助成を受けて電子情報保存の枠組みの開発へ―メディアアートアーカイブを試験台に
Posted 2013年2月20日
http://current.ndl.go.jp/node/22931