Knowledge Exchange、連携により構築・運営されている研究データ基盤の現状を概観・分析した報告書を公開

2017年11月29日、高等教育・研究向けインフラの活用と開発を目的に、英・JiscやオランダのSURF等6か国の研究機関によって共同で運営されているKnowledge Exchangeが、連携により構築・運営されている研究データ基盤(FRDI)の現状を概観・分析した報告書“The evolving landscape of Federated Research Data Infrastructures”を公開しました。

KEへの参加機関が所在する、6か国(英国、フランス、ドイツ、オランダ、デンマーク、フィンランド)において、連携により構築・運営されている16の研究データ基盤を対象に、2017年前半、それらインフラを運営する組織の専門家へのインタビューの形式で調査は実施されました。

連携を促進する要因、連携による便益、研究・研究者への影響、今後の課題などを理解することが目的で、報告書では9つの主要な結論としてまとめられています。

The Evolving Landscape of Federated Research Data Infrastructures(KE,2017/11/29)
http://www.knowledge-exchange.info/news/articles/29-11-2017

The evolving landscape of Federated Research Data Infrastructures(KE)
http://www.knowledge-exchange.info/event/federated-rd-infrastructure

The evolving landscape of Federated Research Data Infrastructures(Zenodo,2017/11/27)
https://doi.org/10.5281/zenodo.1064730

参考:
E1925 – オープンサイエンス基盤研究センターの新設について
カレントアウェアネス-E No.327 2017.06.22
http://current.ndl.go.jp/e1925